ギリシャ旅行記(1)出発準備〜出国 | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

5月5日から13日までギリシャを旅するので、この一週間は自分の覚書として、旅行記をアップしたいと思います。リアルタイムで更新していく予定ですので、しばらく、お付き合いください。

 

初めての、そして念願のギリシャです。リベラルアーツの礎であり、占星術の世界では惑星の名前を通して馴染み深い国ですね。2020年に旅行する計画を立てていて、チケットもホテルも手配していたのに、コロナで断念したので、5年ぶりの実現です。

 

今回は旦那と二人の個人旅行であり、初めての訪問なので、先に計画を立てようと思っていたのですが、忙しさのあまり、GWに入ってからようやく着手。

 

5月2日に梅田の蔦屋書店へガイドブックを探しに出かけたら、1冊もありませんでした…。なんと、ギリシャ……「地球の歩き方」はクロアチアやバルト三国はあるのに、ギリシャは皆無。仕方なくカフェで4travelなどのサイトから情報を調べてchatGPTにまとめてもらいました。

 

そこで「アクロポリスの入場券は先にオンラインで予約しておくと良い」というのを見かけて、サイトにアクセスしたら、なんともうすでに午前中のチケットはかなり先まで完売。午後からの入場券は買えるのですが、どの記事にも「午後はチケットがあってもめっちゃ混むし、並ぶから、朝イチで行くのが良し」とあります。

 

舐めてました、ギリシャ。

 

しかも前にちらっと調べたとき「複数の遺跡や博物館に入れる共通券が€30で買えるので、それがお得だよ」というのを見かけていたので、それを現地で購入しようと思っていたら、なんと2025年4月から共通券は廃止。すべての遺跡が単独チケットのみになったうえ、アクロポリスが€30(約5,000円)、その他の遺跡が一律€20(約3,300円)に値上げされておりました……。うう、高い…。

 

しかしオーバーツーリズム対策として「外国人観光客の取れるところから取ろう」という考え方は個人的にはアリだと思うので、致し方なし。

 

割り増しにはなるけれど、外部のチケット販売サイトで、アクロポリスに8時に入場できるチケットが博物館とオーディオ・ガイドのセットで売られていたので、それを購入。オーディオ・ガイドは日本語版もダウンロードできたので、まあ良しとしましょう。

 

直前に調べている時点で出遅れているのですが、おおよその行程を組み立てたのが2日前でした。

 

行程はこんな感じです。

 

5月5日 成田からウィーン経由でアテネへ(所要20時間)

5月6日 アテネでぶらぶら観光。疲れてるだろうからゆっくりめ

5月7日 レンタカーでデルフィへ。アポロン遺跡観光。デルフィ泊

5月8日 デルフィ村を散策のち、カランバカへ。カランバカ泊

5月9日 終日、メテオラ修道院周辺を観光。カランバカ泊

5月10日 正教会やアラホバ村に立ち寄りながらアテネへ戻る。アテネ泊

5月11日 アクロポリス観光、博物館その他、観光。アテネ泊

5月12日 アテネから北京経由で関空へ(13日帰着) (所要18時間)

 

というわけで、初日5日は成田から出国しました。



2月に関空でも思いましたが、国際空港の利用者の80%が外国人で、日本人は少ないですね。コロナ前はもっとずっと多かった印象がありますが、なんでも現在パスポートを所有している人は全国民の13%ぐらいとのこと。

 

行きのフライトは初のオーストリア航空です。2日前に座席表を見たときは、半数以上が空いていて、席が選び放題だったので「搭乗人数が少ないのかな?」と思っていたのですが、実際に乗ったらほぼ満席でした。事前に席を予約しない文化なのでしょうか?

 

ウィーンまで14時間のフライトで食事は2回。映画は200本ぐらいありました。

 

「ウィキッド」を観たので、星を絡めて感想文を別途書きたいと思います。暇なのか? 暇なんです。なかなか普段とることのできない14時間のフリータイムを満喫しました。