こんにちは
関東では9日に春一番が吹いたそうですが、2月中旬に行った真冬の京都の旅の続きです。
今回から旅も3日目に入ります。
まずは、私にとっては奇跡の雪となった大原女の小径を、再び散策した時の写真です。
↓3日目の朝を迎えた時、私はたまたま暖冬の年に来てしまったタイミングの悪さで、雪の大原を散策することを完全に諦めていました。
それでも日課のように窓から外を眺めると、建物と木々の一部が白く彩られ、パラパラと粉雪が降っていました
↓それはもう、奇跡が起こったと、心の中は狂喜乱舞状態でした
ささやかな雪でも、目の前で外の景色が白くお化粧されていくのですからね。
それは私だけでなく、他の観光客も同じ気持ちでした。
朝食の時に、同じ一人旅の女性と一緒に喜びながら、お宿のお庭を眺めて順番に撮影しました。
2日目の朝食の時に、一緒の時間になった一人旅の男性と、少しだけお話しましたが、その方も雪を見に来たが縁がなかったと、今日は宇治に行くと言ってたのを思い出しました。
あと1日ずれていたらあの方も…いや、それでもやはり、2014年の私たちと同じように、雪を楽しまずに予定通り大原を後にしたのだろうか?と思いました。
↓チェックアウトの時、キャリーケースはキャリーサービスで、次のお宿に送ってもらうように手配をお願いしました。
「バスターミナルまでの送迎は大丈夫ですか?」と、お宿の方が気遣ってくださいました。
変な話ですが、雪が降ってなかったらお願いするつもりでしたが、待望の雪だったので「大丈夫です」と言って宿を発ちました。
山も家の屋根も、目の前の木も草も、粉雪が積もっています!
↓うわー、前日の青空と緑の景色とうってかわって、(若干カラーの入った)水墨画の世界です
↓綺麗だー!
↓前日のタバコ屋さんの前も雰囲気が変わりました
↓あんなに眺めたかった雪の舞う山と畑の風景が、目の前に広がっているんだな~と、胸が一杯になりました。
↓写真で遠景を撮ると分かりにくいのですが、ダウンコートに雪は積もるし、時々こんな風に降り方が激しくなることもありました。
↓前日も撮影した高野川です。
↓バスターミナルを通り過ぎ、呂川沿いの道に入りました。
足元の地面には積もらず、木だけが雪化粧している感じですね。
なので、足を滑らせることもなく、植物や周りの壁に積もる薄い雪と、目の前を舞う雪を愉しめました。
↓ちょっと気になっていたこの先、お漬物屋さんの方に勧められて行ってみることにしました。
↓おお!「見渡すかぎり大原の里」と案内板がありました。
↓テーブルとベンチにもささやかな積雪が
↓三千院の方へ行きます。
↓上空の木の枝と奥の勝林院の屋根が真っ白です。
↓おっと、三千院の山門を撮り忘れるところでした。
↓律川に掛かる末明橋もいい雰囲気です。
↓こちらは横を通り過ぎただけですが、後鳥羽天皇・順徳天皇 大原陵(おおはらのみささぎ)だそうです。
↓前日大変お世話になり、そして楽しませていただいた実光院も雰囲気が変わりました。
ひっそりとした感じが素敵です
↓そして、後ろ髪を引かれる思いで後にした勝林院に到着しました。
雪に導かれて、再びお参りすることとなりました。
次回は、勝林院で証拠の阿弥陀さまと過ごす静寂のひとときをご一緒しましょう!
鳥写真索引ページはこちら(1)と こちら(2)です。
お気に入りの鳥さんなどございましたら、是非ご利用ください。
ここまでご覧いいただき ありがとうございました