こんばんは~美功(みのり)です。

 

いつもご覧くださりありがとうございます爆  笑

 

本日2回目の更新。

 

今回は占いの素朴な疑問シリーズの番外であり

本当は新シリーズでもあります。

以前から書きたくて、でもなかなか書けなかった

 

 

「漫画と占い」

 

 

素朴な疑問シリーズはこちら

『占いで悪い結果を言われたらどうするのですか?占いの正しい使い方とは?。』
『方角(方位学・気学)って大事かな?素朴な疑問1』
 

 

今回紹介するのは、山岸涼子先生の

「白眼子」という作品です

 

 

『あらすじ』

昭和21年、小樽。戦災孤児の少女・光子は運命観相を生業とする・白眼子に拾われます。

白眼子の仕事を手伝いながら不思議な体験をしていきますが、光子はまたも流転の運命に。

やがて成長した光子がピンチに陥った時に、再び白眼視と出会うのですが…

 

ここからネタばれです。

白眼子は霊能力者なので正確には占い師ではないのですが

作中にも何度か「易占」ではないって出てきます

それもとてもストイックでピュア

 

 

まさに自分の身を削って人助けをしている

商売っ気は一切ない

姉のパトロンの儲け話にも関わろうとしないので

自分たちの生活も大変になったりする

 

 

でも、だからこそ白眼子に出会えた人はとても幸運だったのではないでしょうか

 

 

全般通して随所に、大切なことが書かれている本なのですが

やはり山場はこの場面だと思います

病床の白眼子を光子が見舞うのですが、その中で語られるお話で

 

 

「試練は人を強くさせる」

 

白眼子の元へ災難をよけてほしいと

 

人は観相を受けにくるけれど

 

「できるといっても~小さな災難を小さな幸運に変えるだけ」

 

「本当は災難をさけよう、さけようとしてはいけないんだ。

 

災難は来る時には来るんだよ。

 

その災難をどう受け止めるかが大事なんだ」

 


山岸涼子著「白眼子」潮出版 2006年 153頁

 

私は霊能力者ではないけれど

占いを勉強し鑑定する身としては

忘れないでいたい事です

 

占いなど開運行動は

「大難を小難に。小難を無難に」

すると思っています

 

 

何も試練がない人生てあるんでしょうかね

もしあるとしたら、それは白眼子が言っている

「受け止め方」の達人なのだと私は思います

 

 

この「受け止め方が思考を変える手段の1つなのだと感じています

実際、私自身が、そうして変化してきて今があるのです

 

 

あともう1つの場面も紹介します。

かつて光子の夫が行方不明になった時

帰ってくるかどうか不安な時を過ごしていました

 

すると白眼子が現れて、帰ってくる日にちを告げたことがあったのです


白眼視からは思いもよらぬ答えがありました

 

「これからその時は尋ねて行くんだ」

とこの世の奇跡が起きる仕組みを話すのです

 

 

「あちらの世界ではね。時間が同時に存在するんだ」と

 

 

 

山岸涼子著「白眼子」潮出版 2006年 148頁

 

 

これは、とても不思議でありながら納得できる私でした

 

 

霊気の講座を受けた時に

「現在・過去・未来。時間を気にせずヒーリングできる」ことや

スピリチュアル、霊体験の本を読むと

時間の流れの話がよく出てくるのです

 

「そうかもしれないな~て」と思えてきます

 

 

漫画の感想としては

光子が親戚と再会できて本当によかったんです

でも、それから白眼子とその姉の加代と光子は会えないままになってしまうくだりは

とってもモヤモヤしました(笑)

 

光子の祖母からも「占い師なんて~」と言われてしまっていますしね。
 

~気持ちはわかりますけどショボーン
 

その反面
光子が捨てられた子ではなかったり、

祖母や親せきたちから大事にされるのも嬉しいんです

やっぱりヒロインを応援したくなるタイプ口笛

 

 

山岸涼子先生の漫画は

子どもの頃から何度も助けられています

バレエ、歴史、ホラー系、文学系、その他、どれを読んでも心に残ります

また紹介しますね

 

 

よんでくださりありがとうございますニコニコ

 

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