こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて

根本解決のお手伝いをしています。

 

 

昨日はぽかぽか陽気で上着も要らないくらいでしたが、

今日は強風で落ち葉が吹き荒れています。

 

 

気温差から来る体へのダメージが。。。

自律神経が乱れているのか怠いですな。

 

 

いかがお過ごしですか?

体調を崩さないように気をつけたいものですね。予防

 

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今日は、不快なコミュニケーション③として、

交流分析における心理ゲーム、さあ、とっちめてやるぞ」について書きます。

 

 

以前のブログでは、「はい、でも」(Yes, But)ゲーム

「愚か者、間抜け」ゲームについて書きました。

 

 

そのブログはこちらです。良かったら読んで下さいね。

下矢印

 

 

 

 

交流分析における心理ゲームは、たくさんあるのですが、

そのうちの一つ、「さあ、とっちめてやるぞ」ゲームとは、

 

 

マウントを取る人

自分が上であることを証明せずにはいられない人です。

 

 

重箱の隅をつつくように相手の弱点をあら捜しして、

これでもか、これでもかとダメ出しする。

落ち度や失敗に付け込んで怒りを爆発させる。

 

 

目的は相手を否定すること、やり込めることであって、

相手に良くなってもらおうとか、成長してもらおうとは思っていません。

 

 

下からのし上がってくる相手が嫌で嫌でたまらないのです。

目の上のたんこぶのようにガミガミと集中攻撃する。

 

 

 

このような人に捕まったらたまったものではありません。

ですので、無理をしてでも出来るようになろう、注意されないようにしようという努力は

 

 

無駄なのです。相手の目的はやりこめることなので、あの手この手で見つけてきます。

ほんとに嫌ですよねえ。でもいますよね、こんな人。

 

 

例としてあげられるのは、

 

        【ゲームの仕掛け人】    【ゲームを仕掛けられる人】 

         会社の上司      →   会社の部下

         先輩社員       →   将来有望な新入社員

         姑          →   初々しい嫁

         教育熱心な母     →   子供

         規則第一の生徒指導の先生 → 生徒

 

 

このようなゲームを仕掛ける人というのは、

不安が強い人です。

そして自己肯定感も低いのです。

 

 

相手を否定して相手の自己肯定感を下げることで

自分の自己肯定感を上げようとする人

 

 

このような人の基本的構えは、自分は〇、だけど他人は×

自分は傷つくのは嫌だけど、他人は傷ついてもいい 

 

 

このゲームはどちらも不快なまま終わります。

どちらにとってもいいことはありません。

 

 

ゲームを仕掛けられた方は傷つけられてばかりで、自分を出すことをやめようとするかもしれませんし、怒りを感じ場合によっては相手を恨み、自己肯定感が下がります。

 

 

ゲームを仕掛けた方も、ストレス発散しているようでいつも終結が怒りですから、

不快なままです。いつも不満で不安なのです。

 

 

小さい時から心地よい繋がりを知らないできて、

例え否定的な繋がりでも、そんな自分を受け入れて欲しいという無意識な承認欲求です。

いつも人間関係が上下でしかなく、惨めだったのかもしれません。

 

 

このようなゲームを仕掛けられた時の対策は、

 

 

静かに距離を取る、離れる。

やることはやる。それ以上はやらない。期待に応えようと頑張らない。

ゲームだとわかったら、相手の目的を想像し、ゲームに乗らない。

「ご忠告ありがとうございます」と一旦受け取る。その時は相手の目をちゃんと見る。

あいさつはきちんとする。大人の対応をする。

相手の尊厳を傷つけるような行為は火に油を注ぐようなものであると肝に銘じる。

 

 

「さあ、とっちめてやるぞ」ゲームの親を持つと子供は地獄です。

親は無意識ですので、自分のやっている残酷さに気づきません。

 

 

「ここもダメじゃないムカムカ、あら、ここも出来てないわムカムカ

「こんなんじゃおこづかいあげない!ムカムカ

「出来るまで遊びに行ったらダメよ!ムカムカ

 

 

親に一挙手一投足を否定、ダメ出しされたら、

子供はやる気を失くして、自己肯定感が下がり、やがて人生に絶望していきます。

 

 

自分の無意識に気づくのは難しいですが、もしこのようなセリフを子供に言ってしまうならば、

セラピーがお役に立てると思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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