火星の獅子座入宮と、意図を定める二か月 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

 

4月18日から6月17日までの2か月間、火星が獅子座に滞在します。

 

現在、太陽・水星・海王星が牡羊座にあって、支配星である火星の影響が強調されています。そこで火星が獅子座に入るのですから、なかなかパワフルな葛藤を生み出しそうです。

 

この葛藤というのは、太陽・火星・冥王星がTスクエアを形成するために起こる構図です。

 

 

「今の状況をどうにかしたい……でもどうにもできない」――そんなジリジリとした攻防戦、まるでヘビに睨まれたカエル、カエルに睨まれたナメクジ、ナメクジに睨まれたヘビという、三すくみのような緊張感が、月末頃まで続くことが予想されます。

 

特に経済面と対人関係で、この緊張関係が続き、一瞬即発の様相を呈します。そこに巻き込まれすぎないように、心の中をどっしりと構えておくとよいかもしれません。

 

そもそも2025年は、いろんなことがひっくり返りながら、パワフルに進んでいく年。動揺や緊張を逆手にとって、やりたいことや抑えてきたことをどんどん実現していくべし!――そんなタイミングでもあります。

 

火星は、そもそもが太陽の執行人。太陽が「自分だけのオリジナルな人生を生きよう」と創造するものを、実行に移す“勇気と行動力”の星です。

 

閉塞した状況を打破する力を持ち「周囲からどう思われようと関係ない」という勢いで前へ進ませていくでしょう。

 

 

その際「どこへ向かって突き進むのか」という“方向づけ”がとても重要な星でもありますね。

 

火星を野放しにするのは、しつけをしていない野生の動物を放つようなもの。そうすると、内外でさまざまなトラブルが起こる可能性があります。

 

しかし、しっかりと舵を取って導くことで、火星のパワーを活かして、普通では考えられないようなことを実現させることもできるでしょう。
 

獅子座の持つクリエイティブな力を活かして、この2か月をどう過ごすか――その“意図”をしっかりと定めていきたい時期です。

 

ただし、健康面にはくれぐれもご注意を。忙しく、パワフルに活動できる時期ですが、気持ちと意志だけで突っ走っていると、ふと立ち止まった瞬間にバッタリと強制終了……なんてことにもなりかねません。

 

やりたいことがたくさんあるときこそ、しっかりと睡眠や健康的な食事をとって、身体に滋養を与えることを忘れないでくださいね。