2014牡牛座満月 ☆ 羽ばたく翼を錬金する | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

11月07日07:22に牡牛座の満月です


現在わたしたちの太陽は秋分時間を運行中。

そのあいだに起こる星の営みは、秋分のテーマを補完させます。

秋分の星のめぐりは『古い自分を脱して能力を最大限まで発揮し
地上に新しいカタチを創造すること』
をうながしていました。


2014秋分 ☆ 秋晴れの空に羽ばたく
http://ameblo.jp/light-side/entry-11927879043.html


今回の満月は14度で起こりますが、これは『錬金術の度数』です。

もっとも価値がないものを、もっとも価値あるものに変容させる
錬金術。

いったい、この秋に、わたしたちはなにを練成するのでしょうか?


牡牛座の満月は、5月のウエサク満月時にまいたテーマの実りが
得られるとき
です。

2014ウエサク満月 ☆ 宇宙が降りてくる
http://ameblo.jp/light-side/entry-11847055088.html


ウエサク満月のテーマは『わたしはこの人と一緒にいるべき?』
であり『誰かとの根深い感情的な問題に終止符を打つ』でした。

このテーマの最終的な結論を出すのが今回の満月です。


いま現在わたしたちは大きく進化する時期にきています。

思考や価値観、世界観などが時代と共にすごい速さで大きく進化
していくタイミングです。


しかしそのとき、わたしたちのなかには未知の領域へ飛び出して
いきたい欲求があるのと同時に、変わりたくない、既知の領域に
留まっていたいと強く願う感情があるかも知れません。


この世で絶対の真実は『すべてのものは変化する』です。

わたしたちは否応なしに進化し、変化していくもの。

そのとき進んで未知の世界へ飛び込むのかあるいは既知の
世界に留まろうとするのか
によって、わたしたちは無意識に、
他者にもそれを求めます。


すなわち、自分を進化させようとする人は、他者にも未開の可能
性を拓いて羽ばたくことを望み
自分を抑えこもうとする人は、
他者の可能性を握りつぶし、自分が掌握できる境界から外へ出る
ことのないように足を引っ張ろうとする
でしょう。


『うまくいくはずがない
無謀だ』
『やめたほうがいい
絶対に失敗する


呪縛は血族のパターンの中に、あるいは生まれ育った土地、または

社会の仕組みに巧みに織り込まれているので、わたしたちが未知の
領域へ飛び出そうとすると、内側で激しい葛藤が生じます。

『やめたいけれど、やめたくない
行きたいけれど、行きたくない
別れたいけれど、別れたくない


その激しい葛藤を振りきって未知の新天地へ飛び出す時期です。

『古い自分を脱して、地上に新しいカタチを創造する』

才能を100%惜しみなく捧げることのできる環境に身をおいて活動
すると、魂が深く充足するような、生きている実感と歓びが全身を
満たすことになるでしょう

能力を発揮することで得られる柔軟性と、揺るぎない自信。
それから、宇宙の恩恵。

わたしがどんどん『わたしそのもの』として生きるにつれて、宇宙
サイクルとの共鳴が高まり、物事が加速的に実現されていきます。



そのためにいま、怖れを超えて未知の領域へ飛び出し、みずから
進化し続けること……。


いま、あなたの置かれている環境はそれがゆるされますか?

あなたのパートナーや家族や仲間たちは、それを心から応援して
くれますか? あるいは足を引っ張っていますか?


また、あなた自身はどうでしょうか?

愛する人を、パートナーを、家族を、仲間たちを、諸手をあげて
成長に導き、未知の世界へ飛び出すことを応援できていますか?


蠍座の象徴するパートナーシップは深い関係のなかで化学反応を
起こすもの。

共に生きることで、何が起こるのか、わたしたちはその影響から
逃れることはできません。


本当にその人と共にいることが、お互いの魂の成長に望ましい?』


わたしの成長が妨げられているように感じるとき。

あるいはどうしても他者を自分の思い通りにコントロールせずに
いられないとき。


わたしの成長を妨げる相手の言葉に耳を傾けて、あるいは相手の
足を引っ張ろうとする自分自身の姿にジッと目をこらして。

その正体を見極める。

それは怒りか、嫉妬か、悲しみか、絶望か。
過去からのパターンか、怖れか、不安か。


それがなんであれ、その正体にがっかりしたにせよ、切り捨てず
高い自尊心をもって、受け止める。


『それは、わたしの手であり、わたしの足である』


影を切り捨て、どこへ羽ばたけるというのだろう。

片翼だけでは羽ばたけない。

絶望の淵。深遠の彼方。

対人関係のなかに見るわたしの影を拾い集めて、金へと錬成するか
役に立たない屑だと捨て置くのか。


最後の審判をくだす満月は、次の射手座土星時代へと続く布石。

これから来る2015年の火の時代に、どこまで大きく羽ばたけるのか。
わたしたちがいまここで、どれだけの影を金の翼に錬金できるのかに
よって、まったく変わってくるのでしょう。