私はどのように力を表現しているのか | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

8ハウス研究会のシーズン2は日本に滞在中のザビエが毎回ライブで短い講義と探求のための問いかけをしてくれるのですが、2周目であり、ライブでもあるせいか、1回目からぶっ飛ばしてくれています(笑)

 

2周目の人はまだ慣れているでしょうが、シーズン2からご参加の方のなかには、どきどきしている方もいらっしゃるかもしれませんね……。

 

パワー、セックス、対人関係で起こる葛藤といったテーマに最初の2回はエディプスの神話を絡めて切り込まれました。短いの時間の講義ですが、ズバッと核心をついてくるので、毎度唸らされます。

 

対人関係を通して生じる激しい感情……相手を自分だけのモノにしたいとか、邪魔者は排除したいとか、邪魔する人に対して激しく嫉妬するとか、そういった力があることを自覚していて、それをどんな風に使っているか?

 

水の世界のこと....心の中に生じる激しい感情の世界は、めくるめく揺れ動き、変化していき、自身でもつかみどころがないので、つい見逃されたり、自分で気づかないフリをしてしまったり、あるのにないことにしてしまいやすいと思います。

 

ましてやそこに注目して、取り出して、滔々と語る機会というのは滅多にないですよね。代わりに文句や愚痴といった形で内側にある感情を適当に散らすことはたびたびあるかもしれません。

 

でも、単なる文句や愚痴から一歩だけグッと踏みこんでみると、相手とのあいだにどんな葛藤があって、どんな苦しみや感情があり、相手がどのように力を奮っていて、自分はどんな力でどのように応えているのかが見えてくるかもしれません。

 

さらにそれが自分の中でどんなパターンとして、さまざまな人とのあいだで繰り返されているのかということも見えてくるでしょう。

 

 

誰かと本気で関わるということは、とにかく時に本当に面倒くさいもので、本気で愛して、一緒に何か新しいものを生み出そうとするほど(広義の性交)、求めて得ようとする衝動的な力が高まるため、時にそれが激しくぶつかり合うことになります。

 

蠍座や8ハウスって、つくづく喧嘩とセックスが華だなと思うのですが、蠍座&8ハウス族には日常茶飯事ではないでしょうか(笑)

 

もちろん、蠍座や8ハウス天体がない!!という方でも、火星や冥王星はどこかにあるし、サインを通して8ハウスとも関わるし、どこかには蠍座が位置しているわけですから、無関係ではありません。

 

そしてこの力の表現も親から学ぶものですね。家庭のなかで力がどれくらい表現されていて、親同士がどんな風にお互いと関わり合っていたのか……それが自身の力が誘発される最初のきっかけになります。

 

8ハウスはモラルの9ハウスのひとつの前のハウスですから、その表現には良し悪しも、正しいも間違っているもなく、ただそれぞれが個々の力を受け継いだものを通して、どのように表現しながら相手と関わっていくのか?ということが剝き出しになっていく世界でもありますね。

 

木星が牡羊座に位置する今年は火星イヤーでもあるので、内なる力を自分のモノとして解放するのに最適なときです。以前も書きましたが、チャートの火星をうまく使わないと、そこから問題が始まる可能性があります。

 

自分がどれくらい他者との関係のなかで力をどんな形で表現しているのか……まずはそれを自覚することがその第一歩となるかもしれません。