日常生活のすべてがヨガであり、あらゆる動作がアーサナである。 | ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

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Tetsuo 'Cinmaya' Tanaka のブログです。阿佐ヶ谷・高円寺エリアで2008年から公民館のヨガクラスを開催しています。

昨日16日ヨガクラスご参加のみなさまありがとうございます。

たくさんの懐かしい方々、また新しい出会い。

時が止まっていて、それでいてまた何かが動き始めている。

そんな不思議な希望に満ちた時間を過ごさせていただきました。

本当に感謝です。

 

次回は会場の都合で一週飛んで30日、コミュニティふらっと阿佐ヶ谷にての開催です。

ご参加をまた楽しみにお待ちしています。

 

身体から離れてしまったこころを引き戻す。

方法は幅広く、しっくりくるものだったらなんでもいいと思います。

 

足つぼでもいいし、

格闘技で誰かと殴り合ってみるのもまたあり。

水中の静けさの中で呼吸すらもお休みして、身体の声に耳を澄ませるもまたよしです。

 

そのようななかでも、ヨガのアーサナの時間は、特に呼吸を通して身体の感覚に意識を向けることに特化しています。

なので、ヨガを続けているうちに、アーサナ以外にも身体に意識を向ける方法があれば、試してみたいと思うようになるのは自然な流れだと思います。

経典では、日常生活のすべてがヨガであり、あらゆる動作がアーサナであると伝えます。

 

それはまた、ある人にとってはダンスのような表現かもしれない。

 

本当に感じていること、というのは、実はこころではなく身体に現れます。

心に現れるのはネットをみているときに浮かんでくるポップアップのようなもので、実は魂とは離れていて、魂の求めるもの、というのは身体の感覚となって現れる。

 

例えば、シェイクスピア劇や世界各地の伝説にはそのような表現がよく見られます。

 

「キリクと魔女」というアフリカの民話で、フランスでアニメ化されたものがありますが、

キリクという少年が、恐ろしい魔女との戦いの中で、魔女の背中にとげが刺さっていることに気づく。

間一髪やられるか、というタイミングでそのとげを抜いてあげると、魔女は美しく優しい女性へと変わる、というくだりがあります。

 

身体の痛みが女性を魔女に変えていたのです。

 

身体の感覚を時間をかけて丁寧にみてあげること。

そうした場づくりをすること。

 

続けてゆきたいと願っています。

 

ybooking@gmail.com

南インドの海岸にて。