自分の数学の成績について

自分の受験期の数学の成績について話すと

4浪目までずっと数学は苦手意識が強く

4浪目は二次試験で数学大爆死して落ちました


苦手科目から得意科目になりました




要は1年で苦手から得意に変えれたので

多浪でも勉強法書いていいかな〜と思い

数学に関しては書くことにしました


といっても

(↑ここでも述べましたが)



なので

これから僕がしていた数学の勉強について述べていきますが、あなたがいいと思う部分のみ取り入れていって下さい。


また、自分の数学レベルは最終的には

最難関レベル(理三、京医など)には達してないので

その辺を志望する方は読まないで下さい
(そもそも読んでないと思いますが笑)

この辺の大学に受かった方を参考にした方が絶対いいので!




では、書いていきます


段階別の勉強・演習の重要性

数学の勉強は大きく4段階に分かれると自分は思っています


以下①〜④としてまず書きます



①基本原理・基本問題の習得

②入試典型問題の習得

③実戦形式の演習

④発展的な問題の習得



の4つです






やる流れとしては

①→②→③
(→志望校により③と並行して④)

です


ここで注意して欲しいのは


①②は全受験生が固めて当たり前で

③をどれだけやれるかで
数学の成績が伸びるかどうか決まる


ということです
(④に関しては上位旧帝大、東工大、単科医大など数学が難しい大学を志望する人だけでいいと思ってます)



なぜかというと

数学はどの科目よりも、

普段落ち着いて勉強している状況と、

試験場で問題に取り組んでいる状況

が異なる科目だからです




試験終了直後に問題を見直した時や
模試の解答を見た時に



「これ普段の勉強なら普通に解けてるのに
なんで試験中解けなかったんだ?」


と思ったことある人は多いと思います


自分もこう思った経験かなり多かったです





試験終了後、冷静になって考えてみたら

すぐに解法が思いつく



なのに

なぜか試験場では思いつかなかったり


とんでもないミスをやらかして大失点…





こういったことが1番起こる科目が数学です






なぜこんなことが起こるかというと…



本番を見据えた勉強が足りない
(=③が足りてない)

からだと思います


自分が4浪目まで数学の成績が安定してなかったのはこれが原因だと思ってます





5浪目では③の勉強をかなり増やしたおかげでどの記述模試でも数学は安定して取れました


また、自分が好きだった河合塾のとある数学講師も

「数学の実力が上がるのは、いい先生の授業を受けたり、テキストの復習をするだけでは上がらない。そういった中で学んだ解法、考え方を自分で初見の問題に対して使えたとき初めて数学の実力が上がる」

と、演習の重要性をよく強調されていました。



①②のような勉強はもちろん大事ですが


③が足りてないと


中々数学の成績は伸びないし


なにより安定しないと思います





なので、


数学において

本番を徹底的に見据えた演習極めて重要だということを認識して下さい





では、part1ではまず①について書きます




①基本原理・基本問題の習得

1番初めの段階の勉強です


この①での目標は

各単元の用語の定義・公式・公式の証明を自分で説明できるくらい理解して、教科書の例題レベルの問題を解けるようにする


ということです!





まず各単元の用語の定義etcなどを理解しないと問題は解けないので



学校や予備校の授業を聞いたり教科書を読み込んだりなどして自分のモノにしていきましょう



「用語の定義・公式は覚えるけど公式の証明は結果さえ覚えてたら別に勉強しなくてもよくね?」




って思う人多いと思います

自分もずっとこう考えてました…






公式の証明はめちゃくちゃ大事です



なぜなら

公式の証明の中に入試で出る問題の中で使う解法などが含まれてることが結構あります



更に公式の証明がそのまま入試で出ることもあります



共通テストの試行テストでも正弦定理の証明が出てましたし


1999年東大-三角関数の定義・加法定理の証明
2013年阪大文系-点と直線の距離公式の証明
2013年阪大理系-三角関数の極限公式の証明

など二次試験でも問われることがあります



なので公式の証明も疎かにせずおさえていきましょう





といっても授業を聞いたり教科書を読んだだけでは中々頭に入らないと思うので


・入試数学「実力強化」問題集
    (の✳︎なしの問題)

基礎問題精講

・教科書の例題(教科書+教科書ガイド)

・河合塾基礎S Tテキストの自習コーナー

・河合塾基礎S 標準テキストの演習問題

技216 数学(高等進学塾の教材・出版している参考書)



などのレベルの問題集の中から一つ選んでやり込んでいきましょう


こういった基本問題を解く中で各単元の概念や公式の理解も深まっていき定着していきます


なので徹底的に反復していきましょう



正直この①は暗記要素が強いかもしれませんが
(②も割とそうですが)地道に固めていくのが大事です



最初に書いた目標

・各単元の用語の定義、公式、その証明をほぼ抑えれた
・教科書の例題レベルもすらすら解ける


を達成すれば②に進んでいいと思います








そして①に取り組む時期ですが

浪人生であれば夏前には①は終わらせるべき

だと思います


(現役生に関しては…僕は現役合格とは程遠い合格の仕方なので合ってるかわかりませんが少なくとも夏前までには終わらせるべきだとは思います…が現役生は夏以降は数学よりも理科に時間を割くべきだと思うので現役合格したいのであれば高2終了時までには終わらすべきなのかもしれません)









今週は以上です!

この来週にpart2、再来週にpart3を上げます

part2では、②についてと、①②では特に重要となる復習のコツついて書く予定です

では!

↓part2