さてさて、このブログも段々小説しか載せなくなってきてしましましたwww
もっとマジメにダラダラした生活を載せようと心に誓って←誰得www
でわ、いきますぞ
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Ep.16《自惚れ》
在原稔は教導院をぶらぶら歩いていた。
教導院はかなり広い。
国が最も力を入れているところがここなので、当然ではある。
稔には彼女がいない。
出来ないのではない。
作らないのだ。
そう言うと負け犬のように聞こえるが、稔は自他共に認めるイケメンだ。
祖先である在原業平がそうであったように、在原家の男子は大概がイケメンだ。
故に、女性からのアプローチは同世代の平均を遥かに上回るが、それでも稔は彼女を作らなかった。
在原家はイケメンの多い家系にあるが、当然女子が産まれる場合もある。
それでも、殆どの女子は美しく、あるいは可愛くなる。
そういう遺伝子があるとしかいいようがない程だ。
そんな家系に産まれた稔は、そこらの女性ではフィルターに通らない。
これは当然のことだ。
なので彼は、自分から好きになった女性としか付き合わないと固く心に誓っている。
そんな時だ。
この教導院では見慣れない女性がやたら挙動不審に歩いているのを見つけた。
今日は聖誕祭で、一般開放もされているが、それは教導院のごく一部だ。
少なくともここは範囲外で、そんなところに見知らぬ女性がいること自体が怪しいし、普段なら直ぐに教導院内の職員に連絡をとっているだろう。
だが、彼はそんなことは微塵も考えられなかった。
なぜなら、その女性は、彼が見たこともない程美しかったのだ。
可憐で、清楚な華を思わせる端正な顔立ちに、透き通る様な真っ白い肌。
軽くウェーブした金髪はよく手入れされていて、滑らかな絹の様だった。
眼は、青というには深く、藍というには薄い碧眼。
だが、気を取られたのも束の間。
彼女の服は所々破れたりはだけたりしていて、薄く血が滲んでいる所もある。
そして彼は見た。
そんな彼女に襲い掛かろうとする三人の暴漢を。
彼の判断は咄嗟のことだった。
「【鏡よ鑑】」
彼は唱える。
彼が真の英雄になるための呪文を。
「【世界で一番傾くのは?】」
「【世界で一番強いのは?】」
「【世界で一番。】」
「【それは俺だ】」
「【自惚れろ】」
「【鏡よ鑑】」
「【世界で一番の自惚れは?】」
…それは、貴方様で御座います。
「【自惚れの王】」
彼は、誰よりも強くなれる。
「さあ踊ろう。時計の針が廻るまで」
「…大丈夫ですか?」
稔は、暴漢三人を容赦無く叩き潰した後、直ぐさま彼女の元に駆け寄った。
「ええ…なんと御礼を申し上げたら良いので御座いましょうか」
「いえ、お礼なんて要りませんよ。貴女のその笑顔だけで充分です」
かなりクサい台詞だが、彼が言うと、正直サマになっていて、相手の方も頬を赤く染めた。
「それで、御名前は?」
稔は自分の言葉で頬を赤く染めた彼女に好意を抱きながら、そうとは知らず、無意識の内にナンパした。
「ジャンヌ…ジャンヌ・ダルクと申します」
可憐な笑みを浮かべて、彼女はそう名乗った。
それを聞いた稔は、引きつった笑みを浮かべ、
「もしかして、襲名者の方ですか?」
すると、彼女は首を縦に振り、
「ええ。フランスのパリにある、『国立ヴァジュラ教導院』の所属なのですが、ご存知でしょうか?」
知っているも何も、フランスのヴァジュラ教導院といえば、このジパングで言う所の『王立オーディン教導院』の様な、国の代表となる教導院だ。
「そんな人が、何故ジパングに?」
ここからフランスまではかなりの距離がある。
国の代表たる教導院の生徒が一人で来るような場所ではない。
「実は私、教導院から逃げてきたのです」
「逃げて、来た?」
にわかには信じられなかった。
何しろ、教導院の設備は完璧だ。
それは彼がA組であるが故なのだが、襲名者ともあろう彼女に自分以下の設備や処遇がなされているとは考えられなかったのだ。
「なんで…ですか?」
敬語が崩れかけた彼に彼女は微笑んで、
「敬語でなくても宜しいですよ。私は二年生なのですから」
「いや、それなら俺も同じです」
「私はジパングの言葉に慣れていないだけなので御座いますから」
そう言われては引き下がるしかない。
「えーと、なんで亡命なんか?」
すると、彼女は恥ずかしそうに頬を赤らめて俯き、
「私、生徒会役員なのでしたけれど、上の役職の方から『歴史再現に則って死ぬまで貞操を守れ』と言われてしまいまして…」
またも稔は唖然とせざるを得なかった。
「それだけ?」
稔が言うと、彼女はキッと眉を上げて、
「それだけとはなんですか?!私だって女の子なんです!チョットはそういう…その…えっと…あの…えっちい、こと、とかしてみたいな、っていうような欲求…?みたいなのはあるんです!それに、他の人はみんな歴史再現なんてしてないのに!」
急にヒートアップした彼女に辟易としながらも、彼は心の中に、フランスの教導院への確かな憤りを感じていた。
それと同時に、目の前の同級生に対する同情の心と、明らかな好意が生まれていた。
それに、よく見ると、彼女が着ているのはフランスの制服だ。
今は破れたりはだけたりして、その美しい肌が露出していて…
「クルゥァ!!!」
近くの柱に思い切り頭を打ちつけた。
「煩☆悩☆滅☆殺ゥゥウ!!」
何度も何度もせわしなく。
在原家に伝わる秘術でいかがわしい妄想をぶち殺す。
「ど、どうかなされたんですか?!」
慌てた様にジャンヌがワタワタと手を振る。
「あ、いや、やっぱりキチンとした関係になってからじゃないとそういうのはダメだなって」
「…え?」
「あ、いや、こちらの話です。はい」
「そうですか…?」
首を傾げるジャンヌ。
彼女は気付いていない。
彼女が動く度にその豊かな胸が大きく揺れて主張し、露出しかけているのだ。
大変目の保養にはなるのだが、やっぱりこういうのはキチンとした交際の末に得るものであるというのが彼の持論なので、惜しむ気持ちに無理矢理蓋をして言った。
「すみません…」
「はい?」
「…服、はだけかけてます」
一瞬の沈黙。
そして、ジャンヌはゆっくりと顔を下…自分の胸の方に向け、顔を真っ赤にして叫んだ。
「キャァァァアアアア!!!」
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と、言うわけで、今回はサービス回でしたなwww
ちょっと疑問は残るところでしたが、まぁサービス回です。はい。
本気だせばもっとエロエロなの書けるんですけどねー
官能小説よりもっとリアリティのあるやつ。
でもまぁそんなの誰得?なんで
最近は小十郎ちゃん描くのにハマってます
自分のキャラなのにねwwwww
機会があればまたうpしたいと思います
次回はあのエセ忍者くんの登場です
でわでわ、次回をお楽しみに