福岡レッドワーブラーズ、17番目の登場は韓国プロ野球界出身のイム・セオプ選手です。
RWで開幕したばかりの頃は、言葉の壁があったせいなのかキム・ムヨン投手といつも一緒に行動して、ほかの選手と一緒にいるところをあまり見かけませんでした。
アイランドリーグ・オールスターズのようなRWに移籍してきたイムさんは、開幕当初は出番もあまりなく、ベンチにいることが多かったように思います。
過去の記録をたどってみると、三星ライオンズ在籍時代は投手として入団していました。ただし、私が探した限りでは登板した記録はなく、入団当初から打者転向を前提としたものだったようです。
ソウル高校時代からスラッガーとして活躍、しかしプロの壁は厳しく、さしたる実績を残せないまま三星を退団、日本での活躍の道を求めてやってきました。
格別に守備がうまいというわけでもなく、足もさして速くない、打つほうも安定感にやや欠ける・・・出場機会の極めて少ない中でアピールしていくのは並大抵のことではなかったでしょう。
しかし、いつも明るく振舞い、人に対しても野球に対しても取り組む姿勢が実に真摯でした。
出番がなければ・・・と思ったのかどうかはわかりませんが、7/19のビジター愛媛戦ではなんと投手として登板しています。
ちょうどこの頃、投手に故障者が続出。クローザーのキム投手が若干オーバーワーク気味。
イムさんが投手として活動していたことを監督がご存知だったのでしょうが、倫太郎投手のリリーフとして8回裏に登板。ヒット1本だけで抑えています。
ご本人曰く「投手なんて高校以来」だったそうです。
生き残る為に何でも受入れるポジティブな生き方には頭が下がる思いでした。
そのうち、彼は徐々にレフトスタメンの出場が多くなっていきます。
(2)に続きます。