夏、ということで、先日カブトムシ&クワガタムシ狩りにでかけた。
虫かごと虫取り網を持って、森の中をあちこち歩き回るが、玉虫やゴキブリにしか遭遇しない。
(ゴキブリも森で見ると、なぜだかいつもの不快感がないのは気のせいだろうか。)
玉虫を二匹、木の幹に発見!
収穫なしで、森を折り返す。
「ママさ~、あんたが2歳くらいの時だから、4年くらい前に、カブトムシとクワガタを詰められるだけポケットに詰めているおじさんに、この森で遭遇したことあるのよ。」
「うん。」
「おじさん、親子連れの我々見るなり、カブトムシあげようか~!って声かけてきてさ。」
「うんうん。」
「あのときは、大丈夫です~、って断っちゃったけど、今となっては、あのおじさんに会いたいよ。欲しいよ、タダでカブトムシ。」
と、そんな話をしていた時・・・
「お~い!!!カブトムシ、クワガタいるかぁ~~!!!」
4年前に出会ったカブトムシおじさんが向こうから手を振っているではないか!?
なんたる偶然!!!
この漫画のような奇跡!!
「いいんですかぁ~!!!!」
後光が差している気がしないでもないおじさんから、3匹のクワガタムシをいただいた。
よく昔話で、主人公が森をさまよい歩き、ついには幻のような城やら仙人らしき人物が登場する場面があるが、まさかそれか!?
おじさん=森の幻人か!?
こうして、おじさんにもらったクワガタ3匹は、幻のごとく消え去ることはなく、今も我が家でひっそりと生きている。
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