らいむすとーん -24ページ目

『まつさをな』演劇集団キャラメルボックス/サンシャイン劇場

『まつさをな』演劇集団キャラメルボックス/サンシャイン劇場

2007/04/28(土)19:00開演

池袋のサンシャインに行くのは15年ぶりくらい。

一度、キャラメルボックスの芝居というものを観てみたいな~と思ってた。
コリッチのホームページにも何だか「まつさをな」とか表示されていて、いい機会かと行って来た。
チケットを予約したのは、前日。あれ、当日かも・・・。

座席:1階20列20番

パンフレットに目を通すと、私の嫌いな劇団☆新感線の粟根まことが客演してる・・・。凹む。
1月のハイリンドの公演に出演されていた大森さんは今回は出演していない。

粟根まことは、お約束とおり、やっぱり眼鏡姿で登場した。演技は新感線のままだ。台詞もリアクションも。
でもキャラメルの中に、1個だけ違う粒が居る、このパターンで観ると、悪くない。
コミカルさが際立って、良かった。心配したけど助かった^^

劇場がいいのか、役者の声の張りがいいのか、20列目だというのに、台詞の聞こえがすこぶるいい。

キャラメルでの時代劇ものは6本目という。
いまひとつ把握できなかったのだけど、カテコでの説明によると、時代劇ものの場合には、ヅラ選手権なるものを行っているとか。本公演が、スプリングツアーのちょうど中日(なかび)ということで、途中経過を発表していた。

とりあえずこんなもんで保存しておこう。

『ピンポン、のような』時間堂/王子小劇場

『ピンポン、のような』時間堂/王子小劇場

2007/04/28(土)14:00開演

王子で降りるのは初めて。
劇場にはそう迷わずたどり着けた。そう、10mくらい行き過ぎただけで^^;
劇場が地下にあるという小劇場は多いのだね。

さて。
まず照明が気に入らない。
最前列に座ったのだが、舞台前方部に私の影が背後にあるライトによってうつってしまう。
またそのライトにより隣のお客が明るく照らされて視界に入ってしまう。
それに増して、運悪くその隣のお客が、開演してから、もそもそ動きやがって、気が散る。

それで、ストーリの導入部が頭に入らずさんざんなことに・・・。

それでケチがついたか・・・。

舞台の床面も少し高めに作ってあったので、あんばいよく観るには最前列ではなく段差のある3列目くらいに座った方が良かったか。

チラシによると、コメディらしいのだけど、正直なところ全く面白くない><
笑いのツボがあわない。
ちなみに世間さまでの評判はそう悪くない。むしろ良いくらい?

私が体調不良だったのか、機嫌が悪かったのか、ちょうどこの時間帯の東京の空模様のように虫の居所が悪かったのか。
照明の件はちょびっとあるにしても、そう不調でもないと思うんだけど。
(夜に違うのをもう一本観てるし)

台詞は、それこそピンポンのようにぽんぽん飛ぶ。
わりと軽い調子。
でも殆ど卓上で跳ねずにアウトなってる感じ。
あるいは、役者は間違いなく「言葉」を返してるのだけど、それがラリーになってない。
会話劇が、なにかどこかの国の翻訳した不器用な"戯曲"のよう。
すっと気持ちが入ってこない。

この回では、終演後に、作・演出家と4人の役者によるアフタートークの時間があった。
お客からの質問も受け付けていた。
どこらへんがコメディですか?って・・・聞けないよね(汗)

『幽月夜想 ~かすかなつきよにおもふ~』劇団パラノイア・エイジ/下北沢「小」小劇場

『幽月夜想 ~かすかなつきよにおもふ~』劇団パラノイア・エイジ/下北沢「小」小劇場

当日券
自由席
2列目センターに鎮座。

『キャッツ』観たあとにどうしようかな~と思いつつ。
渋谷の『写楽考』とかも気になる、『コンフィダント』はチケット手に入らないしとか思いつつ、、、とりあえず下北沢で降りてみた。

「小」小劇場の前まで行ってみる。劇場前でチラシをじっと見つめる。あんまり面白くなさそうだ・・・。中に居た人に「当日券、ありますよ」なんて言われたけど。

本多劇場でも何かあるらしい。

どうしよう。

結果的に、舞台と客席との濃密さを取って、「小」小劇場の方を観ることに。観たあと後悔で凹むのかなと思いつつ。当日券購入。でも価格は前売りの価格で扱ってくれた。


ところが、意外や意外、これが傑作だった。
タイトルやチラシの文面から思い浮かぶよりも深く広い物語が舞台で繰り広げられる。

最初に、Bメロ(物語の中盤の場面)が来る。で、それから、Aメロ(物語スタート)が始まる。
で、Bメロはあとでもう一回出てくる。そこで、あれはここで繋がるのか、と頷いちゃうわけ。

全体的に和のテイスト。
場面転換は、いくつかの簾を上下させてそれでスイッチさせる。これがまた物語にマッチしてる。

観た印象としては、内田康夫の「浅見光彦」シリーズの感覚に似ている。
主人公の名前も「浅見」だし。←これ、制作サイドは意識してやってるのかな。

コリッチ評価、星4つ。

そうそう。
余談だけど、「小」小劇場の隣のペッパーランチが潰れてた。3月末で閉店。

『キャッツ』五反田キャッツシアター

『キャッツ』五反田キャッツシアター

S回転席1階3列57番(センターブロック,上手通路際)

(ここから小声)
大きな声ではいえないのですが、また観てきちゃいました。
キャストも大して変ってないのに。
昨日のこと、ふとメールを見たらS回転席の譲渡の情報が入って来て、瞬時に手を挙げちゃいました。汗
あれです、猫にネコジャラシを見せると必ず反応するでしょう。
同じことです・・・。キャッツだけに・・・。

相変わらず猫の名前が覚えられないんですが、
メス猫たち、かわいかったです^^
白いやつとか。

握手はちょっと黄色とオレンジが入ったような猫ちゃんと。
あんまりできなかった、残念。

タガー〆ではもちろん叫んだよ^^
(小声ここまで)

【キャスト】
グリザベラ      奥田久美子
ジェリーロラム=グリドルボーン  遠山さやか
ジェニエニドッツ   高島田 薫
ランペルティーザ   王 クン
ディミータ      団 こと葉
ボンバルリーナ    南 千繪
シラバブ       南 めぐみ
タントミール     高倉恵美
ジェミマ       熊本亜記
ヴィクトリア     宮内麻衣
カッサンドラ     大口朋子
オールドデュトロノミー  種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ  村 俊英
マンカストラップ   青山祐士
ラム・タム・タガー  キムスンラ
ミストフェリーズ   杜 彦昊
マンゴジェリー    百々義則
スキンブルシャンクス 岸 佳宏
コリコパット     王 斌
ランパスキャット   張 沂
カーバケッティ    劉 志
ギルバート      范 虎
マキャヴィティ    赤瀬賢二
タンブルブルータス  張 野

DKZ プロジェクト始動

DKZ プロジェクト始動

Debu KaiZen プロジェクト
デブ改善 プロジェクト

お腹にとうとう、ぷよぷよ感が出てきた。
先日書いた日記にあるように、このところ甘い物をやみくもに食べ過ぎていた。
明らかに、糖質と脂質の摂取しすぎ。

メタボリックとはまだまだ無縁だけどこのままでは危ない。

ということで、痩せます。コントロールします(きっぱり)

ジムさぼり過ぎ。
普段動かなさ過ぎ。
これらがかなり祟っている・・・。

早速、3ヶ月近くご無沙汰していたスポーツクラブのジムフロアに行く。
(ジムのバスだけはよく使っていた^^;)

・ウォーミングアップ
エアロバイク5分

・ウェイトトレーニング
いろいろ。といっても軽くいくつか。
負荷は以前の7割くらいしか出来ず。もっとやばいかな。
ショックだったのはシットアップのセット数を全然こなせなかったこと。
あらまそんなに落ちてたか。

・有酸素運動
エアロバイク60分
軽い負荷でいいのについ強めに漕いでしまう。
強いと心拍数が上がりすぎて効果が低くなってしまうのね。

この間の水分摂取量は、1.8リットルくらい。


3ヶ月行かなかった間にも、地球は廻っていた。
社会は動いていた。
常連さんはやっぱり相変わらず通って来ていた。

iPodを聴きつつ、ファッション雑誌を読みつつ、携帯でメールをしつつ、エアロバイクやステアに勤しむ女の子。ちょっと臍だしのスタイル、いつ見掛けてもそう。不機嫌そうな表情でやっているのが不思議さをかもし出す。

やっぱり雑誌に目を通しながら黙々とランニングステアをこなすお姉さんは、体型とステアのこなし具合から見ておそらくマラソン経験者。ステアのあと必ずシットアップをやって帰っていく。他のトレーニングはしない、一貫性の持ち主。

親子三人連れで来る家族。このおやじさんは凄い負荷でバイクを漕ぐ。かなりの体力。おばさんと娘はそっくりで親子だってすぐ分かる。娘さんはけっこう可愛いのだけど、おばさんを見ると・・・、娘さんも歳を重ねるとあぁなるのねって感じ^^;

シットアップ(腹筋)する機材の所でひたすら肩を廻しほぐしたり、ラットプルダウン(背中)の機材の前に立ってひたすら屈伸を繰り返したりする、目障りな白髪のおじさん。最初は目障りだったのが、だんだん自然な感覚「お、またおっさん来てるな」て変ってきたの不思議。

胸を張って小さなダンベルを手に持ち、大きく手を振りウォーキングマシンをこなすおじさんは、もじゃもじゃパーマ頭でいつでも肌はこんがり真っ黒。ウェイト機材も自在にこなして筋力もある様子なんだけど、お腹だけは見事に太ってるの。完全メタボ。動く以上に食べ過ぎなんだろうね~。

ほかにも常連さんは沢山居て、みんな特徴がある(笑)
ほんとによく続くよね。

私も続くように、プレッシャーを掛ける意味で月額会員(毎月8000円弱)なんだけどね(来たときだけ毎回700円位払うコースもある)。

さて体重を適正に落とすべし。

光枝明彦(おみつ)さんに遭遇

光枝明彦さんは、劇団四季時代に、私は『夢から醒めた夢』(デビル役)、『ユタと不思議な仲間たち』(ペドロ親分役)で何度も拝見したことのある大好きな役者さん。

2006年に劇団四季を退団され、新たに活動を始められた。
今はブログも書かれている。
http://www.omitsu.com/diary/

2007/04/22(日)、日生劇場に『ジキル&ハイド』を観に行った。
舞台は1幕と2幕の構成で休憩が20分(?)ほどある。

幕間の休憩時間に、ふともよおし・・・。化粧室へ。
化粧室の入り口で人とすれ違う。
すれ違いさま。あれ?見たことある?光枝さん!?
一瞬躊躇してそのまま化粧室に入りかけてしまったが、後姿の光枝さんに思わず声を掛けてしまった。
「あの、光枝さん?」
振り返って、はい、と。
私:「あぁ、1月のあのあの」タイトルがすぐ出てこない(汗)
光:「タイタニック」
私:「はい!タイタニック、拝見させていただきました!」
光:「あぁ、そうですか(ニコニコ)」
私:「四季時代から拝見してました!」
私:「ユタが始まって、親分のお姿で観られないのが残念です」
とお話すると笑っておられた。

かかさず、「握手していただけますか」。
握手もしていただいた^^

思いがけない、幸せな時間^^

『ジキル&ハイド」には『タイタニック』で共演された浜畑賢吉さんが出演されているのでその繋がりでお越しだったのだろう。

自分の座席に戻ろうと1階席の入り口を入ると、目の前に光枝さんを発見。
1階の最後列、センターブロックの上手通路よりのお席だったのだ。
1つ伺いたいこと(*)があったのだけど、2度目のお声がけは流石にやめておいた。

あんなに目に入るお席だったから、他にも気が付いたお客さんがいたんじゃないかな。

(*)『タイタニック』の終盤にワイングラスを踏み潰す場面は日本版独自の演出なのかというのが、疑問だったので。

『外は白い春の雲』大人の麦茶/下北沢「小」劇場

『外は白い春の雲』大人の麦茶/下北沢「小」劇場

2007/04/22(日)18:30開演

自由席,当日券で入場。

最初にひとこと。
自らが見つけて観に行った公演としては「大ヒット」な作品。
もはや下北沢「小」劇場でやるようなこじんまりとした劇団・作品ではないと思うのだけど。

これまでにも何度か書いたが一旦都内に出たからには、時間を有効に使いたい。
昼間は「ジキル&ハイド」を観た。
夕方は空いている。何か観たい←飽くまで舞台しか頭にはない(苦笑)

あれこれ探してみるが、日曜日にソワレを行うことは少ない。
探しているうちに、本多劇場のホームページで下北沢「小」劇場に於いて大人の麦茶『外は白い春の雲』のソワレ(これが千秋楽)があることを知った。開演時間は18:30。日曜日ソワレとしては遅めの開演時間だが、『ジキル&ハイド』を観てから行くには好都合。

さっそく電話でチケットのことを問い合わせると、前売りは完売とのこと。当日券狙いで行くことはよくあるので気にしない。
それで『ジキル&ハイド』が終演後、速やかに下北沢に向かう。
当日券狙いだから早めに並ぼうと思った。
劇場前に到着したのは、17時頃。

驚いたことに劇場前の路上には既に50人以上の行列が出来ていた。
千秋楽だから?
それにしてもね。
それも行列の殆ど男性で、見えた範囲で女性はお一人。
え、男性ファン主体の劇団なのか? 逆宝塚?違うでしょって(笑)

並んでいるうちに気が付いたのが、この公演にはハロ!ープロジェクト(ハロプロ)のメンバーが一人参加しているのだった。
前田憂佳(1994年12月28日生まれ)今年4月から中学生かな。
それでなの?ハロプロには疎いのでよく分からないけど、どうやらそうらしい。
ハロプロから客演といっても、ハロプロエッグの方から。

※ハロプロエッグとは - はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CF%A5%ED%A5%D7%A5%ED%A5%A8%A5%C3%A5%B0

それにしても凄まじい集客力。

受付開始は17:30.その時点での行列は70人近くに及んでいたかと。

私は、当日券 受付番号15番。

1階最後列のやや上手寄り。
目の前に7cm角くらいの柱があって視界が・・・。
少し前のめりの体勢。
そんな体勢でも全然苦にならないくらい、あっというまの2時間。

作品は、シリアス系恋愛コメディドラマ。

最初は筋や出演者の名前を掴むのに躍起。だんだんシナリオに入り込んでいく。
演技、演出に変な臭みやえぐみがない。自然。
だからストーリが進むにつれてこちらもぐいぐい入り込んでいく。
コメディだから数々の小ネタが沢山あるのだけど、それも自然。
なんとよく出来た脚本なんだろう。
公演チラシの裏面によると、以前に好評だった『パーティあけ』なる作品を全面改訂したものだそうだ。
Sの要素とMの要素がありその間でのやりとりが面白可笑しい。
ラストがとてもすがすがしい。輝ける希望に満ちたラスト。
ごめんなさい、私に表現力がないものでなかなかお伝えし切れない。

もの凄く面白い。
「これなら自信を持って人を誘える!」と思えるパーフェクトな舞台はなかなかないが、今日のこの公演はそのパーフェクトさを持っており、素晴らしい。

脚本、演出、役者、演技、セット、その他、すべての素材が絶妙なバランスで混ぜ合わされ調合された結果といえるだろう。

ただ。でもこれが千秋楽・・・。
次回に期待。

カーテンコールでは、一列に並んだキャストの名前を紹介していくなか、女性キャストにはお客さんから小さい目だけどすごく綺麗な花束を渡されていた。これは劇団ファンから?それともハロプロファンから?

千秋楽ということもありカーテンコールも盛り上がる。
私は初めての"大人の麦茶"だったが、あまりの作品の素晴らしさに、思わずヒューヒューと叫んでしまった。
それを皮切りに他のお客さんもヒュー、ピューに乗ってくれたので嬉しい^^

帰り掛けにプログラムも購入し、ヒロイン役の長澤素子さんにサインも戴いてきた^^
終演後にキャストに逢えるのは小劇場ならではのこと。
彼女の演技は、置かれたシチュエーションにおいて凄く自然でかつ非常に面白く可笑しかった。
すっばらしい。

今回の作品は下北沢「小」劇場では小さく、もう1回り大きくてもいいと思った。
となると「小」ならではの濃密濃厚な感覚が薄れてしまいもったいないけど。

mixi にも「大人の麦茶」コミュニティがあったので早速参加した。

1つだけ苦言。
ビジネスの面で集客を狙ってなのか、どうもハロプロとのタッグが強すぎるようだ。
次回公演は、紀伊国屋ホール。いきなり2回りかそれ以上器がでかい。
それはその客演による集客を狙ってのことなのか。
プロデュースする側としてはビジネスの成功を考慮してのことだろうが、ぜひ作品と演出、演技を中心として勝負・拡大していって欲しい。
(もっとも、ハロプロ目当てで来たのにオトムギにもはまってしまった、という人がいるのも確か)

【キャスト】
本名    役名
--------------------------
中神一保  後田義晴(ウシさん)
長澤素子  三宮昭子(サンノミヤ)
池田稔   国見万年(シャイン)
眞賀里知乃 小池貴恵(タカエ)
久保木秀直 中原忍(教官)
前田憂佳(ハロプロエッグ) 倉島理央(リオ)
熊谷美香  川越渚(ナギサ)
三宅法仁(innerchild) 天野友紀彦(アマノ先生)
大澤桂子  土橋桐子(ドバシさん)
北原愛   アリカ
並木秀介  高田宗道(ランデブー、高田ランデブー)

『ジキル&ハイド』日生劇場

『ジキル&ハイド』日生劇場

2007/04/22(日)13:30開演

休憩あり

S席1階C列28番(6列目,センターブロック)

マイ・ファースト・鹿賀丈史は、以前にテレビ朝日系列で放送されていたドラマ「私鉄沿線97分署」だった。
当時、警察署のセットが実家の最寄駅近くに設営されていたので尚更記憶に留まっている。

その鹿賀丈史が劇団四季の出身だとは露ほども知らず。
『レ・ミゼラブル』も初演以来何年も観たことはなく。
ミュージカル役者という印象は殆どなかった。
ストレートプレイの『デモクラシー』で役者としては観たことはあった。

ということでミュージカル役者としての鹿賀丈史を観るのは今回が初めて。

2005年冬の公演のときにも何枚もチケットを取ってあったのに、仕事の都合で全て放棄せざるを得ず。

そんなこともあるし、鹿賀丈史のラスト『ジキル&ハイド」ということもあって、観に行けたことがかなり嬉しい。

鹿賀丈史、凄く唄えるんだということを初めて知った。
(レミゼのCDも四季時代のジーザスのCDも聴いていたけどリアルは初めて)

見事にジキル博士とハイドを演じていた。
一瞬で台詞の調子も声色(声帯の使い方)も精神状態もスイッチを切替えてジキル博士とハイドを演じる。
それも何度も何度も。あれは離れ業。

余談だけど、ちょうど今出ている Tarzan という雑誌に鹿賀丈史が載っていて、普段から身体を鍛錬していること、家に酸素カプセルがあってこの公演中にはそれを劇場に持ち込んで使っていること、それだけ演じるのが厳しいのだ、ということが書かれていた。

石井一孝が、ときに真面目に、ときにパロって、ジキハイを取り上げているし、本人もやりたそうだけど、これは大変だぞ~。

婚約者役の鈴木蘭々は、2005年の公演に出演予定だった知念里奈が妊娠で降板してしまったために急遽抜擢されたキャスティング。多分あのときが初舞台(ミュージカル)だったのでは、と思うのだけど。制作発表のイベントのときにはストーリも自身の役柄もよく分かっていない状態だったようでインタビューではシドロモドロだった。←私のアメーバブログの方にそのときの記事のコピペあり。
唄も演技もそつがなくて、他の演目でも観てみたいなぁと思う。あれ、唄は上手っていうのかな?私はとりあえず唄えていると思っているのだけど・・・。

マルシアは、『ジキル&ハイド』の初演が初舞台だったそうで。それ以来数々の場を踏んでいるだけあって申し分なしだった。熱し具合・弾け飛び具合は、先日の『ブルックリン』の方が上だけと、ま、そもそも役柄が違うからね。

ジキル博士の良き理解者であり弁護士のジョン役、戸井勝海も流石でした。

それから、アンサンブルも実力ある方が演じているようで、素晴らしく、見入ってしまった。

これはもう一度観ておきたい。でも行けるかな。

(余談)別の日記として書こうと思うけど、昨年、劇団四季を退団された光枝明彦がお越しでした。おそらく1月の『タイタニック』で浜畑賢吉と共演されていたからでしょう。ちょっとだけ光枝さんと会話させていただきました^^

【キャスト】
鹿賀丈史 医師ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド氏
鈴木蘭々 婚約者 エマ・カルー
マルシア 娼婦 ルーシー・ハリス
戸井勝海 弁護士 ジョン・アンターソン
浜畑賢吉 ダンヴァース・カルー卿

【アンサンブル】
丸山博一
宮川浩
大須賀ひでき
荒井洸子
有希九美
阿部よしつぐ
石山毅
岩田元
大江尚穀
岡田誠
小関明久
中西勝之
Akane
秋園美緒
園山晴子
平澤由美
真樹めぐみ

『マリー・アントワネット』帝国劇場

『マリー・アントワネット』帝国劇場

2007/04/21(土)17:00開演

1階B列40番(2列目,上手サブセンターブロック)

書いたまま読み返してもいないけどアップしちゃいます。
支離滅裂なのは覚悟してください^^;

2007年の凱旋公演が開幕してから3度目の観劇。
初演も地方公演も観てないので、通算3度目の観劇。
前の2公演は笹本マルグリットだったので、一度、新妻聖子のマルグリットを観ておきたく、チケットを探した。

今回も譲渡掲示板を利用です。ホントにサイト運営されている方には感謝で頭があがりません。
思いがけず2列目という良席のチケットを入手。

ただ、上手サブセンターでスピーカに近かったため、開演したての最初のうちは何か音響に違和感が。暫くしたら慣れたのだけど。

3度目の観劇にして少し観方が変った(みたい)。
この公演をこれまで2度観て、感動とか、涙とか、そういうことはなかった。レミゼのように勝手に泣けたりしないし。注目の的はカリオストロ役の山口祐一郎その人であったり、オルレアン公役の鈴木綜馬であったりして、それらの役者が出演していることに興味があった。
でも、感動する人は感動するし、泣けてしまう人はどうにもとまらず泣けてくるらしい。
左隣の座席の方はハンカチタオル片手に見入っていた。
どうもこの作品のもつ質と私が同調するアンテナの方向や周波数は違うらしい。
私の見方は、マリー・アントワネットはどうにもならない浪費家でそれをあとあとになっても反省するわけでもなく、懺悔して神にすがるでもなく、わがままだらけのワル女、ギロチンに掛かったのは当然の成り行き、そんなものだった。だから泣けてくる筈もなく、淡々とストーリを追うのみ。お気に入りの役者に魅入るのみ、だった。

そこをこんな風に捉えてみた。マリー・アントワネットは王妃という、自ら、彼女の精神の健全さを保つために浪費せざるを得なかった、心を満たすが為にやりたい放題に至ったのだと。これは浮かんでくる情景の1つ、例えばです。そんな一本、心の芯がスっと通った、ある意味強い女性であったがために、悲惨な結末に至るしかなかったのだと。

それから、この舞台では役者の精神状態がなかなか私自身には乗っかってこないものであったので、自分から、その役柄の身に近づいてみた。要するに一緒になって唄い(唄うつもり)、会話し(会話したつもり)、感情を乗せてみた。
ここまですると、フェルセンとアントワネットの身分違いの恋愛、別れ、犠牲心、いたわり、苦しさも、身に入ってくる。アントワネットが最盛期に言いたい放題であった状態から徐々に追い詰められ、ただ一人だけの身になっていく姿も、外側からの傍観者ではなく、一歩近くに寄ってその時代を見つめているつもりにもなれた。

なんだかややこしくなってきたので、いつも通り小ネタのメモ書きに戻る。こまかいことばかりなので、観たことある人でないと、ついて来れないはず^^;
えー、ストーリは、原作の遠藤周作著「王妃マリー・アントワネット」をどうぞ^^

マルグリット役の新妻聖子、良し。前回の笹本マルグリットと比べてどうかというと、どちらもいい。なんだか比較できない。今までの観劇経験からすると、私の好みは新妻聖子なのだけど、今回はどちらでもいい。もし次回観ることがあったとしても、どちらのキャストのチケットでもいい。うむ。

最初の晩餐の場面、前回、オルレアン公がおかしなメイクをしていると書いたけど、彼だけではなかった。出席している紳士淑女みんながどこかしら白く塗っていたり赤くマークを入れていたり。当時の流行だったのか。

「パンがなければケーキを食べなくてはねぇ」という台詞は、アントワネットではなくてその傍のご婦人の台詞だったのね。これは前回気付いたけど、日記には書いてなかった気もするのでメモ。
そして、アントワネットがマルグリットに対して「パンはないけどシャンパンはいかが~」とあしらう場面、シャンパングラスをマルグリットの頭付近でヒラリとさせるのだけど、よく見るとヒラリとさせたときにキラキラキラっとしてあたかもシャンパンを振りかけたかのように見えるようにしてるのね。でもこれ、前回双眼鏡で観ていても気付かなかった。これは今回近場で観たからこそ気付けた点かな。

鈴木綜馬オルレアン公の「私こそがふさわしい」(だと思う)では、拍手でショーストップ。でも良く見たら、その拍手、指揮者・塩田がさんざんお客に向けて煽っていたからなのね。でもね、あの唄はすんばらしい。鈴木綜馬は今回の役で新しいファンを相当開拓できてると思う。それだけハマりきってる。

ロアン大司教役は林アキラ。いまさらながら、この方が歌唱指導担当なんだね。そんな風には見えないけど。そういう意味では先日『阿国』で観た深沢(だっけ・・・)もそうだったけど。
ボーマルシェがロアンを紹介する場面、今日は「赤頭巾」っておちょくってたけど(確かCDでもそう言ってる)、前回は言ってなかった気がするんだよね。これも回によって違う?

山路和弘ボーマルシェの「こまんたれぶ~」は、今日は「プレミアン」と喋っていたような。CDは「こまんたれぶ~」だったけど、この部分は回によって違うのかな(新妻版?)。
そして下手階段に腰掛けて小ボトルひと口呑むシーンでは、指揮者・塩田がジェスチャーで、"もうひと口"と煽って、ふた口呑むことに。その前に少しブツブツ文句たれるんだけど、今日の台詞は聞き取れず。あの部分は毎度アドリブなんだろうね。
宮殿での晩餐の場面。山口祐一郎カリオストロが上手客席に降りてくる。そして、マルグリットが下手通路の後ろから入ってくる。上手の客はもう祐一郎さまに釘付けね。私も。で、そこで祐一郎さまはジェスチャーで、自分じゃなくて下手のマルグリットを見ろ、彼女が入って来てるんだ、と指差す、何度も何度も、いいからあっち見ろ、と。2階席に向けても同じことを。でも~、上手のお客さんは祐一郎さまに釘付け(笑)

幕間の休憩時間にオーケストラピットを覗き込んでみると、いくつか加湿器が置いてあった。楽器とはそれだけ繊細なものなんだろうね。大きな譜面も置いてあったけど、私にはチンプンカンプン。譜面には手書きで何か書いてあった。塩田さんの位置の目の前にはCCDカメラが。誰用?かと思ったら左右の人たち用だった様子。

2幕目に入って。

女たちを炊きつけて宮殿に行進させようとする場面。女たちが舞台前方に1列に並んで洗濯する仕草をするのだが、ちょうど私の目の前がゆりゆり。ちょっと嬉しい^^
ゆりゆりって誰?→前回の『マリー・アントワネット』日記を見てください。

三部会とか民衆が立ち上がる場面も出てくるのだけど、このあたりでやっとマイミクの ike さんを発見。まだ未熟なためスっと見つかりません^^;

いよいよ王制が危なくなってきてフェルセンとアントワネットがお互いに想いを馳せたり密かに面会する場面、今回は私もちょっと目頭が熱くなった。あ、あと1幕の中で、フェルセンがアメリカに発つ場面。アントワネットが「ここに残ることを命令します!」(←台詞はあやふや、こんな感じ)とフェルセンの後姿に強い口調で命令を出すが、フェルセンは振り返り際に切ない微笑を残して去っていくのね。ここも良かったなぁ。このときはまだ1幕目で王妃を謳歌してた頃だから、アントワネットも我侭モードなんだね。

アントワネットはベルサイユからパリの宮殿に護送されて、パリから逃げそこなって捕縛され王妃の美貌は見る間に衰えていき、三部会の決定により王制は廃止、共和国となる。頼みの綱のフェルセンへの救援を求める手紙も結局伝わらず、王は反逆罪でギロチン(皮肉にもギロチンを採用したのは王自身)、アントワネットの髪は白髪に、そしてアントワネットも裁判に掛けられギロチンに。長い髪を短く切ったみすぼらしい姿で現れ、マルグリットの差し伸べる手も押し返して自らギロチンに掛かる。フェルセンの「あなたは王妃であることを証明するためにその全てを犠牲にするのですか」(ま、こんな感じの台詞)はぐっときたね。飽くまで芯の通ったアントワネットの最後までのしっかりした自分は曲げない姿。そしてギロチンにより・・・亡くなっていく姿。

終盤になって子役たちが出てくるのだけど娘のテレーズは台詞なしであまり目立たない。今日のテレーズは『モーツァルト!』で注目していた 黒沢ともよ だったのだけど遠めにしか見えなかったし出番も少ないしちょっと残念。

カーテンコールで、アントワネットの姿に着替えて出てきて拍手喝采。引っ込んでもう1度出てきたらスタンディングしようかと思っていたのだけど、そのまま拍手は終わってしまった・・・。ちょっと想い残り。

ドイツでの公演が決まっているらしいけど、日本の演出家なんかを送り込まずに、ドイツでさらに揉み込んでもらった方がいいんじゃないかな。

【キャスト】

マルグリット・アルノー 新妻聖子

子役
ルイ・ジョセフ  川網治加来
ルイ・シャルル  大久保祥太郎
マリー・テレーズ 黒沢ともよ

『ユタと不思議な仲間たち』劇団四季[秋]

『ユタと不思議な仲間たち』劇団四季[秋]

父親の死に伴って東京から母の実家に移ってきたゆうた(劇ではユタと呼ばれる)は田舎の同級生から警戒され散々ないじめに合う。そんな中、ユタはペドロ一家という座敷童に出会い、仲間というもの、自らが強く生きるということを学んでいく。そして成長したユタは同級生達にも仲間として認められるようになるのであった。しかしそれと時を同じくして、ペドロ達と別れなければならなくなるのであった。

2007/04/20(金)18:30開演

S1席1階7列7番(下手ブロック)

昼間にライオンキングを観ることになったので、
えぇい夜まで居てやろうと思い、劇団四季サイトにアクセス。
それは4/18(水)のことだったのだが、意外と良い席が空いていて驚き。ぶっちゃけ、人気ないの?^^;
右隣のおじさんなんか半分くらい寝てたし^^;

以前に観たのはいつだろう、何年か前、やはり[秋]劇場だった。
作品とは関係ないことだが、[春]の座席はC列、D列。
[秋]の座席は2列、3列。数え方が違うんだね。

今日はロビーに招待客用と報道用の机が出ていた。
なんだったのかな。

昨年、光枝明彦が退団してしまったので、ペドロ役を誰が演じるのかが話題になっていたが、結果は、田代隆秀と芝清道だった。

田代隆秀がミュージカル?ほえ?

田代隆秀のミュージカルでの経歴を全然知らないだけに何だか不思議なキャスティングに思えた。『南十字星』に出演したことはあるらしいが。唄えるの?踊れるの?

ペドロは親分役とあって激しい振り付けはさほどないので勤まるのかも。声色は、意外と光枝明彦に似ている感じで、これが彼を起用した理由かもしれない。
唄も特別どうということはないがちゃんとこなせている。
心配していたが無用だったようだ。
あとは是非、芝ペドロを観てみたい。

ゴンゾ役の芝清道、ひさびさに彼に出逢えて嬉しい。相変わらず素晴らしい。

ダンジャとモンゼは無難。

ヒノデロは、中国人?でも日本語の発音は問題なし。今日になって知ったことだが、ヒノデロ枠に下村尊則がキャスティングされていない。もう下村ヒノデロは観れないんだ・・・。これは残念。
今回の劉ヒノデロは声は野太いし、下村ヒノデロにあった艶やかさがない。その点では、道口瑞之の方でヒノデロを観てみたい。彼は結構器用な役者だ。

ユタは恒例というか毎度お馴染みの田邊真也。でもそろそろ卒業してもいい頃だよね。その点、今回の新しいキャスティング、藤原大輔で観てみたい。

小夜子。これは以前の八幡三枝がやはり退団してしまっているのでどうしょうもない。マイ・ベスト・小夜子は八幡三枝なんだけど(諦めが悪い)。今日の笠松はる小夜子は、なんかこう、愛らしさがちょっぴり足りない気も。いや、気がするだけ。好みの問題だからね。でも谷内愛がキャスティングされているから、そっちで観たいな。

クルミ先生役の丹靖子は文句なしだねぇ。でもこの人にはラフィキをやって欲しいんだ^^;

あと1つ、どうしても気になるのが、大作役の菊池正。あなたはもう学らん姿は合わないでしょう~、ダンスが得意でキレも素晴らしいからキャスティングされているのだと思うけど、容姿・年齢的に厳し過ぎ。夢醒めのタップ隊なら全然現役でいけるとおもうけど。

うーん、まとめると、今日のキャスティングではない、もう一方のキャスティングで是非観なおしてみたい。

今回もカーテンコール後にゴンゾが「皆さんも一緒に唄ってください」と言って「友だちはいいもんだ」が掛かる。今までまともに唄ったことなかったけど、今日はキッチリはっきり唄わせてもらいましたよ。ちょっと前後左右の方々が引き気味だったかもしれないけど。気にしない、気にしない、来たからには楽しむ♪ただ、最後の小節ね、キーが高くて苦しかった^^;
ちょっと感極まって声出にくかったりして。

なんだかんだいって結構うるうるくる舞台だった。
心の塊を柔らかく解きほぐしてくれたような、弾力性を取り戻してくれたような、そんな作品。
日常の生活で凝り固まっていくものを、こうやってまた解きほぐしていくところに、この舞台作品の意味、意義、公演していく必要性のようなものを感じた一日でした。

座敷童というのは人間界にも残れず天にも召さなかった存在で、磨く石すらないんだ、人間は自分の石を磨けば光るんだよ。
そんな台詞が頭に残っている。

そして今まで経験のない、キャスト皆さんでの終演後のロビーでのお見送り。嬉しい! ユタの母、ペドロ、ゴンゾに握手してもらいました!芝さんと握手!嬉しい♪
ユタと小夜子、クルミ先生との握手を迂闊にも忘れてしまいました。そう欲張れませんね^^;
この企画、もしかして、Rカンパニーとかを意識してたりして!?

キャスティングの状況を見ながらまた来たいな。

【キャスト】
ペドロ   田代隆秀
ダンジャ  増本藍
ゴンゾ   芝清道
モンゼ   青山弥生
ヒノデロ  劉昌明
ユタ    田邊真也
小夜子   笠松はる
寅吉    吉谷昭雄
ユタの母  菅本烈子
クルミ先生 丹靖子
大作    菊池正
一郎    遊佐真一
新太    小川善太郎
たま子   礒津ひろみ
ハラ子   佐藤夏木
桃子    市村涼子


ちなみに、この週の出演予定キャスト表↓こんなのもあり!?
ペドロ    田代隆秀  芝 清道
ダンジャ   増本 藍
ゴンゾ    芝 清道  西門宇翔
モンゼ    青山弥生  大徳朋子
ヒノデロ   劉 昌明  道口瑞之
ユタ     田邊真也  藤原大輔
小夜子    笠松はる
寅吉     吉谷昭雄
ユタの母   菅本烈子
クルミ先生  丹 靖子
大作     菊池 正
一郎     遊佐真一
新太     小川善太郎  厂原時也
たま子    礒津ひろみ  上原のり
ハラ子    佐藤夏木  木村仁美
桃子     石栗絵理  市村涼子  増田朱紀