8月23日15:11に乙女座の新月です。
ちょうどこの日の朝に太陽が乙女座に入るので、乙女座0度の新月ですね。ということは、来月の新月もまた乙女座。8-9月と二度の乙女座の新月が続きます。
現在、天王星が双子座の1度にあって、新月とスクエアを作ります。また、水瓶座1度の冥王星、牡羊座0度の土星・海王星と共に、新月でヨッド(150-150-60)となるんですね。
「ささ、頑張って、イメージアップのために、ガラッと変わりましょう。古いやり方は改めましょう。気になるところはこの機に全部洗い出して、調整してしまいましょう」
という感じでしょうか。
ここ1〜2年のあいだで社会は色々と変わりました。しかし、まだそこに合わせて調整していないものがあるなら、ちゃんと整理して、改めて仕切り直すような雰囲気があります。
乙女座って、ミニマリストな星座です。無駄を省いて、シンプルにすることで、最も美しい状態を引き出していくサイン。素材を活かすために、味付けは最低限で、しかし最も風味豊かになるように工夫します。
身体の状態でいうなら、腹八分目で決して食べ過ぎず、しかし必要な栄養をしっかり摂ることで、最も健康的に機能するようにする星座。細胞をイキイキと活性化させるのですね。
そのために足し算よりも、まず引き算で、余計なものを削ぎ落としていくのが、乙女座の仕事です。
断捨離とか、ダイエットとか、動線を整えるとか、ミニマリズムとか、最小化といった、燃費のよい生き方や働き方を志します。
8ハウスは、ビジネス・契約・投資などと関係していますが、そこでの新月は、契約内容を見直したり、アップデートしたりをうながします。
8ハウスは生き残るための部屋でもあるので、企業やグループとしては、存続させるための改革や効率化を行うときでしょう。
経済のテーマは、一ヶ月後の秋分にも続きますが、先読みすると「ちゃんと対策しておいた人は問題ないけど、何もしていない人は慌てることになるかも」というのが、秋の三ヶ月に描かれているんですね。秋も引き続き、値上げラッシュが続きます。
そこを見通しての投資、契約の見直しであり、もっと根底からいえば「どう生き抜くのか」ということを意識していきたいときだと感じます。
8ハウスは葛藤も生じさせます。
しかし、それは生きるためのくるしさ。賢く生きるために踏みとどまって、あえて葛藤を感じているところに、スパッとメスを入れたい一度目の乙女座の新月です。