こんにちは
広島・呉・宮島 2023年1月27日(金)~30日(月)3泊4日の旅の続きです。
旅行3日目、宮島の有之浦海岸を散策した後、すぐに大願寺に行く予定でしたが、道を間違えて「豊国神社(ほうこくじんじゃ)」通称「千畳閣(せんじょうかく)」に辿り着きました。
行ってみたら高台にあったので景観が良かったです。おススメは行ってみるべきですね
それでは、本記事のルートです。
元々は嚴島神社の石鳥居をくぐる予定だったのですが、くぐってしまうと嚴島神社の境内に入ってしまうと勘違いしました
入り口の横に道があるので、そこを通れば予定通りだったのですが、石鳥居の前を横切り、何となくで進んだら千畳閣に辿り着きました。
※画像の地図は宮島で頂いた「宮島の案内絵図 (一般社団法人 宮島観光協会)」の一部分をスキャナーで取り込み、私が本記事用に説明を書き加えたものです。当ブログでの引用使用の許可は得ています。
↓
Googleマップで調べたら「町家通り」と記された道です。
表参道商店街(清盛通り)から1本山側にある通りのことで、伝統的な町家建築に現代的な感覚をプラスしたレトロモダンな宿や商店・ギャラリーなどが並んでいるそうです(ひろしま公式観光サイト「Dive!Hiroshima」より)
ちょっと通り抜けただけなので、狭い道にお店が並んでいるのが判るくらいの写真しか撮れませんでしたが、こういう道もワクワクしますね
↓
大願寺に行くにはこっちじゃないけれど、この階段が気になりました。
方角的にはあっているだろうということで、上に行くことにしました。何となく千畳閣に繋がってると分かってはいました。
↓
登ってきた階段を見下ろすとトンネルが見えています。
↓
高台まで来ました。見晴らしが良いです
遠くに、後程行く予定の大聖院が見えています。
↓
近くで見ると圧巻の千畳閣です。
此の建物は 天正十五年(1587)に豊臣秀吉公が 安国寺恵瓊に命じて建立したもので俗に千畳閣といいます
桃山時代の豪放なもので重要文化財であります
秀吉公の気風をよく現した建物ですが 途中で秀吉公が逝去した為未完成のものです
この千畳閣は元来大経堂(読経所)として建てられたもので仏像を安置してありました
明治初年 神仏分離の際 仏像は大願寺に移し豊臣秀吉公を祀って豊国神社と稱し 毎年九月十八日に例祭がおこなわれます
【説明看板より】
↓
有之浦海岸からも見えた五重塔です。
千畳閣の隣に建つ五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔です。
高さは27.6メートル。応永14年(1407年)に建立されたものと伝えられています。
内部は完全な唐様で、一般の見学はできませんが、内陣天井に龍、外陣天井には葡萄唐草、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音像などが極彩色で描かれています。
塔内にあった仏像は、明治元年の神仏分離令により、大願寺に遷されました。
また、この五重塔が建つ塔の岡は、厳島合戦で陶軍が陣を構えたと伝えられています。
見学は自由ですが、塔内には入れません。
【出典:廿日市市観光公式サイト「はつたび」】
↓
千畳閣屋内に入りました。
桁行13間39.546m(約40m)梁間8間21.091m(約21m)
857畳の畳を敷くことができるとか(宮島観光協会公式サイトより)
↓
柱のお陰で「広い」ということが感覚的に分かりますね
↓
御神座には豊臣秀吉公と加藤清正公が祀られているそうです。
秀吉公の急死により未完成のままで、御神座の上だけに天井が張られているみたいですね
しゃもじが沢山奉納されています。
↓
天井付近にもしゃもじがあります。
こちらは龍が描かれていますね。
しゃもじは宮島の特産品で歴史もあるみたいです。
私も嚴島神社で開運しゃもじを頂きました
18世紀に宮島神泉寺で修業をした誓真さん。僧侶でありながら 大変手先が器用で、しゃもじを開発し、宮島名物にした立役者です。
宮島では稲作、畑作が禁じられていたため、島民は年貢の代わりに大束という薪の束を収めることになっており、山仕事が盛んでした。
そういった背景から木を使った工芸品で、宮島の弁天さんにちなんだ琵琶の形を 模したしゃもじを考案、全国にお土産として広まったそうです。
【出典:okeikoJapan宮島サイト】
↓
千畳閣の柱越しに見た景色も素敵です
↓
フェリーが見えると、つい撮ってしまいます
↓
廊下から五重塔の一部が見えています
↓
外に出て、やっと建物全体の写真が撮れました。
↓
長い階段を下りて、次の目的地に向かいます。
↓
階段を下りる途中に嚴島神社が見えました
↓
五重塔は下からの方が撮りやすかったです
この日は雲が多かったのですが、この時は偶々きれいな青空が出ていました。
次回は大願寺と多宝塔です。
よろしくお願いしますm(__)m
↓
鳥写真索引ページはこちら(1)と こちら(2)です。
お気に入りの鳥さんなどございましたら、索引をご利用ください。
【当ブログの画像の貸出・掲載について】
当ブログは著作権を放棄していません。
よって無断で商用などに使うことはご遠慮ください。
個人で商用でないブログなどに載せたい場合は、画像引用元の記載(ユリカさんから借りました とか 出典:野鳥好きのあなたへ 等 書き方は何でもいいです)と当ブログへのリンクかリブログをお願いしますm(__)m
ここまでご覧いただきありがとうございました