前回までお話は、
+クワガタDAYS①+
+クワガタDAYS②+をご覧ください。
7月中旬から飼い始めているクワガタは、9月も終わりである今でも静かに生きておられる(オス一匹を除き)。
当初はオス4匹のみ飼っていたが、私たちに捕まり、子孫を残せず死んでいくのが申し訳ないと思ったので、クワガタのメスを買い、結婚させることにした。
おとぼけ(オス)豆子(メス)
おとぼけは、命名通り、本当にとぼけており、犬神家の一族のように、時々逆さまになってリラックスしていたりする。
そのボケっぷりから、「自分と同類!」と称され、夫なおぴょんに贔屓にされている。
いつも口のブラシを出しっ放しにしていて、少々知能の低さを感じるが、とても穏やかな性格だ。
大(だい)(オス)独身貴族
大は、我が家のオスクワガタの中で一番大きくて立派なのだが、かなりの臆病者で、私たちがエサを交換しょうとすると、あわてふためき、アゴを大きく開いて、威嚇行動をよくする。
一月前、X(エックス)という、オスクワガタと一緒の飼育ケースに入れていたのだが、大がエックスを負傷させ、エックスはその傷のために、命を落とした。
左の2匹は、死んでしまったカブトムシの死骸。一番右が、エックスの亡骸。
前科ありの大であるため、未来の嫁へのDV行動を懸念され、今だ、独身のままである。
夫なおぴょんも、オレ様系の大に嫌悪感を覚えているようだ。
コクワ(オス)オクワ(メス)
コクワは、我が家のオスクワガタの中で一番小さく、とりあえず、消去法(エックスは死に、大は性格に難あり)でメスと結婚できる権利を与えた。
こうして、計5匹のクワガタたちは、新たなライフステージに立ったのである。
大を除き、2組のカップルが、その子孫を残せるよう、サポートしていくのが我々の仕事だ。
いつか、彼らの家系図を広げてみたいものだ。
*********************************************
*********************************************