こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

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どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

自分責め、罪悪感が強い

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。

 

 

 

リトリーブサイコセラピー協会のサービス、

電話カウンセリングを担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

蒸し暑いですね~エアコンが必須です。

今日は恐ろしいことに34度予想ですダッシュ

 

 

熱中症に気をつけましょう。

私は寒暖差アレルギーで咳が出てます。。。

 

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安心できる人間関係はどうやって作る?

〜親に虐げられて育った人が「無理なく人とつながる」ために〜

 
 

人と仲良くなりたい、安心して誰かと話したい。
けれど、親に虐げられて育った人にとって、人間関係そのものが怖いものになってしまうことがあります。

 

 

本音を出したら嫌われそう

相手に合わせすぎて疲れてしまう

近づきたいのに、どうしても距離を取ってしまう

逆に近づきすぎてしまい、後から苦しくなる

 

 

こうした悩みは、「人と安心してつながる」という経験が子ども時代に少なかったことが背景にあります。

 

 

 

1. 人とつながることが怖くなる理由

親に虐げられて育った人は、人間関係に次のようなイメージを持ちやすい。

  • 近づくと傷つけられる

  • 本音を出すと拒絶される

  • 相手に合わせないと見捨てられる

これは、「つながりの中に安心がなかった」という体験の記憶が今も神経系に残っているから。

 

2. 「頑張って近づこう」は逆効果

よく「人間関係を築くために、頑張って話しかけましょう」「勇気を出して踏み出しましょう」と言われている。
でも、虐げられてきた人にとって、これはかえって逆効果になることが多い。

  • 無理に話しかける → 緊張が高まり、その後どっと疲れる

  • 自分を演じてしまい、関係が続かない

  • 頑張ったのにダメだったと、さらに自己否定が強まる

だからこそ、人間関係も「少しずつ自然に育てていく」ことが大切。

 

3. 無理なく人とつながるための考え方

 ① まずは「安心できる自分」を育てる

人とのつながりは、自分の内側の安全感が土台になる。

  • 「私が今、ここにいて大丈夫」

  • 「完璧にできなくてもいい」

  • 「相手の反応は相手の問題」

自分の安心感が育つほど、人と自然に関われる土台も育っていく。

 

② 観察することから始めてみる

いきなり「関わる」ではなく、「観察する」から始めてみる。

  • この人はどんな話し方をするんだろう?

  • どんな人に自分は居心地の良さを感じるだろう?

「誰とつながるかを選ぶ感覚」を育てる練習。
安全な人、安全でない人を見分ける力が少しずつ育っていく。

 

③ 小さなやりとりを積み重ねる

  • 「おはようございます」と挨拶する

  • 一言だけ「今日はいい天気ですね」と声をかける

  • 短いやりとりをして「疲れすぎない」感覚を確認する

長く話そうとしなくていい、無理に距離を縮めようとしなくていい。
まずは小さく関わり、小さく切り上げる練習がとても有効。

 

 ④ 「合わない人」から離れる

虐げられて育った人は「嫌われないようにしなきゃ」と思いがち。
でも、誰とでも無理に仲良くなる必要はない。

  • 居心地が悪い人

  • 話していて疲れる人

  • 支配的な雰囲気を感じる人

こうした人とは自然に距離を取ることが、安心できる関係を築く第一歩。

 

⑤ 安全な人を「ゆっくり見つけていく」

  • 急がなくていい

  • 少しずつ「この人とは話しやすいかも」と感じる人を探していく

  • すぐに親密になろうとしなくていい

「安心できる人」はゆっくり育っていく関係の中で自然に見えてくる。

 

4. 安心できる関係は「演じなくていい関係」

安心できる人間関係とは、

  • 無理にいい人を演じなくても

  • 気を遣いすぎなくても

  • 完璧に振る舞わなくても

「そのままの自分でいられる関係」を指す。

 

そして、こうした関係は「頑張って築くもの」ではなく、「自分が安心安全の感覚を育てた先に、自然に生まれてくるもの」である。

 

 

 

つながりは、焦らず育てるもの

 

虐げられて育った人にとって、人間関係の築き方は「やり直しの学び」でもあります。残念ながら誰も教えてはくれなかったからです。

 


でもそれは決して「自分がダメだから」ではなく、

今まで安全な関係を経験する機会が少なかっただけなのです。

 

 

焦らなくて大丈夫
少しずつ、自分のペースでいい

 


安心できる人間関係は、あなたの心が育つとともに、ゆっくり育っていきます。

 

 

 

人間関係は自分から選ぶ

 
最後に覚えておいてほしいことがあります。
私も含め、親に虐げられてきた人は、
 
 
相手から、近づいて欲しい
相手から、受け入れて欲しい
相手から、好意を持ってほしい
 
 
こんな風につねに受け身の姿勢です。
 
 
自分の中に安心感が育ってからの話になりますが、
人間関係は自分で選び、自分で作るものなのです。
待ちの姿勢からは心地よい人間関係は生まれません。
 
 
だからこそ怖くても行動する(自分から近づく)必要がある。
でもそれには自分の中に安心感が育っていることが必須なのです。
 
 

虐げられた人は、人が怖い、人が嫌い

 
親から虐げられた人は、人が怖いし、人が嫌いだと思います。
一番身近な親から傷つけられたのですから、そうなって当然なのです。
 
 
人は恐ろしいもの
人は醜いもの
人なんてろくでもないもの
 
 
そのような感覚が染み付いている自分を否定しなくていいのです。
 
 
ですが、人に傷つけられた心は、人によって癒される
これも覚えておいてほしいなと思います。
 
 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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