乙女座は、健康と関係する星座ですが、それは地のサインの中でも、乙女座が内外のバランスをとる、調整弁のような役割をしているためですね。
少し前にインスタに「心と身体の関係・乙女座編」をアップしたのですが、乙女座の司る部位は腸・膵臓・脾臓・神経系。
すこやかな腸の働きは、副交感神経と連動しているそうですね。副交感神経が優位に働くと、心身が落ち着いて、リラックスし、消化が促進されて、質の良い睡眠などが促されます。
免疫力アップや回復力と関係しているので、ここからも乙女座が健康にとって、大事というのも頷けます。
しかし実際のところ、星座の傾向でみると、必ずしも乙女座はパワフルであふれんばかりの体力がある!!というサインではありません。
一般的に体力があるとされる星座は、火の3星座+牡牛座・蠍座です。
一方で虚弱な傾向とされるのが、双子座・乙女座・蟹座・魚座。
誤解のないように言っておきますと、占星術で健康運をみるときは、あくまでトータルにホロスコープ全部から判断するので、単純に「乙女座だから虚弱」というわけではありません。体力の強弱を分類すると、そのような傾向に分かれるということですね。
では、なぜ、双子座・乙女座・蟹座・魚座のサインが虚弱な傾向とされるのか?
これは支配星で考えると、見えてくるものがあるのですが、双子座と乙女座は水星、蟹座は月、魚座は海王星と関連しています。そして、これらの惑星は、私たちの精神と深く関連する星たちです。
つまり、これらの惑星は「繊細で、感じやすく、外からの刺激に揺れ動きやすい」が故に、気が付かないうちに、疲れてしまいやすい、ということです。
体力があるとされる星座は「外からの刺激」や「思わぬ事態に強い」ともいえます。火の星座で、想定外のときにイキイキする人が多いですよね。祭りでテンションが上がる星座です。
蠍座と牡牛座は粘り強く、集中力があり、周囲の声が聞こえなくなるぐらい、好きなことに没頭します。
一方で双子座・乙女座・蟹座・魚座は、外からの刺激に反応しやすく、混雑しているところや、情報が過密なところ、次々とこなさなくてはならないミッションがあるときなどは、どうにか対応できても、その後にどーーんと、疲労がやってくるでしょう。
交感神経が優位に働き過ぎたために、反動で副交感神経が優位になるのでしょう。副交感神経の過剰は、だるさや無気力、だらだらする、肥満などにつながります。
言い換えるなら、ふたつの極を行ったり来たりしやすいのが、双子座・乙女座・蟹座・魚座。負荷をかけると、反動が起こりやすいので、注意が必要です。