【星模様】土星山羊座イングレス★人生の基盤を再構築する | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2017年12月20日13:51に土星が山羊座へ入宮(イングレス)しますやぎ座

 

ここから2020年12月まで3年かけて、土星が山羊座を通過します。

 

土星は山羊座の守護惑星ですから、およそ27年ぶりにホームグラウンドに還ることになるでしょう。

 

本来の居場所にあるため、土星の持ち味が存分に活かされることになりそうです。

 

 

山羊座は国家や企業や地域といった、わたしたちの社会的な集団を象徴し、そこに土星がルールを定めることで、継続可能な基盤を創り出します。

 

わたしたちが安定した毎日を送ることができるのは、この土星の恩恵だといえるでしょう。

 

 

土星はおよそ29.5年で12星座をひとめぐりし、前回山羊座を通過したのは1988~1991年頃になります。

 

当時は天王星と海王星も山羊座にあり、89年頭に土星・天王星・海王星がぴったりと山羊座で揃いました。

 

土星はわたしたちの社会的な基盤を強化しますが、天王星・海王星・冥王星の土星以遠の星たちはいずれも、土星を壊して、新しい時代へとわたしたちを進化させる目的があります。

 

ですから、土星・天王星・海王星がぴったりと揃うと、それは「いまあるルールや基盤を一度壊してから、より強固なものな作り替える」配置となるでしょう。

 

実際にこの配置が起こった1989年に起こったことは、昭和天皇の崩御、消費税の施行、天安門事件、ベルリンの壁崩壊、東西冷戦の終結、日経平均最高値からの翌年のバブル崩壊などです。

 

 

天王星と海王星の洗礼を受けながら、わたしたちの社会の基盤が大きく変わっていった前回の山羊座の土星期から、およそ27年ぶりに土星が山羊座を通過しようとしています。

 

しかし、ここでも冥王星がすでに山羊座に滞在しているため、2019年の3月頃から1年間ぐらい、ぴったりと土星・冥王星が共鳴する予定です。

 

冥王星は死と再生を司る星ですから、いまある基盤に、自然の成長に伴う大きな変化がもたらされることになるでしょう。

 

 

 

土星が山羊座に入る瞬間のホロスコープを作ってみると、太陽・金星と共に土星は8ハウスに入ります。

 

8ハウスは変容の部屋ですから、ここにも変化の兆しを見ることができるでしょう。

 

『変わる』というと反射的に怖いと感じる人もいるのですが、そもそも、わたしたちは生まれてから死ぬまで、あらゆる自然や宇宙の営みと共に成長し続け、そこには自然な変化が起こります。

 

知性を持っている人間は、他の動物たちと違って、文化的な面も進化させていくため、時代の新陳代謝も頻繁に起こるでしょう。

 

いくら変わりたくない、ついていけないと思っても、時代のほうが否応なく変わってしまいます。

 

 

土星は常にいまの時代にもっともフィットする基盤を目に見える形として、わたしたちに示します。

 

わたしたちにできることは、古くなったやり方を速やかに手放して、無駄を徹底的に省き、無理のない持続可能な環境を構築すること。

 

8ハウスに入る土星のキーワードは変容と経済的な自立です。

 

徹底した合理主義である山羊座は、結果の出ないもの、うわべだけでごまかしているものを容赦しません。

 

個人に責任を持つことをうながす星の影響で、陰鬱な圧力を感じることもあるでしょう。

 

 

ここで大切なことは、土星に寄り添っている金星にあります。

 

金星は愛と美を司る星ですが、ここでいう美しさとは、ありのままの自分でいること。

 

なにか違うものになるのではなく、自分本来持っている資質がのびやかに開花したときに、わたしたちは美しさを見出します。

 

目に見える結果が大事なときですが、それは無理してなにかをするのではなく、自分の持っているものをそのまま使い、活かして、成していくことなのでしょう。

 

ありのままの自分を開花させる、愛と受容がなければ、この山羊座の土星期は、ただ厳しいばかりの時期となってしまいます。

 

 

 

土星は個人にとっては、自己実現を助ける惑星です。

 

わたしたちは誰もが潜在的に自分の能力を使いこなして、自分だけの人生を創造して生きていきたいという欲求を持っています。

 

その実現を助けてくれるのが土星。

 

 

土星がおよそ29.5年かけて、個人のチャートをひとめぐりするあいだに、土星が通過する星座とハウスのテーマをきっちりマスターすることができれば、自分自身をより実用的な形に成長させることができるでしょう。

 

土星がどの星座とハウスを通過しているのかということに、もっと意識を向けて、その期間のあいだ、そこをしっかりと自分なりにフィットする形に整えることが大切です。

 

 

土星があるハウスへやって来たとき、そのハウスについて自分がマスターしていないこと、曖昧にしていること、見ないふりをしていることが浮き彫りになるでしょう。

 

それはときに不運な出来事として起こるかもしれません。

 

だけれども、それは本当に自分がマスターするべき責任から逃げていることを気づかせているに過ぎないでしょう。

 

自分をごまかし続けたい人にとって、土星は厳しい先生となりますが、本当に自分の人生に責任を持って切り拓きたい人にとっては、確実に実力を身につけることを助けてくれる最高のコーチとなります。

 

 

また、いかに表層的な意識が人生の責任から逃げよう、避けようとしたところで、わたしたちの本質は自分自身を現実世界に統合することを求めています。

 

ですから、逃げたり避けたりしたところで、何度でも似たような出来事が繰り返されていくばかりでしょう。

 

土星がやって来たことで、なにか望ましくないことが起こったととしたら、それはいま、自分がマスターしたいテーマを示しています。

 

そこにエネルギーを向けて、いまの自分にとって最適な形となるように尽力することで、必ずそれが得られるでしょう。

 

 

土星は通過する地点の基盤を整えます。

 

ゆるみがあるところは直すのに相応の時間がかかるかもしれません。

 

また、どんなに整った基盤でも30年に1度はメンテナンスが必要です。

 

ちゃんとチェックして、自分自身のホロスコープのすべての部屋が、いつも快適に整っていれば、いつも星たちが自分のために最適に働くようになります。

 

いま、土星が通過しようとしているハウスがどこなのかをしっかりと意識して、五つ星ホテルのようにどの部屋も美しく、人生の基盤を構築していきましょう。

 

 

星山羊座土星で占う2018年の課題

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星あなたの土星が示す人生のテーマ

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