建国記念の日と水瓶座の国 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2月11日は建国記念の日で、つまり日本の誕生日は公称2月11日。水瓶座22度ということになっております。サビアンシンボルは『座りながらすべての手足を振っている大きなクマ』という月を矯正する度数。なかなかピッタリな気がします。

 

水瓶座の国である特徴をわかりやすくいうのであれば『相互扶助の精神が強い民族国家』でしょうか。これは日本国民の美徳でもありますね。

 

災害時や緊急時でも助け合い精神を発揮して、譲り合い。困ったときはお互いさま……ということで、その場にいる人たちと配慮し合って、パブリックスペースを心地よくしようとすることができるのは、水瓶座精神そのものです。

 

災害時などに他国ではパニックになったり、暴動が起きたりするのを見かけますが、わが国民は粛々と黙って並び、ジッと耐え忍んで待つことができます。

 

コロナの初期、多くの国でロックダウンが実施されましたが、日本人は政府がお願いしただけで、法的強制力がなくとも、おおむねの人たちが自主的に社会的秩序を遵守することができます。

 

これこそがまさに水瓶座なんですね。法は射手座の、それを施行するのは山羊座の領域ですが、水瓶座は組織を構成するメンバーの相互意志によってルールが創り出されていき、そしてそこには法的な強制力がなくても、全員が守ることができるのです。

 

 

法的な強制力の代わりにあるのは、他者への信頼なんですね。この力はとても大きく、共通の物語を生きることによって、私たちはそこに属する安全権を手に入れるのでしょう。

 

エスカレーターの左側に整列するのも(大阪は右)、トイレに一列で並ぶのも、不文律なルールを「あ…察し…」で、合わせることができるのが、水瓶座国民。

 

うちの息子がまだ小学生だった頃「空気読み」というゲームで遊んでいるのを傍で見ていたことがあるのですが、それこそ「ある状況の一場面から、プレイヤーがどう行動するのがベストなのか」を選択するゲーム。

 

レベルが上がると、どんどん難しくなって「何が正解だ?」となるのですが、小学生の息子はさくさくこなしていたのでした。天王星・海王星が水瓶座ジェネレーションのZ世代ですね。

 

水瓶座の美徳は、そのまま弱点にもなり得るのですが、それは集団の持つ強制力に取り込まれて、改革精神が押し込まれてしまうことです。集団統率力の強さがアダとなる感じでしょうか。

 

この水瓶座システムは法での強制力の代わりに、人が人を監視するわけです。これは空気のような無言のプレッシャーを与えるでしょう。

 

「誰にも注意されないけれど、空気の読めない行動をしてしまったときの独特の気まずさ」ってあるじゃないですか。照れ笑いしようにも、誰も目を合わせてくれないか、シラーッとしているような、気まずさ。

 

あのクールなヒヤッとする無言の空気感こそが、私たちを縛るわけです。

 

水瓶座に太陽・水星・土星が揃っている時期ですね。まもなく冥王星が水瓶座にやってくると、日本という国の大きな改革とチャレンジがやってくるでしょう。