橋本環奈が朝ドラ主演の最中に、文春砲を浴びました。
芸能人や政治家、実業家にとって、生きづらい世の中になったなとつくづく感じます。誰にとっても、ですが、特に知名度がある人にとっては、発言や行動が要注意の時代ですね。
これまでの時代では、ヒエラルキーの上位にいる人が何をしても、それは「仕方のないこと」として黙認されるのが常でした。力のある人が、力を私利私欲に使うのは、どこか当然の特権のように、当人も周囲も考えていたのでしょう。
しかし、冥王星水瓶座時代は違います。
みずからの王様を弾劾したフランス革命の市民の如く、力がある者は、その力が正しく使われているかどうか、見定められるようになるでしょう。
水瓶座にとって、力を持っているのは「ひとりひとりの個人」であり、そこでは能力差の有無は関係なく、誰もが同じ「ひとりの権利」として扱われます。
それゆえに、力がある者が、その地位にふさわしい言動をすること、公共のお金を無駄に使っていないか、ちゃんとルールに従っているか、不正がないか、公平に分配されているかを見られるし、相互に監視し合う社会となることを表すでしょう。
力のある人ほど注目され、少しの失言や誠実ではない行動は、即座に批判されます。芸能人や政治家、実業家、著名な人物は、ただ才能を発揮するだけでなく、誠実で謙虚な振る舞いも求められる時代です。
「力のある人の悪口を言う」というのは、非常にポピュラーな冥王星の表現方法です。陥れるような噂話をすることで、その人から力をそぐことに成功するわけですね。
「隠れて、こっそりとしていたこと」に対しても、誰かの目が光るときです。
それは、言い換えると、自分自身の気づいていない闇に、自分で目を光らせるときでもあるでしょう。
いろんなことが浮上してくる蠍座の季節に、きっちりと内側を見つめることが求められているのかもしれません。