水瓶座の冥王星と、スマートシティ | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

1月21日11:36に冥王星が水瓶座に入りますみずがめ座

 

2023年の3月にも1度、水瓶座入りしたので、今回は二度目。秋に2カ月半だけ再び山羊座に逆行しますが、それから先は本格的な冥王星水瓶座時代となります。

 

21日の11:36でチャートを作ってみると、はっきりと水瓶座色が際立っていて「水瓶座の夜明け」という感じがすごくしますね。

 

 

冥王星は太陽とぴったりとくっついて天頂に位置しており、水瓶座を支配する天王星は1ハウス、土星は11ハウスにあって、それぞれが本領を発揮しやすい配置です。

 

新しく変わっていくこと、社会のさまざまなものが改革されていくことが、水瓶座のテーマですが、なんとなくこのチャートを見ていたら「そう一筋縄ではいかないかもしれない」という感じもするのでした。

 

「ゲームチェンジャーが唐突にルールを変更し始めた」という印象があるんですよね。

 

羊飼いがある方向へと羊を長らく導いておいて、あるところまでやってきたときに、唐突に群れを解き放って「自由にしてよいですよ」というような。

 

羊たちは「わー自由になった~好きなところで好きなことができる~」と最初は喜び勇んで、あちこちで活動するのだけど、しばらく時間が経った頃になんとなくポツンとひとりでいるように感じたり、本当にしたいことがわからなくなったり、何か違和感を覚えたりするような感じがしたりするかもしれません。

 

なんだかわからないけれど、思ったほど自由じゃないし、しんどい気がするし、牧草地の草は思ったよりもまばらでそんなに豊富じゃないし、人とのつながりとか温かみが薄れてしまった気がする……。なんだかちょっとパサパサに乾いた、うるおいの少ないような、賑やかでウェットだった頃が懐かしいような……。

 

というイメージなんですよ。

 

 

水瓶座の持っているスーパークールな雰囲気や客観性、自由と自己責任、新しい技術、確固とした独立心がより強く働くことで、無駄がなくなり、少しずつスマートシティになっていく流れがあると思います。

 

古い慣習や序列や根性から解放されて、ひとりずつが自分らしく生きていくことができるようになる反面、葛藤から生み出される情熱や、怒りや悲しみ、無駄なお節介、無駄なやりとりが失われていくせいでしょうか。

 

セルフレジになると「はい、おつり300万円」みたいな無駄なやりとりがなくなりますよね?

 

それを合理的とするか、会話とつながりで保っていた社会性の喪失とするかは、それぞれで変わると思います。

 

個々の自己責任が台頭する代わりに、団結力と根性で生み出されてきた総量が減る感じもありますよね。

 

個人が解放されるので、個人技はむしろ冴え渡るでしょう。そういう意味では凄腕を持ちながらも、集団の中で自分を隠してきた人には、輝く機会が創生されるし、部分部分では天才肌の光る人が出現する時代となりますね。

 

しかし、誰もが決して天才ではないので、大勢の傍観者が出現するし、彼らはその結果にやいのやいのと口をはさむことで社会に参加する調停者となり得ます。水瓶座社会での主権は民衆ですね。

 

強制力が減ることで総生産量が低下し、それを最新技術に補われるようになるかもしれませんね。

 

黄色い花   黄色い花   黄色い花   黄色い花   黄色い花

 

この配置とオポジットの冥王星獅子座時代は1939~58年で、現在66~85歳の方々に該当する世代であり「Me世代(ミー・ジェネレーション:しっかりと自分の意志を確立して表現する)」です。

 

熱く、華やかで、ど根性の持ち主で、戦後の日本の復興を前線で引っ張ってきた方々ですね。

 

獅子座の持つゴージャスでキラキラとした輝き、最上志向、強いパワーをわかりやすくアピールする性質が最も反映されたのが、80年代バブルの頃だといえるかもしれません。

 

ここと対極の水瓶座のイメージは、最新技術で制御された、静かでスーパークールなスマートシティです。

 

対比して考えてみると、5年後、10年後の社会の感じが見えてくるかもしれません。

 

インスタの方には冥王星水瓶座の通常のイメージを書いてみました。よかったら、合わせてお読みください。

 

みなさまにとっては、冥王星水瓶座はどんな印象でしょうか?