こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

野沢ゆりこのプロフィールはこちら

 

 

 

どんな人に向けて活動しているの?

 

自己否定が強い

自分責め、罪悪感が強い

そんな人が過去はどうであれ、

「私っていいな」に変わるセラピー

を目指しています。

 

 

 

リトリーブサイコセラピー協会のサービス、

電話カウンセリングを担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

今日からGWですね。

どこかへ出かける予定がありますか?

 

 

私は特にありません。

息子が帰ってくるので楽しみです。

 

______________

 

 

まだ足りない、まだダメだと頑張る人【ドライバー人生】

 

 

前回は心理学交流分析で使われる用語、

ドライバーについて掘り下げて書きました。

今日は2回目になります。

 

 

前回のブログはこちらです。

 

 

 

ドライバーとは?

 

私達の無意識の行動パターンや

性格傾向を形作る

「内なる命令」「心の推進力」のこと

 

 

ドライバーの概念

 

子ども時代に身につけた「生きるための戦略」

 

多くの場合、子供は親や養育者からの直接的・間接的なメッセージによって、

「こうしていれば愛される」「こうすれば見捨てられない」

感じた条件を受け取る

その結果、無意識のうちに次のような命令が内在化される

 

 

・完璧であれ (Be Perfect)

・頑張り続けよ (Try  Hard)

・人を喜ばせ続けよ (Please Others)

・急げ (Hurry Up)

・強くあれ (Be Strong)

 

 

 

ドライバーが強い人の世界観ってこんな感じです。

 

 

私はまだ足りない、まだダメだ 

だからもっと頑張らないと!!!

 

(これはまさに少し前までの私のことです)

 

 

 

どれだけ頑張っても、

どれだけ人から「すごいね」と言われても、

なぜか心のどこかで、

「まだ足りない」「まだ私はダメだ」と感じてしまう

 

 

周りから見たら、ちゃんとできている。

自分でも「これくらいやれたら、十分かもしれない」と思える瞬間もある。

それでも、心の奥からふいに湧いて来るあの感覚。

 

 

「もっと頑張らなきゃ」

「これでは認めてもらえない」

「十分じゃない」

「まだ足りない」

 

 

その声は、誰が言っているのでしょう?

本当に、今の自分に必要な声でしょうか?

 

 

自分を鞭打つ声の正体

 

 

その声の正体とは、小さい頃に身に着けた

「愛されるためのルール、掟」なのです。

 

 

子どもだった頃、

(相当前の話ですが)

 

 

「親に愛されたい」

「親に優しく受け入れてもらいたい」

 

 

ただただ願っていたはずです。

でもそれはなかなか大変なことだった。

 

 

親が優しく受け入れてくれることはなく、

気持ちをまっすぐに受け止めてくれることもないのです。

 

 

だから小さい自分は、必死で考えて、

自分でルールを作ることにしたのです。

 

 

「もっと頑張ったら、愛してくれるかもしれない」

「もっとちゃんとしたら、受け止めてくれるかもしれない」

「もっと我慢したら、優しくしてくれるかもしれない」

 

 

このままの私は愛されない

だからもっと頑張らなくちゃ!

 

 

という、生きるための掟を心に刻んでいったのです。

 

 

大人になった今は、

誰かがそのルールを強制してくるわけじゃありません。

 

 

でもあの頃の自分が、自分で作ったそのルール、掟を、

今でもずっと、自分に課し続けている。

 

 

それが、

「まだ足りない」「まだダメだ」

という、あの声の正体なのです。

 

 

なぜ「まだダメ」の声は努力しても消えないのか?

 

 

「こんなに頑張ってきたのに」

「こんなに認められてきたのに」

 

 

それでも心の中で「まだダメ」と感じてしまうのは、

頑張りの先に「安心」がなかったからかもしれません。

 

 

誰かに褒められても、評価されても、

それはいつも仮の安心でしかなかった。

 

 

すぐに心の中から、声が聞こえてくるのです。

 

 

「今回はたまたま上手くいっただけ」

「もっとやれる人はたくさんいる」

「これ位で満足してたら、成長できない」

 

 

それはまるで

自分の中に「叱る親」が住んでいるような感覚

 

 

誰にも責められていないのに、

自分が自分に向けて、鞭を振るっているような、そんな苦しさ

それもそのはずなのです。

 

 

子どもの頃、

「ありのままの自分では愛されない」と感じていたから、

愛されるために、頑張ることを自分に課しました。

 

 

これは、少しずつ時を経て、

自分の前提として定着することになりました。

 

 

前提:「私という存在はこのままでは愛されない」

 

 

この前提がある限り、

どれだけ努力しても、どれだけ成果を出しても、

「満たされた」と感じる日は、決して来ないのです。

 

 

頑張り続けることでしか、自分の存在価値を支えられなかった

 

 

そんなやさしくない前提を、

今も心のどこかで信じ続けているからです。

他の誰でもない自分が、です。

 

 

ドライバーの強い人は、

自分がどんな前提を持っているか

掘り下げてみることをおすすめします。

 

 

そして、自分に聞いてみることです。

 

 

「まだその掟は必要?」

「自分に鞭打って頑張ることは必要?」って

 

 

それにしても幼少期の信念って強固ですよね。

 

 

生きるための掟を作るって、

「家来か家臣なのかよ!」って話です。

 

 

親への忠誠心でもあります。

武家社会じゃないけれど、子供にとって親は絶対的な存在です。

 

 

健気ですね。

子供って。

 

 

続きはまた次回に書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

【満員御礼】

募集を締め切らせていただきます。

 

 

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