12星座と身体と心の関係をご紹介するシリーズです。
◇牡牛座と関係する部位<顎部・首・耳・鼻・咽喉・甲状腺>
〇首の痛み
寝違えたり、何かの拍子にひねったりして、どうにも痛くて首がまわらない、動かせないというときは、自分の中の愛や温かみや思いやりの気持ちよりも、頑固さや強情さが上回っている可能性があります。
自分の中のある種の頑なさが、自分の意見や価値観に固執して、柔軟に物事を受け止めることを拒否しているのでしょう。
外側の誰かの意見を受け入れたくないし、外のマジョリティの意見や活動を見たくない。そのような、やってくるものに対して「ノー」と言いたいときに首の痛みが生じます。
そこにはただ頑固なだけでなく、恐れがあるのかもしれません。それを受け入れてしまったら、自分が自分でいられなくなるような、自分が間違っているかのような不安があると、防衛のために自分をますます硬くしてしまうでしょう。
周囲がどうであれ「自分は自分で良いのだ」と感じることが、大事なときです。
〇鼻のトラブル
鼻が詰まったり、鼻炎を起こしたり、匂いが感じなくなったりするトラブルは、自身の心地よさから切り離されているときに生じます。
香りには好き嫌いがはっきりとあるのが通常で、嫌なもの、不快なものをごまかすことができません。
さまざまな鼻のトラブルによって、匂いを嗅げなくなるということは、五感のひとつを閉ざすことであり、それは自身にとって心地よくない状態であることをごまかさなくてはならないときだといえるでしょう。
慢性的な場合は、長いあいだ、自分を騙し続けることで、どうにかそこに留まっているのだといえるかもしれません。
鼻のトラブルが生じたときは、何をごまかしているのか……本当に望んでいることは何であるのかということと合わせて、じっくりと検証する余地があるでしょう。
少しずつでも、自身の望む快適な状態に人生を近づかせていくことができたら、鼻の悩みから解放されるかもしれません。