【満月】2021水瓶座満月★愛といつくしみと共に | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2021年8月22日21:01に2度目の水瓶座の満月ですみずがめ座


1カ月前、7月24日も水瓶座の満月で、ちょうどオリンピックが幕明けたタイミングでした。「お互いの存在を尊重し合う」というテーマがありましたが、今回もやっぱりそこに尽きるんですよね。水瓶座って共生ですね。

 

これって言葉にするとカンタンだけど、実際にやるのはすごく難しいと思います。

 

① 全員が自分を生きる

② それをお互いに認め合う

 

という2ステップですが、まず①が難しいわけです。そして①をゆるさず、自分の本性を押し隠していると、他者のそれも否定したくなるんですよ。そんなのはワガママだ、子供っぽい、みっとも­ない、恥ずかしい、まわりの人の迷惑だってね。

 

でもそうやって本性を隠していると、人生がつまらなくなって、義務と制限ばかりの日々に憂鬱になって、お先も暗くなっちゃうんですよね。

 

社会のルールを守りながらも、いかに自由で自発性と遊び心に満ちた自分でいることができるか?って、こないだの獅子座新月のテーマでもありましたが、私たちの社会課題でもあると思います。風の時代1年生は軽くなるために脱ぎ捨てなきゃいけないものがいっぱいあるみたいです(笑)

 

 

満月図には今の時期の私たちが抱える葛藤に対して、いかにバランスをとるかというヒントが描かれるのですが「ひとりひとりが心地よくいることで、調和的なつながりを創り出していこう」という感じです。

 

天頂に冥王星と土星がどーんと位置しているので、恐怖や不安を煽ってくるような雰囲気や圧力が満ちるときですね。乙女座の水星と火星の向かいには、コントロールできない自然の脅威を示す海王星があって、見えないものに翻弄されるときでもあります。

 

なので全体にどんよりとしがちで、行動も制限されるし、憂鬱になったり、やる気がなくなって現実逃避したくなったり、やってらんない感じになったりしやすいわけです。でも、そのことに気づいておいて、あんまりそのムードに飲み込まれないようにもしたいですね。

 

乙女座にとっては精査された情報が大切ですから、しっかりと現状認識はするけれど、それ以上は振り回され過ぎないようにしたいものです。乙女座は防衛本能を象徴し、常に不安要素を排除しようとするので、行き過ぎると「風で葉っぱが飛んできただけでセコムが作動する」みたいな過敏な状態にもなってしまいます。

 

これを正常に保つには、思考に意識がいき過ぎないように、しっかりと今ここの現実に留まることですね。海王星が「ここではないどこか」へ意識を飛ばしやすいので、妄想の世界に入ったり、まだ起きていないことをぐるぐる考え続けたりしやすいのですが、そういうときは眠って、心身を休ませるのが良いかもしれません。

 

心の声に耳を傾けて、感じることも大事。そして目の前の風景や色や手触りや風をしっかりと感じて、体感に留まって「身体にとっての心地よい状態」を創り出していきましょう。

 

心身に余裕がなくなると、余計に不安が広がったり、ますますやる気が起こらなかったり、何もかもが面白くなくなったり、他者を否定したくなったりしてしまいます。でも水瓶座の社会って、地の時代のトップダウン式ではなく、そこに参加している人たちがみんなで協力して創り出すものなんですね。自主的に仲間たちと集う活動のように。

 

 

自分自身と環境を心地よくする責任が自分にあると自覚して、そして共に過ごす人たちとの関係や、所属している環境への責任もあるのだと認識を新たにすることが、いまの時期に起きる葛藤を超えるコツのようです。

 

お互いを我慢させ合うのではなく、ルールを守りながらも、心地よく、余裕をもって機嫌よく過ごしていることで、他の人をホッとさせて、お互いに協調を生み出していく。これって、自分がゆったりと心地よくしていないと「無理に我慢して合わせること」になってしまうので、ほんと、まず自分を整えることが大事なポイントです。

 

水瓶座の時代は自立したひとりひとりが、お互いを支え合う社会。愛と慈しみと共に過ごしたい夏の満月です。