【新月】2022山羊座新月★新しい完成のために | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2022年12月23日19:18に山羊座の新月ですやぎ座

 

冬至の翌日、年末年始の流れを象徴する今年最後の新月図は、山羊座に星が集まるステリウム。その星のエネルギーは、山羊座を支配する土星に向かいます。

 

 

ほとんどの星が冬至の流れと一致して『新しいサイクルの未来に向かって、一歩ずつ丁寧にやっていきましょう』という雰囲気ですね。新シリーズの完成へと向けた、新たな挑戦の始まりです。

 

希望を胸に『こういうことを実現したい』とイメージしたものの図面をひき、時間をかけて、実現させていく……。

 

ちょうどこないだ今年の大河ドラマが終わったところですが、ドラマや映画のメイキングや監督のインタビューを観ていると、本編が始まる何年も前から構想が練られ、プロットが作られているんですよね。

 

その後にスタッフやキャストが集められて、各々の準備が進められていき、そして撮影が始まると現場で動きながら、全体の調整が行われて。思いがけない融合があり、全員がベストを尽くして、細心の注意と意識で完成に向かっていくのでしょう。

 

時間をかけて設計し、実際にエネルギーを動かして、クオリティの高い完成へと向かう……この世界のあらゆることは、小さなレベルから大きなものに至るまで、この過程を通って行われていますよね。

 

そこにどれだけ繊細な集中と意図を持ち込むことができるかで、完成の精度が変わるでしょう。

 

みんなのあまり好きではない(笑)土星は、まさにそれを助けてくれる星で、金星や木星や火星は気楽で勢いはあるけれど、しっかりとコミットさせてくれるのは、土星だけなのです。

 

 

いま、新しい木星の周期のはじまりにあって、次に実現していきたい未来のプロットをイメージするときといえそうです。

 

現在は過去に積み重ねてきたことの結果であり、未来は今、何をしているかという行動によってひらかれていきます。

 

過去から未来へと貫いている時間軸を象徴するものはまさに土星ですが、時間を味方につけるのか、否かによって、人生の充実感や達成できるものが変わります。

 

今よりもっと簡単に人が死んだ時代の時間の使い方は、今とは異なっていたんだろうなと感じます。

 

いつでもできる、いつでも会えるという環境は、とても便利な反面、気を抜くとコミットすることから気が逸れてしまいますね。

 

 

見て、触れて、味わって、関わる。毎年同じようでいて、決して同じではない、年の瀬と新年をお過ごしください。家族や友人と過ごす時間も有限ですね。

 

何かを実現するために、毎日どう過ごすのかに意識を向けていく……。

 

私たちはもっと私たち自身になっていきたいというのが、人生における完成でもあるでしょう。

 

有限な人生の、限りある時間の使い方を意識していきたい、山羊座の新月です。