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父きみじが行く!大学合格への道③
父きみじが行く!大学合格への道④
弟の合格発表を目前にして、我々はランチを食べに来ていた。
店に入るまでの間、各々決めていたメニューを注文する。

私 「飲み物は別料金らしいけど、アイスコーヒー頼んでいい?(ここは、父きみじのおごりだよね?)」
母 「私も頼みた~い。(きみじ、あんたのおごりよね。)」
弟 「じゃあ、俺も。」
私 「ダーリンは?」

ダーリン 「僕は、水で良いですよ~。」
父きみじ 「遠慮しなくて良いよ~。」
母 「そうそう!」
ダーリン 「え!じゃ、じゃあ…僕もアイスコーヒーで!」
私 「皆アイスコーヒーだね。」
父 「たっく、しょうがねぇ~な~。」
母 「自分で遠慮するなって言っておいて、『しょうがねぇ~な~』ってことないでしょ…!」
私&弟 「そうそう。」
ダーリン 「あはは…。」
心の声がつい出てしまった、きみじである。
◇
アイスコーヒーと注文したメニューが、次々と並べられる。
父きみじが頼んだ、『若鶏のグリル』は、こんもり盛られたサラダと一緒である。
きみじ、一口食べて、一言。
父きみじ 「あぁ、これ、女性のアレだ!」
私 「何?女性のアレって…?」
弟 「何下ネタ言ってんの…。」
父きみじ 「違う!違う!!女性が食べるアレってこと!」
母 「だから、アレって、何!?」
父きみじ 「だから、サラダと一緒に食べるヘルシーな肉みたいだなってこと!」
ダーリン 「あはは…。」
私 「ところで、支払いどうする?」
父きみじ 「あんた、払いなさいよ!」
母 「あんたって何よ!(意味:私に払わせる気!?)」
父きみじ 「あ・な・たが払いなさいよ。」←母が、「あんた」と言われていることに腹を立てていると思い、丁寧に言い直している。
結局、父きみじが全額支払わされたのであった。
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