【新月】2023蟹座新月★昏き闇の中で光を見出す | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

 

  2023年7月18日は蟹座の新月かに座

 

この新月については、インスタの方に詳しく書いたので、よかったら合わせてお読みください。

 

 

https://www.instagram.com/mari_lightside/

 

こちらでは補足をしてみようと思いますが、こないだの火星の乙女座入りのときに書いた、ひとつめのアスペクトが、この新月の前から7月末頃まで続きます。

 

「太陽と冥王星が180度」で 「火星と土星が180度」というやつですね。


180度のオポジションというアスペクトは、向かい合うふたつの星がそれぞれの星座の方向へと引っ張り合うために葛藤が起きやすいものです。

 

ゆえに「どうやって、このふたつの星座を調和させるのか?」というテーマが出現します。

 

そのふたつの極を意識してバランスをとることが大事な時期といえます。

 

 

  火星と土星の180度

 

私の見解として180度となる惑星は、ふたつのうち、一方を自分で活用し、もう一方を対外的な人物や状況に投影して体験することが多いように感じます。

 

惑星の片方をまず外側に見出したのちに、葛藤しながら取り込んでいくという感じですね。

 

たとえば「火星-土星の180度」であれば、自分が火星側に入ることが多くなるかと思いますが、すると目の前の状況や人物に土星が投影されます。

 

すると丁寧に育てたり、努力したり、調律したり、ケアしたりしなくてはならないことが、火星に求められます。


いろんなケースがあると思いますが、たとえば「任せられた仕事のクライアントが細かい人なので、いつもより丁寧に仕事をこなす必要がある」とかですね。

 

「暑くて湿度の高い厳しい天候の日々が続くので、コマメに自分をケアする必要がある」とか。

 

「友人が数人で家にくることになったので、部屋を急いで綺麗に片づける必要がある」とか。

 

「コロナ後の来客に備えて、ホームページやパンフレットを作り替えるのに、紹介文や写真を全部見直す必要がある」とかですね。

 

なんとなく、イメージが伝わりますでしょうか?

 

土星というと反射的に厳しく感じる人も多いのですが、乙女座とは相性が良い星だと感じます。農耕の神である土星に、豊饒の女神の乙女座なので。
 

乙女座という勤勉な火星の前に、日々の努力を要求する土星という組み合わせですね。

 

無茶はできないときですから、くれぐれも体調とメンタルの管理をしっかりとしながら、着実に歩んでいきたいときです。

 

 

 

  新月(太陽・月)と冥王星の180度

 

同じように新月となる蟹座の太陽・月と180度の冥王星に当てはめると、どうなるでしょうか。

 

私(太陽・月)の前に立ちふさがる恐怖。心の深いところを揺らすような状況や人物ですね。

 

しかしここで気を付けたいのは、蟹座の時期はいつもより繊細になるので、ほんのちょっとした刺激でも、大きな衝撃として感じやすいということです。

 

なので、特別にすごく怖いことが起こるというよりも「普段はあまり気にしないようにしている、無意識の層にあった不安がクローズアップされる」という傾向になるかと思います。

 

山羊座の冥王星と向き合うので、ある種の厳しい現実と向き合うという感じですよね。

 

お金とか、能力とか、人とのつながりとか、仕事とか。それらが充分に足りているだろうか?なくなるのではないか?

 

世界が変容していく最中、自分はそこに適応できるのだろうか?

 

そんなことから生じる、世界から拒絶されたかのように感じる不安感や孤独感というものもまた、あるかもしれません。

 

そこと同一化して、心を埋没させていくと、苦しい時期となるかもしれないですね。

 

しかし、その苦しさの背後にある、本当の欲求に気づくことができたら、大きく自分を変容させるチャンスとなるかもしれません。

 

自分を大きく変えてみよう。新しいことに飛び込んでみよう。新しい人とも知り合ってみよう。

 

すると冥王星は、あなたの運命を大きく変える出会いや出来事となるかもしれないですね。

 

この夏に、どんな人物や状況とあなたは出会っていきますか?


今がそういう時期なのだと理解することが、自身の見解を広げることを助けてくれるでしょう。