【新月】2022獅子座新月★人生を創り出す | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2022年7月29日2:54に獅子座の新月ですしし座

 

真夏の本番に獅子座の新月で、パーッと華やかに楽しみたいところですが、どうも実際には、なんだか葛藤するような、一進一退の雰囲気があります。

 

明るく楽しく賑やかに盛り上げようとする星たちと、物事を膠着状態に留めようとする星たちとが拮抗して、手放しの状態でなんでもかんでも味わおうというわけにはいかないかもしれません。

 

2ハウスで起こる新月ですが、ここは愛と豊かさ、健全さと安全のお部屋。心の中に慎重な気持ちが芽生えてきて、安全を確保しながら喜びを分かち合おうとするような夏となりそうです。

 

 

この慎重さは、依然として、なんとなく社会の先行きが見えないところからやってくるでしょう。今年の夏はようやく行動制限がなくなって、いろいろと楽しめると思っていた矢先に、感染者数の増加から、明るい見通しが立ちにくい感じがあります。

 

夏季賞与はコロナ渦中の昨年より一転しておおむね増加しているものの、経済環境が好転したとは言えないことも影響しているでしょう。

 

健全で安全で豊かさに満ちているとは、決して言い切れない世界のなかで、パーッと景気よく楽しむ!!というよりも、個々がそれぞれの範疇において、楽しめることを楽しもう、という感じになりやすいようです。

 

水星-土星-火星・天王星が固定星座、固定ハウスでTスクエアとなるため、これまでと変わらない価値観や同じ方法でいると「なかなか動けず」というところに陥りそうです。しかし、この星の配置そのものが「かしこく考え方ややり方、立ち居振る舞いをアップデートさせる」ということを示しています。

 

旧来のものにとらわれず、視野を広くして、いまの時代と自分に合っている生き方や暮らし方や働き方に調整していくことが、快適に過ごすためのコツといえるかもしれません。

 

自分の価値観に合わない環境や社会に不満を持つと、苛立ちや不安が募るばかりでしょう。この星の配置は自分のこだわりに固執して、それに合わない外側の世界に不満を抱くと、どこまでもイライラするような、掻痒感を催させるかもしれません。

 

合わない部分に意識を向けて、そのギャップに苛立つよりも、フィットしている心地よい部分を見つけ出して、その快適さを広げていくほうが、かしこいやり方といえるでしょう。

 

 

新月となる獅子座の太陽と月が牡羊座の木星と調和して働きます。

 

喜びがないなら、いまここから創り出そう。自分で自分が心地よくいられるように工夫して、盛り上げて、気分がよくなれるように、自分で自分をしあわせにしよう。
 

そんな前向きな明るさが、ここに描かれているように感じられます。

 

社会や状況の好転に期待したいところですが、これは前述の通り、あまりパーッとしない雰囲気なんですね。

 

でも誰かが心地よくしてくれないからといって、そのままそこに乗っかっている必要はないですよね。

 

私たちには自分で自分の面倒を見て、愛して、心地よくしてあげるだけの能力も責任も持っています。

 

獅子座は自分を表現して生きることと、それを見られて、受け止められることを大切にするサインですが、私たちは誰かに認めてもらう前に、自分が自分をしっかりと受け止めて、認めることができます。

 

それをせずに、自分で見ても認めてもいないものを、代わりに誰かにしてもらおうとしても、うまくいかないかもしれません。

 

でも、外の反応がどうであったとしても、自分だけは、そんな自分を大切にして、愛し、心地よくしてあげて、見守り、育てていくことができるでしょう。

 

それは自分にしかできない、自分だけの役割です。

 

世界でたったひとりのユニークで素敵でかしこくて、やさしくて、愛があって、力があって、繊細で、大胆で、努力家で、おおらかで、日々を生きている私を。

 

何かができても、できなくても、何かを持っていても、いなくても、私が世界でたったひとりの大切でいとおしい私であることに変わりはありません。

 

愛と豊かさを健全に育てる、2ハウスの新月。

 

私を愛して、私の内にあるもの、その全部を認めて、どこにいても、何をしていても、いなくても、心地よく、気分良く、生きていけるように。
 

人生を自分の力で創り出したい、獅子座の新月です。