こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
おもに東京・千葉で活動しています。
野沢ゆりこのプロフィールはこちら
どんな人に向けて活動しているの?
自己否定が強い
自分責め、罪悪感が強い
そんな人が過去はどうであれ、
「私っていいな」に変わるセラピー
を目指しています。
リトリーブサイコセラピー協会のサービス、
電話カウンセリングを担当しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
関東地方は、ようやく梅雨入りしたみたいです。
じめじめしますが、この時期を元気に過ごしたいですね。
今日は「青梅のみりんジャム」を作りました。
砂糖ではなく「みりん」を使っているので甘さ控えめです。
パンにつけたり炭酸で割ったりしようと思います。
ホントに家が瓶づけだらけ・・・
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親に虐められて育った人の回復に必要なこと
―「傷を知る」から「自分を取り戻す」プロセスへ―
親からの暴力、支配、否定的な言葉。
そして、それを止めてくれるはずだった母親の沈黙。
そうした環境で育った人が大人になると、目には見えない「心の後遺症」
に苦しむことがあります。
自分の感情がわからない
人の顔色ばかり気にしてしまう
頑張りすぎて燃え尽きてしまう
怒れない、休めない、自分を責めてしまう
けれど、そこで止まらずに、「どうしたらいいのか?」と問いを持てたあなたは、
すでに回復のプロセスに足を踏み入れています。
今回は、「親にいじめられて育った人が、どうやって自分を取り戻していくのか」
について書きます。
1. 「おかしかったのは私ではない」と言ってあげる
最初に必要なのは、
あの家で起きていたことは、おかしかった。異常だった。
そう認識すること。
・子どもが否定され続けること
・無視されたり、暴言を浴びせられること
・守ってもらえなかったこと
それは「あなたに問題があったから」ではなく、「親の側に問題があった」ということ。
心の深いところに刷り込まれている「私が悪かったのかも」という思いを、
まずは自分の言葉で、否定ではなく真実として書き換えていくことが大切。
2. 「感情を取り戻す」ことから始める
親にいじめられて育った人は、感情を感じることに罪悪感や恐怖を抱きやすくなる。
・泣くこと
・怒ること
・嬉しいと思うこと
それらは本来、自然な反応だが、
「感情を出すと危ない」「人に嫌われる」「迷惑をかける」
と学習してきた心には、
それすら“危険なこと”に感じられてしまう。
まずは、「感じてもいい」「今ある感情は、過去の自分が言いたかったことかもしれない」と、
少しずつ感情にスペースを与えてあげることが回復の第一歩。
3. 境界線を引く練習をする
親に支配されて育った人は、「No」と言うことに強い抵抗がある。
でも、それは自分を守るために必要な境界線。
・断ること
・離れること
・相手の怒りや失望を引き受けないこと
これらを少しずつ実践することで、「私は自分の人生を生きていい」という感覚が育っていく。
小さなことからで構わない。
たとえば、「今日は疲れているから予定を断る」でも十分。
4. 「何もしない自分」に価値を見出す
ずっと条件付きで自分の価値を測ってきた人にとって、
「頑張らない」「誰の役にも立っていない」状態はとても落ち着かないもの。
でも、回復には、あえて「何もしない時間」「無価値に感じる時間」を自分に許すことが欠かせない。
・ソファでぼーっとする
・散歩して、誰とも話さない
・何かを生み出すわけでも、役立つわけでもない時間
これが、「私は“ただ在る”だけで、ここにいていい」と身体で感じていく基盤になる。
5. 自分の“内なる子ども”と出会い直す
心のどこかに、まだ泣いている子どもがいる。
・父親の怒鳴り声に怯えていた子
・母親の無関心に絶望していた子
・誰にも気づいてもらえず、ひとりでこらえていた子
その子の存在に気づいて、
「もう大丈夫だよ」「今は私がそばにいるよ」「絶対に見捨てないよ」
と今の自分が語りかけること。
それが、最も本質的な癒しにつながっていく。
「回復」とは、あなたの声を取り戻すこと
親にいじめられ、無力感とともに育った人は、
一度、自分の声を失います。
でもその声は、完全に消えたわけではありません。
今こうして、問いを持ち、感情に気づき、言葉にしようとしているあなたの中に、
確かにその声は残っています。
回復とは、自分を責めないこと。
他人の目ではなく、自分の感覚を信じ直すこと。
そして、「私は、もう自分を見捨てない」と宣言すること。
その積み重ねの先に、本来のあなたがゆっくりと戻ってきます。
回復とは何者かになろうとしないこと、
頑張らないことかもしれない
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