2023年5月17日2:21に木星が牡牛座に入ります![]()
これはもう牡羊座へと逆行することなく、このまま2024年5月26日まで1年間、牡牛座に滞在します。
木星は天の恩寵の象徴であり、私たちの成長を後押ししてくれる星。
それが牡牛座の司る現実的な豊かさ、安定感、温かみや愛をサポートしてくれるということは、普通に考えると「景気が良くなる」とか「豊作となる」とか「心地よく安全な場所が広がる」といった感じですね。
強く出過ぎると「享楽や贅沢品があふれる」「物価が高騰する」「快楽や遊びに耽る」といった感じでしょうか。
現実的にGW明けて、コロナの扱いも5類へとなり、これまで人を隔てていたプラスティックの垣根も撤廃されて、インバウンドの観光客もドッと増え、明るく賑やかな雰囲気が満ちています。
牡牛座木星的な安全や健やかさが広がって、実際に人や物と触れ合う喜びが戻ってきているといえますね。
一方で気になるのは木星が牡牛座に入るとき、火星・冥王星と共にTスクエアという三角を作ることです。
火星はチャートルーラーであり、その真向かいに冥王星。冥王星はチャートの最も天頂高くにあるカルミネート惑星でもあり、この木星入宮図を牽引する存在です。
ということは、ただただ豊かな恩恵に恵まれるというよりも、さまざまなものが変容を遂げた結果として恵まれるということができるでしょう。
木星はべネフィック(吉星)ですが、火星と冥王星はマレフィック(凶星)です。
とはいえ、マレフィックが悪くて、ベネフィックが良いとは、一概にはいえません。マレフィックはその難しさをモノにできたとき、超人的な能力を個人にもたらしますし、ベネフィックはその恩恵で人をスポイルすることが多々あります。
なので、いずれにしても「どう、その星の特徴を乗りこなすのか」だと思うのですが、この三角の配置は「あなたが本気を出して、これまで使ってこなかった能力を存分に使って、自身を進化させることができたら、恩恵にあずかれます」という感じがします。
ですからこれから先、ものすごい大金が投じられて古い街並みや建物がドーンと再生されるなんてことは多々あるでしょう。老朽化したホテルに海外マネーが流れ込んでゴージャスな形で再建なんていうケースですね。そういうところにはパワーもドッと集まるので、ますます裕福に栄えていきそうです。
反面、これは大きな落差を生じさせる配置です。大飛躍・大成功する人の背後では、巨額な損失も生み出されます。
火星や冥王星が絡んでくると、そういう激しさ…生き残るために、より多くを獲ろうとする人と、それに負けてしまうような激しさが生じるでしょう。それによって社会的な格差がますます広がっていくかもしれません。
そんな状況でも、個人の才覚次第でどうにでもなるというのが今の時代です。たくさんの情報があって、世界の壁が薄くなり、元手がなくてもアイデア次第で何でもできます。
まさに風の時代の風潮ともいえますが、エレメントの風はさまざまな物の見方を広げて「こうやったら、いけるじゃないか」という抜け穴を見つけ出すことを助けてくれるんですね。
ままならない状況や変わっていく社会の中で、いかに賢く、たくましく、隙間をくぐり抜けて、活路を見つけ出していくか……それこそが火星-冥王星-木星の骨頂であるでしょう。
アスペクトに火星が絡んでいるとき、他人任せや受け身というのはありません。火星は戦士の星ですから、勇気を出して、攻めていくこと…そうして自分の人生をひらいていくことが大切なときといえるかもしれません。
牡牛座は愛と豊かさ、温かみ、安全な暮らしを象徴しますが、それらを得たり、守ったりするためには、向かいの蠍座の象徴する強さや葛藤に飛びこんでいく勇猛さが欠かせないのでしょう。
この三角のアスペクトを構成する火星も冥王星も蠍座を支配する惑星ですから、牡牛座と蠍座の融合……このふたつのサインを活かしていくことが「本気を出して、これまで使ってこなかった能力を使って、進化すること」でもあるし、それが恩恵を得るためのカギだと感じます。
どのあたりの活動から始めたらいいのか?というと、それはやっぱり木星が入ってくるハウスでもあるので、よかったらいま、あなたの出生図のどこに木星がやってきているのかも、↓こちらから参考にしてみてくださいね。


