こんにちは
2月中旬に行った京都の旅の続きです。
今回は実光院の写真です。
↓大原女の小径に戻りました。
三千院参道沿いにはお店が並んでいますが、まだ時間が早いので人の姿がありません。
青空が見えてきて、気分も明るくなってきました。
↓ゆっくりさせてもらおうと思っていた実光院の山門に着きました。
↓山門をくぐると明るい雰囲気。
実光院は勝林院を本堂に頂く僧坊(寺院に付属した僧侶の住む建物)の一つなんだそうです。
だからなのか、こちらの前に行った仏教音楽伝承の修行道場である来迎院のストイックな雰囲気とは違って、やわらかい印象を受けました。
御本尊は地蔵菩薩像で、脇持に不動明王像と毘沙門天像が安置されていました。
↓受付を済ませ客殿に入ると、最初に目に入ってきたのが、格子越しの見事な庭園でした。
↓公式HPによると、この客殿の南側に広がる庭園は、江戸時代後期の作庭で、律川より水を引く心字の池を中心とした、旧普賢院以来現存する池泉鑑賞式の「契心園」だそうです。
↓せっかくなので、もう少し近付いて、違う角度から撮ってみました。
↓庭園を眺めながら、ゆっくり抹茶とお菓子をいただきました。
↓さて、いざ「契心園」へ。
↓こちらが「心字の池」でしょうね。
↓そして、向かって右の苔の中に立っている木が、実光院の不断桜で、初秋から翌年春にかけて花を咲かせる珍しい品種だそうです。
因みに、「不断桜」という品種名もあるそうですが、それではないそうです。
こちらは「十月桜」という品種の不断桜(固有名詞)だそうです。ややこしい?
↓苔を背景に、花をつける不断桜の枝を撮りたかったのですが、コンデジには荷が重すぎたか、くっきり写りませんでした
私は感覚で写真を撮るのが好きなので、前知識をあまり持たずに撮影に行ってます(;^ω^)
なので、こんな見どころがあるよと、後から知ることが多いんですよね。
どうせ先に知っていたとしても、その場の風景を眼前にすると、そんな情報など頭からすっ飛んで、真っ白になってしまいますし…(~_~;)
こちらの不断桜も後から知って、まずい、撮ってあるかな?と慌てて調べました。
すると、ほぼ同様のアングルで、実光院さんのツイッターに不断桜として載っていたので、「撮れてた~(◎_◎;)」と安堵しました。
2014年の宝泉院さんの「五葉の松」も、何となく撮ってきて、後から見どころだったと知りました。
私はきっと、誰かが「これスゴイんだぞ」と言うものを撮るよりも、ただ無心で綺麗だと思うものを撮るのが好きなんですね(^^ゞ
↓茶室「理覚庵」が奥に見えます。
建築資材のほとんどが、実光院領の山林から切り出して調達されたんだそうです。
ひっそりとした雰囲気がいいですね。
↓向かって右奥に東屋が写っています。
こんな環境の東屋で、のんびりと綺麗な庭園を眺めるのが好きです(*^。^*)
↓素晴らしい庭園で、何周回っても飽きないです。
↓さて、客殿近くに戻ると、歩けるように石が向こうまで敷かれていますが、手前に柵があって行かれなくなっていました。
先程の、客殿の中から見た景色が見られるのですが、中から眺める時のことを思うと、有り難い配慮ですね。
↓なので、柵の手前から、今度は格子越しではない写真が撮れました。
↓よく見ると、滝の上に小さな鳥居が建っています。
別な角度で撮った写真には、小さな祠も鳥居の左側に写っていました。
こういう感じも素敵ですね~
↓庭園への出入口付近に植えられていた福寿草の花が、開き始めていました。
↓こちらの庭園で撮れたイカルさんたち。
行きの大原女の小径で会った群れと同じでしょうか?
こちらのような素晴らしい庭園に来ると、デジイチで撮りたかったな~と思うんですが、たまにこうやって野鳥が撮れるんですよね。
野鳥を撮っても豆粒大で まず使えないけれど、色乗りが良くて綺麗な描写で風景が撮れるデジイチと、野鳥も風景も撮れるけれど、描写力はちょっと劣る超望遠コンデジと、どちらが一人旅に向いてるのか悩むところです
あ、因みに両方持っていけばいいじゃない、というのは重くて体力的にナシですね。
↓客殿には、声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したという楽器類が展示されていました。
音を鳴らして愉しませていただきました。
↓実光院では、じっくり1時間以上居させてもらいました。
御朱印帳を色々と出してきてもらって、悩みつつも新しいものを買いました。
どれも素敵な千代紙の表紙でしたが、2017年に龍安寺で買った御朱印帳袋に合わせて、桜の柄のものにしました(写真右)
差し替え式でない御朱印帳では3冊目になります。
1冊目は川崎大師で、控えめな無地で茶色の表紙の御朱印帳(写真左上)
2冊目は2016年に石山寺で買った、石山寺オリジナルの「紫式部・源氏物語 御朱印帳」(写真左下)
3冊目は実光院で、小ぶりで可愛い千代紙表紙の御朱印帳になりました(写真右)
次回は、ここは外せない三千院です。
鳥写真索引ページはこちら(1)と こちら(2)です。
お気に入りの鳥さんなどございましたら、是非ご利用ください。
ここまでご覧いいただき ありがとうございました