イギリスの片田舎、チェルトナム
「白人村」からこんにちは！
在英
セルフブランディング
コンサルタントの、りりです！
5月末の、とある太陽の輝かしい週末(笑)、
イギリス人義理兄の
50歳をお祝いするパーティーが
その兄の自宅庭で開かれました。
イギリス人ダーリンの両親、兄弟、
親戚家族の30人ほどが一同に集まる中、
私はあろうことか、1人で、このパーティーを
途中で抜け出します(笑)
！
完全なるアウェーで居心地が悪くなり(笑)、
作り笑いにも疲れて来て(笑)、
一挙に1人退散した次第です
私が帰宅してからその2時間後、
イギリス人ダーリンが娘たちと3人で
自宅に戻って来たのですが、
彼の口から開口一番、
こんな言葉が私へと出て来ました。。。(笑)！
「今日は楽しかったね～！
りりも笑っていたね～！」
この空気が読めない(笑)
旦那のすっとぼけた一言を、
私は、今でも、忘れません。。。(笑)
私は、本当は、こんな言葉を
彼から掛けられるのを期待していました。
「1人で帰らせてしまってごめんね」
「何か気に触ったことがあった？」
「寂しい思いをしたかな？」
などと。
私はその夜、娘たちが寝室に行った後、
リラックスしようとする彼を取っ捕まえて(笑)、
彼と話をすることにしました。
どうしても、自分から湧いてくる
やり場のない悲しさや憤りを、
彼に伝えたかったからです。。。
！
そりゃあ、蛇に睨まれた蛙ように(笑)、
私の話を少々怯えながら(笑)、
体育座りで黙って聞かされていましたよ
！
私はこう、彼に伝えました。
あなたの家族との集まりの時間は
今後も尊重するし、大切にする。
けれども毎回、複雑な思いで
あなたの家族と過ごす自分がいることも
わかって欲しい。
私があなたの家族を大好きだったとしても、
私がイギリスに今後も住む以上、
あなたの家族と集まる中で
私の孤独感や孤立感、疎外感などは
消えることがなく、
それどころか、あなたとあなたの家族を
嫉妬の気持ちで見続けてしまう自分が
いるであろう、
ということを彼に伝えました。
そうなんです。
移住5年目にして、思いがけず
自分の内面から出てきたもの。
それは、旦那や旦那家族に対しての
嫉妬の気持ちでした。。。
だって、
旦那やその家族たちは、
14時間かかるフライトや
1人25万円ほどする往復の飛行機代を、
いちいち気にせずに、
お互い気軽に会えるのですから(笑)
・・・ま、
当然と言えば当然なのですが(笑)、
ここに来て、私はやはり、
外国という大きな壁のみならず、
自分の醜い小さな気持ちとも
向き合わざるを得ませんでした。。。
この私の話を、共感しながらも聞いていて、
けれども1番苦境に立ったのが、旦那です(笑)。
なぜなら、彼としては、
簡単に、解決できない問題だからです。
彼だって、自分の両親や兄弟、親戚たちと
普通に気軽に会いたい。
けれども、今後も頻繁に自分が彼らに会うと、
妻が複雑な思いを都度持ってしまう。。。
誰も勝てない試合。
そんな修羅場とも言える状況が、
私と旦那に襲って来ていました。。。
義理兄の誕生日以来、
ろくに私の方から旦那に口を聞くこともなく(笑)、
1週間が過ぎようとした先週末のことです。
旦那から、
「実はりりに
サプライズがあるんだ！！」
とのお達し(笑)。
突然、娘たちも含め、家族全員で夕方、
彼からオメカシ
を勧められました。
でも、私は、
サプライズがいつも苦手っ。。。(笑)
そんなことを知ってか知らずか(笑)、
また火に油を注ぐことをやり、
場の空気というものを
徹底的に読めない旦那に対し(笑)、
とりあえず私は冷静を装いました(笑)。
彼にディナーとして
家族で連れて行かれたその先は、
あろうことか、2年前に、
2人の結婚12周年を祝った、オッサレ～な
歴史ある五つ星ホテルでした。。。
このオッサレ～で
ハイカラな敷地に一歩入り込むや否や、
そこはもう、別世界。。。
ふてくされていた私まで(笑)
、
一気にテンションが上がります。。。(笑)！
子供たちは、
そんな面倒くさい母親のことは気にせず(笑)、
優雅に木にぶら下がる大きなブランコを見つけて
無邪気に飛び乗ります(笑)
！
一通り、豪華なブランコ(笑)で遊んだ後、
何やら丸い形をした、これまたオッサレ～な
小部屋？！(笑)に一同、入りました(笑)
そうなんです、ここで
食事をすることとなりました
周りのお客様たちをちらりと覗くと、
大きな犬を足元にはべらして、
冷えた白ワインを優雅に飲んでいる
年配のカップルや、
はたまた、
遅い時間のアフタヌーンティーを
デザートやサンドイッチの三段皿(笑)で
上品に楽しむ2組の若いカップルの姿が見えました。
もう、雰囲気だけで、
私はお腹が一杯(笑)
・・・ところで(笑)、
私は旦那に聞きました。
なぜに今回、
このようなサプライズを用意したのかと。
そうしたら、イギリスで結婚式を挙げた
結婚記念日が6月頭だったので、
そのお祝いをしたかったのだと。
あぁーーーっ
すっかり忘れてましたーーーっ(笑)
そうなんです、
義理兄の誕生日パーティーで、
私は無駄なエネルギーを消費していたので(笑)、
すっかり、結婚記念日なぞ
思い出しもしていませんでした。。。(笑)！
旦那に対し、申し訳ない気持ちやら、
それでもやはり、未だ消化できない
複雑な気持ちも持ちながら(笑)、
食事後、一同、美しい日没の中を
ホテルの敷地散策を楽しみます。
子供たちが目ざとく(笑)、大きなチェスを見つけ、
突然、真剣なゲーム開始(笑)
っていうか(笑)、
こんな優雅な所で出来るチェス(笑)、
見たことがありません。。。
巨大チェスゲーム(笑)に一通り興じた後、
ホテルの正面で、これまた優雅に(笑)記念写真🎵
・・・とまあ(笑)、
旦那の必死なサプライズ作戦に
一同、湧いた訳ですが(笑)、
ここに来て、国際結婚カップルの
現実的に立ちはだかる壁というものは、
やはりどうやっても拭えないものを実感します。
けれども、
目の前の壁だけを見て嘆いていても
誰も幸せにはならないので(笑)、
旦那が今回、
サプライズで試みてくれたように、
現実的にはお互い、少しずつ
歩み寄るしかないのですね～。
軽やかに、しなやかに(笑)
頑固すぎる石頭の私を(笑)、
少しずつ調整するきっかけと、
相成りました(笑)
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