00大聖院遍照窟

 

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こんにちはニコ

広島・呉・宮島 2023年1月27日(金)~30日(月)3泊4日の旅の続きです。

旅行3日目、「大聖院」での写真になります。

この日は「大願寺」での参拝後、晴天だったらロープウェーで「弥山」に登るつもりでした。

折角ロープウェーに2人で4千円も出費するのに、瀬戸内海がしっかり見渡せる晴天でないと勿体ないと思ったからです。

以前は山に登る機会があまりなかったので、箱根元宮湯沢高原で濃霧だろうと気にせず登りましたが、流石にもういいわ、となりました。

曇や雨だったら「大聖院」に行こうと決めていました。

で、見事にどんよりとした曇空だったので、「大願寺」からの「大聖院」で、お寺のハシゴとなりました。

それが見どころ満載で、思いもよらず面白かったですにやり


【本記事 引用元】
※本記事で出典を示していない説明文は公式サイトより引用しました。

 

 

 

 

それでは、本記事のルートです。

「多宝塔」から山道を通り、ヤマガラを撮りながら「大聖院」まで行きました。

往路は「仁王門」を通らず、階段の途中から参道に入り「御成門」を抜けました。

伽藍や場所の名称は、本記事の写真に登場したもののみを地図に記しました。

※画像の地図は宮島で頂いた「宮島(みやじま)案内(まちあるき)絵図(イラストマップ) (一般社団法人 宮島観光協会)」の一部分をスキャナーで取り込み、私が本記事用に説明を書き加えたものです。当ブログでの引用使用の許可は得ています。

 

 

01ルートマップ

 

 

境内に合流する辺りまで来ました。「仁王門」が見えます。

 

大聖院とは

宮島にある寺院で最も歴史が深いのが、真言宗御室派(総本山仁和寺)の大本山大聖院です。

空海が唐より帰朝後宮島に渡り弥山にて修行なされ、西暦806年(大同元年)開基。

皇室との関係深く、鳥羽天皇勅命の祈願道場として、また明治天皇行幸の際の宿泊先に、さらには秀吉が茶会を開いたこともある格式高いお寺です。

【出典:大聖院公式サイト】

なんと、仁和寺と同じ宗派だったのですね。

仁和寺の宿坊には2度ほど宿泊させていただきました。

これもご縁でしょうかね?ほっこり

02仁王門

 

 

先には、各お堂へと続く「御成門」が見えます。

御成門から見た眺望は、宮島随一の絶景とされているそうです。

03御成門

 

 

御成門を少し階段を下りた所に「鐘楼堂」がありました。

誰でも鐘を撞いて良い、とのことだったので、有難く体験させていただきました。

04鐘楼堂にて

 

 

御成門をくぐると、まず驚くのが所狭しと並べられた仏像や置物?の数。

関東人からしてみたら結構 敷地の広い寺院さんなんですよ。

それがこれでもかってくらい、あっちこっちに仏像が並べ立てられているんです。

もうね、仏様のアミューズメントパークかと思った。タヌキと目が合う……汗

05仏像群

 

 

こちらは「観音堂」です。

行基菩薩の御作と伝えられる、厳島神社の御本地仏の十一面観世音菩薩が安置されています。


入り口の写真を撮ってくるのを忘れてしまいましたが、「戒壇めぐり」というものがあります。

狭くて暗い本堂地下を通り抜けることによって、自身を省みて、積み重ねた罪障を取り除くための修行場だそうです。

私たちも入ってみましたが、偶々先に入った男子中学生が連れの人に戒壇内に出てくる仏様の説明をしていまして、その声がずっ~と聞こえていました。

お陰で全然まったく修行してるとか己を振り返るとか、そういう厳かな感じがしませんでしたうーん

いや、分かりますよ、私もついつい知識を披露したくなってやってしまった経験のひとつやふたつや数多、ありますとも。

でもね、戒壇めぐり(ここ)では勘弁してあせる

06観音堂

 

 

こちらは、弥山開創1200年記念事業の一環として平成18年秋に建立された金色の「弥勒菩薩」です(廿日市市観光公式サイト「はつたび」より)

 

07金色の弥勒菩薩像

 

 

こちらの綺麗な「砂マンダラ」は、開創1200年祭事業としてチベットの僧が創ったのだそうです。

このように残っているのは日本でも僅かだとか。

08砂曼荼羅

 

 

からす天狗の横の階段には、1回まわせば般若心経一巻を読んだ功徳が得られるという「摩尼車」が並んでいました。なので回しながら上ります。

09からす天狗像と摩尼車

 

 

千畳閣からも見えた「摩尼殿」に辿り着きました。

10摩尼殿

 

 

 

摩尼殿

弥山の守護神・三鬼大権現の本坊御祈祷所。

三鬼大権現は大小の天狗を従え、強大な神通力で衆生を救うとされる全国唯一の鬼神で、初代総理大臣の伊藤博文も篤く信仰したといわれます。

摩尼は福寿とも訳し、幸せな日々の暮らしと健康・長寿などを願う参拝者が絶えません。

【出典:廿日市市観光公式サイト「はつたび」】

梁の彫刻が凄いですねねー

 

11摩尼殿

 

 

こちらも入り口を撮り忘れましたが、一番来たかった「遍照窟」です。

 

遍照窟

大師堂の地下にあり、四国八十八ケ所の本尊が安置されています。

遍照窟とは世の中を平和にするため、幸せの火をあまねく(遍)てらす(照)道場(窟)の意。

本尊前には各四国八十八カ所霊場の砂が埋めてあり、お砂踏みをすると四国霊場巡りと同じだけのご利益があるといわれます。

【出典:廿日市市観光公式サイト「はつたび」】

12遍照窟

 

 

天井に吊るされた沢山の灯籠で、神秘的な空間となっているんですね。

13遍照窟

 

 

こちらは「万福堂」

七福神が祀られていて、宮島七福神として名所になっているそうです。


こういう場所を見ると、ピグライフを思い出します。

限られた敷地内に、水辺をつくり橋を渡してお社を置いたり、お気に入りのアイテムを1つでも多く自然に並べるにはどう配置するのがいいだろうか、と考えるのが楽しかった頃を、ここのお寺を見ていると思い出すんですうーん

14万福堂

 

 

そろそろ下に行こうと思います。

下に見えているのは、先程 横から見た仁王門です。

右に「五百羅漢庭園」の看板が出ているので、そちら経由で下ろうと思います。

15御成門と仁王門を結ぶ階段

 

 

その前に、景色を見てみましょう。

先程見学した千畳閣と、横に五重塔が見えています。

その向こうに対岸の山が青く見えて綺麗ですほっこり

16大聖院から見た千畳閣と五重塔

 

 

「五百羅漢庭園」です。

上から入ると石像が後ろ向きになるので、振り返って撮りました。

悟りを開いた五百体の羅漢さんを安置しているそうです。

右の仏像は如意輪観音様ですね。

17五百羅漢庭園

 

 

500も安置されているので、この庭園も数で圧倒されました。

奥のちょっと大きな像も羅漢さんです。

18五百羅漢庭園

 

 

境内を出ました。

「滝橋」という橋の上から見た「白糸川」で、奥に大聖院の仁王門が見えています。

大きな岩がゴロゴロと、凄いです。

19滝橋から見た白糸川と大聖院仁王門

 

 

近くにいた可愛い子鹿さんですキラキラ

20子鹿

 

 

まん丸のオスのジョウビタキさんもいました音譜


次回、やっと3日目最後となります汗

少し奮発して宿泊したホテル海側の部屋からの景色と、大鳥居ナイトクルーズ(参拝遊覧船)です。

よろしくお願いしますm(__)m

21ジョウビタキ雄

 

 

 

 

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