私が普段、教えたり話したりしている占星術は、いわゆる心理占星学の観点がベースで、その人がいかに成熟していくのか…ということを中心に読み解いております。
吉凶とか良し悪しよりも、また実際に社会で何をするか、しないかということよりも、そのようなことが起きている内側で、どんな葛藤や成長があるのかを見ていく感じでもありますね。
個人がさらに発展するためには、どんな要素を持つことができて、どうやってバランスをとっていくのか等々を、掘り下げていく感じでもあります。
しかし金運に関しては、ほとんどの場合、セオリー通りになるなと感じます。つまりチャートの星座や惑星の配置によって、ある程度の収入の規模などが決まってくるということですね。
まれに「この人、もっとお金があっても良さそうなのに」というケースもありますが、そういう場合は自身の星を親や配偶者に投影する形で使っていることが多いですね。その人物を通して、それなりの恩恵にあずかっているものの、おそらくもっとアクティブに自分の星を活きれば、さらに収入が増えるんじゃないか?と、密かに感じたりします。
どかんと収入がある人は元々の星のポテンシャルをめいっぱい活かして、その方にあった事業や投資をしているケースがほとんどですね。けっこう危うい感じの投機で一山当てるタイプの人もいますが、金運と投機運(ギャンブル運ともいえるかも)は別物なので、金運がよい=投機運がよいではないです。
投機運がよい人は、すごい財産を稼ぎ出したりしますが、その人がセオリーを教えたところで、同じ運がない人は稼げないだろうなと思われます。
そういう意味でお金に関しては、けっこうシビアに、星のめぐりが表れるんですよね。
金運+仕事という形で組み合わせると、どんな分野で、どんなサービスを展開するとうまくいきそうなのか……ということは、ある程度まで絞り込めます。
実際に仕事してうまくいってる方は、お話をお伺いすると、ほぼセオリー通りのことをしていらっしゃるのですね。
個人セッションでも、女性の個人事業主さんの相談が多いのですが、時機や傾向、活かす点、注意する点などは、けっこうはっきりとわかります。
金運を読み解く講座はリクエストがあったときに各地でやっていますが、6月に大阪で開催する予定があります。
占星術の観点による金運のセオリーを学びたい方も、ご自身の活かし方を知りたい方も、ぜひ、いらしてくださいね。