月末あたりまで、太陽・天王星が合の「落ち着かない雰囲気」が続きますが、そこへ今週は不穏な雰囲気が切り込んできているので、ご紹介したいと思います。
金星(蟹座)——土星(牡羊座)
火星(牡牛座)——冥王星(水瓶座)
いずれもスクエアで、金星と火星はセクスタイルです。
金星と火星は、対人関係の要となる星。
これが蟹座と牡牛座という保守コンビでタッグを組んでいるため「自分のペースで、安全な形で暮らしたい」という、ささやかな願いが強調されるときです。
しかし、そこに土星と冥王星がスクエアで切り込んでくることによって「なんだか安心できない」「なんだか疳に触る」「何か見落としている気がする」といった、影が忍び寄るような感じがあるでしょう。
オポジションは「真っ向から対立」なので、ある意味分かりやすく、ターゲットもはっきりしているのですが、スクエアって「何か不快なんだけど、それがなぜか、よくわからない」みたいなところがあるんですね。
面と向かって対立しているわけじゃないけれど、快く思っているわけでもない、みたいな。あいつ、いつかやらかすんじゃないかと警戒しているような。

繊細な蟹座の金星や、自己防衛本能の高い牡牛座の火星に対して、そんな不穏さが生じやすい一週間です。
人間関係を通して、小さな苛立ちや葛藤が生じやすい時期といえるでしょう。
しかし、この小さな違和感を、きちんと拾ってあげることで、自己愛や自己ニーズとのつながりを深めることもできるときです。
誰かや何かに対して、不満が生じた時は「本当はどうして欲しかったのか」「何が起きたらよいのか」を、注意深く見てみると「いまの自分にとって必要なもの」や「自分が大事にしているニーズや価値観」に気づくことができるでしょう。
そして、それに気づいたからには、自分で自分にそれを与えることができるし、相手に「こういう風にしてほしい」と、具体的にリクエストを出すこともできます。
私たちは自身の心の中で統合できていない部分を、対人関係や出来事を通して、体験するのですね。
強い星の配置のときこそ、そこに成長のチャンスがあるのだと思えると、人生が有意義になってくるでしょう。
蟹座と牡牛座の金星-火星コンビは、心と体の感受性を高めるのにも、適した時期だと感じます。