こんにちは
心理セラピストの野沢ゆりこです。
自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて
根本解決のお手伝いをしています。
昨日は孫が遊びに来ていたのですが、
ちびっこパワーに押されてぐったりしてしまいました。
子育てって本当に大変だったんだな。。。
もうすっかり忘れていて、つかの間再体験したらぐったり。
今はゆったりで静かな時間が流れていたことを忘れていました。
ちびっこに始終動きまわられ、耳元で喋られて、頭がくらくらしました。。。
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今日は、不快なコミュニケーション④として、
交流分析における心理ゲーム、「キック ミー」について書きます。
以前のブログでは、①「はい、でも」(Yes, But)ゲーム
②「愚か者、間抜け」ゲーム
③「さあ、とっちめてやるぞ」ゲームについて書きました。
そのブログはこちらです。良かったら読んで下さいね。
交流分析における心理ゲームは、たくさんあるのですが、
いずれのゲームも、
ゲームを仕掛ける方も仕掛けられる方、お互いが嫌な感情になる。
時間を無駄にしたと感じ、何も生み出さないで、
「何だかなあ。。。どうしてこうなんだ。。。」ってなるのが特長です。
そのうちの一つである「キック ミー」ゲームとは、
「私を蹴って!」という意味ですが、
自分を嫌わせトラブルを起こす目的があります。
相手を怒らせてその攻撃性を自分に向けるように仕向けるのです。
例えば、
度々遅刻を繰り返す
繰り返し規則を破る
自分から仲間外れになるようなことを言う
相手は首をかしげなぜそうなのか不真面目だ許せないと怒ります。
そしてやり取りが不毛なので、不快になり、相手を嫌いになります。
でも当の本人は無意識なのです。
わざとでもないし、不注意でもないけれど何故かそうなってしまう。。。
気づいたらいつも嫌われてしまう。。。
何でそんなことをするのかというと、
「やっぱり自分は嫌われる存在なのだ」ということを確認するためと、
たとえ嫌な繋がりであっても相手と繋がりたいし、関わりたいからです。
(いずれも無意識です)
前提としては以下のようなことです。
自分は愛される価値がない
自分は嫌われるような存在だ
自分は迷惑な存在だ
過去に親や身近な大人に愛されたという感覚がない
暴言、暴力など虐待を受け続けた
全く見てもらえない状況だった(ネグレクト)
親戚をたらい回しにされて厄介者扱いをされた背景があります。
普段見てくれない親でも、自分が悪いことをした時だけは、
親が迷惑がるようなことをした時だけは
親が自分の目を見てくれた。親が自分と関わってくれた。
子供は親と繋がれないと生きていけないので、
否定されてもいいからこっちを向いて欲しいと思います。
子供なりの生存戦略なのです。
小さい子にとって一番キツイのは、親に無視されることです。
どんな手段を使ってでも自分を親の視界に入れて関心を持ってもらいたいのです。
「キックミー」を仕掛ける人というのは、
子供の時の生存戦略を今も取り入れているということです。
このようなゲームを仕掛けてくる人の前提や背景を知ったなら、ゲームに乗ってはいけません。
大人の対応をして関わらないことです。
反対にゲームを仕掛けてしまう人は、
自分の自己否定に向き合い、過去の傷を癒すことです。
こんな人との関わり方は嫌だと思わない限り孤独なままです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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