【新月】2020魚座新月★すべてを使って、賢く生きること | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2020年2月24日0:31に魚座の新月ですうお座

 

12星座のラスト・ランナーである魚座に4惑星が集まり、今年の主役ともいえる山羊座にも4惑星が集まる新月。

 

山羊座の象徴する境界に、魚座の象徴する「曖昧さ」がもたらされる時期で、人間の作り出した国境を超えて、ウイルスが広がりつつあります。

 

 

5月に開催予定のザビエのワーク­ショップのテーマは水星ですが、これに先駆けて1月にオンラインセミナーでザビエが教えてくれた水星の話が、まさにタイムリーだなと感じます。

 

今回の魚座の新月には、ぴったりと水星が寄り添っていて、これが山羊座の火星・牡牛座の天王星と共に「小さな三角」を天空に作り出しています。

 

オンラインセミナーでザビエは、水星の持つ、さまざまな異名を紹介してくれました。

 

「リソースフル(機智に富む)」

「ナイト・ウォッチャー(夜の番人)」

「ゲート・ラーカー(門をこっそり監視して、すり抜ける人)」などなど。

 

これら水星の持つ特質をフルに活かして、いまの時代に起こっている変化や危機を乗りこえること。


まさにタイムリー!!な話だったと、いまさらに、つくづく思います。


※またお知らせしますが、2020年にぴったりのザビエの水星セミナーにぜひ、お越しをにやり

 

 

今回の新月を取り囲む小三角は、まさにそれを指し示しているようです。

 

いま、これまで体験したことのない事態が起こっていて、わたしたちは感染を予防するだけでなく、経済の落ち込みと停滞という、どっしりと重い時期も同時に迎えています。

 

この事態が長引くほどに、さまざまなところにまで影響が波及していくことは、想像に難くないでしょう。

 

この時期をいかに賢く、チャレンジングにすり抜け、乗り越えていくのか。

 

ただ、嵐が過ぎるのを黙って待つだけなのか、嵐を避難しながら、うまくこの時期を超えていくのか、わたしたちの機転と行動力とが試されているでしょう。

 


先日Youtubeでも話したのですが、2月16日から3月末まで、火星が山羊座に滞在していて、新たなチャレンジをうながしています。


火星はわたしたちの内にある、とても大きなエネルギーを象徴するため、その使い方には、本当に意識的になった方が良いでしょう。

 

放っておくと葛藤を激しくさせたり、他者との対立を深めたり、身体にダメージを及ぼしたりする可能性さえあるのが火星です。

 

 

今回の新月図では、火星が太陽・月・水星・天王星と共鳴しながら働くため、自分の内側としっかりとつながりを持って、知恵やひらめきを活かしながら、どんどん実行できるときです。

 

新しいチャレンジのときですから、自分を制限しているパターンや思いこみを超えていくことも必要となるでしょう。

 

 

これは2020年に山羊座に集まっている木星・土星・冥王星のテーマでもありますが、わたしたちは通常、ある方向へと成長し、そこに適応するために、自分の中にある力のなかで、それにそぐわないものを巧みに隠し、見せないようにしていきます。

 

そしてうまくそこに適応すると、これをパターンとして学習し、くり返すことで「これが自分らしいやり方だ」と、自己同一化していくでしょう。

 

しかし、わたしたちの中には本来、もっともっと多くの力が備わっています。

 

それを取り出して、使うことに、はじめは抵抗を感じるでしょう。

 

それをすることは自分らしくないし、しっくりこないと思うかもしれません。

 

 

だけど、生まれた瞬間のホロスコープ・チャートに12の星座と10の惑星が描れているように、わたしたちは地上を生きるための、すべてのリソースを生まれ持っています。

 

魚座を守護する海王星は、土星の定めた境界を曖昧にしていきますが、それは「これがわたしなのだ」と、人生のどこかの時点でそう思いこんだ「自分」という人格の境界を溶かすのかもしれません。

 

「アイデンティティを手放す」というのが、12星座のラスト・ランナーである魚座のテーマのひとつにあります。

 

「こうすることが正しい」「これが自分らしい」と、いつかの時点で過去の自分がひいて定めた境界を取り除くことが、魚座の持っている力。

 

そうすることで「わたし」は再び、源とひとつとなって、すべてのつながりを取り戻し、もっと自在で、もっと自由に、人生を創造できるようにもなるのでしょう。

 

 

自分のすべてを使って、賢く生きること。

 

多くの情報が錯綜する時代だからこそ、それを見極める賢さも、自分のために何を選択するかという意志の強さも、繊細になっている自分に寄り添って、親切にする愛情も必要です。

 

この時期を乗り超えるために、まず、なによりも自分自身とのつながりを取り戻して。

 

わたしの内にある、すべてを可能性を健全に機能させて、どこにエネルギーを向けて、なんのために使うのか、しっかりと照準を定めていきたいとき。

 

軽やかに痛みを超えて、源と再び、ひとつになる、魚座の季節です。