できると楽しい牡牛座の話 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

先日、木星が牡牛座に入ったわけですが、ここから1年間、牡牛座の象徴する方面に恩寵がある時期となりますね。

 

ちょうどこないだインスタに「木星の天の恩寵を存分に受け取るには」という話をアップしたのですが、どこにどんな風に意図を向けるのかが、大事なときでもありますね。

 

 

牡牛座という星座が持っている温厚さや安定感、豊かさを「何もしないでのんびりするぞ」というところに向けることもできるし「この空いているスペースを素敵な花でいっぱいにするぞ」というところに向けることもできます。

 

牡牛座は「I have 所有する」というキーワードを持つ星座ですが、これは究極的には「いろんな能力を体得する質」を示しています。

 

私の母は牡牛座ですが、家中に花を活け続け(華道歴60年!)、屋上菜園で野菜を作り、庭の渋柿を干し柿にしたり、大量のゆずを柚子茶にしたり、梅を漬け込んだり、ハーブを育てて料理したり、絵手紙を描いたり、写経したり、お皿を創ったり、郵便受けを自作したりと、いろんな活動で日々忙しく過ごしており、それが楽しいといいます。

 

遊びとか楽しみというと、獅子座の範疇でもありますが、牡牛座との違いは、生産性があるかどうか、ですね。火と地の違いともいえます。

 

 

獅子座の楽しみは、ゲームをする、マンガを読む、パーティーに参加する、カラオケする、バーで飲む、デートする、ギャンブルする、スポーツする、ダンスする、ライブへ行く、ドラマを観るといった、その瞬間にパッと盛り上がるような遊び。

 

牡牛座の楽しみは、料理を作る、花を育てる、絵を描く、陶芸する、洋裁する、DIYする……といった生産性があり、体得するものであり、誰かに提供できるものにもつながるでしょう。

 

牡牛座の楽しみは「できるようになって嬉しい」「目に見える成果や出来上がりに満足する」という、内なる充足感が多々ありますね。

 

獅子座の楽しみは「あーー楽しかったーーー!!」「スカッとした!!」「興奮した!!」といった類いの「生きている!!」という実感とエネルギーを全身にめぐらせるものではないかと思います。

 

その両方の楽しみや喜びが私たちには必要なわけですが、いまは木星が牡牛座に入ったので「できるようになったら嬉しいこと」「実ったら、喜ばしいこと」を、時間をかけて育むのに良いのではないかと思います。

 

マイペースで、じっくりと、体感に落としこみながら、一歩ずつ進むのが牡牛座スタイルですね。あせらずに、そのプロセスも楽しむ。昨日できなかったことが、できるようになったという喜びを味わう。

 

まるで、子どもの成長を見守るように、小さな若芽が育つのを1年楽しんでみるといいかもしれないですね~。