天王星の影響が色濃く生じる10日間 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

現在、太陽・水星・冥王星が水瓶座に位置しています。水瓶座を支配する天王星は順行に戻って、牡牛座の23度あたりですね。

 

太陽は今日の時点で水瓶座の19~20度付近を運行しており、これから10日間ほど、天王星とスクエアを形成する時期となるでしょう。

 

12日は獅子座の満月ですが、太陽-月-天王星がタイトな Tスクエアを形成。しばらく天王星の影響が色濃くなるため、いろんなことに注意しておきたい時期といえるでしょう。

 

天王星は、唐突な形で長いあいだ土星が支えてきた重みや緊張、プレッシャーを解放します。圧力によって膨張し続けていたものが、耐えかねて一気に爆発するようなイメージでしょうか。

 

天王星は地震のトリガーともなりえます。地震そのものは海王星が象徴しますが、地殻やプレートが移動することで生じた歪みの圧力が高まり、耐えかねたところで、それを解放させるトリガーが天王星です。

 

昨日まで元気に働いていた人が、急に倒れるようなときも、天王星がトリガーとなりえます。しかし、表面的には急に見えるかもしれませんが、実際には地震と同じように、体内では疲労やストレスが蓄積されていたのでしょう。それを何とか支えていた肉体が、耐えきれずに崩れた結果といえます。

 

ここでポイントとなっているのは土星で、暴発する寸前まで、まるで何事もないかのように普通に機能させてしまえることですね。

 

地盤や体内では、じわじわと弱体化しており、圧力が高まっていても、土星はぎりぎりまで、いつもと同じ日常を表面的に保ってしまうため「急に」問題が起きたように見えるでしょう。

 

でも、本当はずっと前から弱っていたし、圧力を感じていたし、腐っていたし、不満がはびこっていたのかもしれません。

 

それが、空気でパンパンになった風船が唐突に破裂するように「もういやだ!!」「もう無理だ!!」「限界です!!」といきなりあふれ出すのです。

 

 

この時期は、身体も含めてあらゆるものが突然壊れたり、停止したり、機能しなくなったりする可能性があります。予期しない場所に唐突に穴が開くような、予測不能な出来事が起こるかもしれません。

 

もう別れる。もうやめる。もう変える。もう無理。限界。

 

「何かが一瞬で覆される」ような出来事を、外の世界から体験したり、自分の内からあふれるのを体験したりするかもしれません。

 

土星の視点に立っていると、天王星の到来はショッキングで、安定した暮らしが唐突に破られるような不安をもたらすでしょう。

 

しかし天王星側の視点に立つと、さまざまなシステムや不具合を変えるチャンスにつながります。

 

暮らしにくさ、働きにくさ、使いにくさ、付き合いにくさ……なんかイライラするな、やりにくいな、十全じゃないなと感じるものがあれば、新しい技術、視点、アイテムを使って、自分から改造しまくりましょう。

 

天王星がもたらすのは、古いシステムをまったく新しいものに生まれ変わらせる改革の力。

 

イレギュラーが生じやすいこの期間、天王星の襲来におびえるのではなく、堂々と迎え撃つのはいかがでしょうか(笑)