2014山羊座満月 ☆ 光と影の境界に立つ | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

7月12日 20:24 に山羊座のグランドクロスの満月です


まもなく7月16日に木星が獅子座に移動
7月21日には逆行していた土星が順行へ。

7月26日には昨年12月から7か月半余のあいだ
天秤座に滞在していた火星が蠍座へ動きます

そして7月27日の新月は、獅子座で
太陽・月・木星が重なる特別なタイミング



新月までの2週間は、より多くの内面的なところでの
変化や、心の揺れ動きが予想されそう
です。

夏至のときに書きましたが、
この夏は日本の未来への分岐点となる時期。

真実を見ずに、反射的なパターンだけで対応していると…

二極の対立がますます深まり

ままならない現実ばかりが前面に押し出されます



2014夏至 ☆ 残酷な真実を冥王星の鍵で拓く
http://ameblo.jp/light-side/entry-11879335677.html


どのような情報や状況であっても反射的に鵜呑みにする
のではなく、感情的にパターンで拒否するのでもなく、
自分自身の中心に立って、ハートにやってくる感情を
ごまかさずに、自分と世界の真実を見ていきたい夏です。


昨年の夏から始まった、蟹座木星期・最後の満月です

わたしたちが「個」であると同時に、「全」の一部で
あることを理解する手がかりとなる12ハウスの満月。


さらに月は冥王星と共にあるため、「わたし」という
個の感覚や意見が、本当に自分の内側から生じたもの
なのか、他の誰かの影響なのか、その境目が薄くなり
自分でもよくわからなくなるかも知れません。

そもそもわたしたちが「わたし」と思っているものの
大半は、その時の時代背景や住んでいる土地、家族や
友達や師や上司、メディアや社会の影響で成り立って
いるでしょう。

しかし、わたしたちはその反射的な無自覚の影響力も
含めて「わたしはわたし」と自己認識をしています。



ぼんやりしているとメディアや有識者の「世論誘導」が
良心に訴えてくる感情や意見が、あたかも自分の意見の
ように感じられることもあるでしょう。


だけど、いかなる人の話や情報であっても、その背後に
あるものがなにか、気づいている必要があります


蟹座の太陽によって感情がさざ波立ちやすいときですが
感情の陰にも陽にも同化せずに、自分の中心から真実を
見つめていきたいときです。



今回の満月の配置は自分の内側にあるものをあぶり出します

不満やストレスがある人は、そのはけ口を見つけ出し
容易に怒りを暴発させることができるかも知れません。

悲しみがある人は、嘆きの対象を見つけ出し、
泣き続けることができるかも知れません。

あるいは、自分の真実に目を瞑っていたい人は、深く
物事を見極めずに、反射的な感情パターンのみでやり
過ごすことも可能です。


しかし、この星の配置が告げる真の目的は……

「現実に目醒めること」であり
「自分に革命を起こすこと」です


自分の人生をここまで導いてきた人は誰でしょうか。

成人前の子供ならともかく、成人以降の人生を構築し
ここまで連れてきた者は自分自身です。

もしいまの人生に不満があったとしても、心に感情の
重みを感じているとしても、それを科してきたものは
他の誰でもなく自分自身。


厳しい真実から目を逸らそうとするのは、現実逃避で
あり、それは自分の人生の責任からの逃避です。


もし、自分の人生と向き合うことができないのならば
そこに言い訳するのはやめて向き合えないのだという
ことに気づいていましょう。


過去から持ってきたもの、いままで見ないできたもの
気づかないフリをしてきたものが、じわじわ浮上して
くる可能性があるときです。


個人的なものから、大きな国家や社会のものまで。

それをなお、気づかないようにするか。
反射的に感情的に遠ざけようとするか。
自分で考えずに誰かの意見に追従するか。


わたしたちがこれまで学んできたもの
人としての叡智と精神の力を発揮するときです


対立ではなく、統合を、わたしたちは
学んできたのではないのでしょうか
陰陽


この夏は次々と隠されていた真実が
明らかになるかも知れません。

そのとき……

対立するのではなく、対峙するものから学び

避けてきた影としっかりと向き合い

怖れてきたものを見ることによって

わたしたちの世界は反転します
太陰大極図


感情に流されるのではなく、自分の心と対話して
真実から目を逸らさないように
その背後にあるものに気づいていてください。



表に見えるものと、その内側にある真実は
大抵の場合は、相反しています。


どちらにも肩入れせずに、両極を
見る視野を持つことが大切です。

自分自身に対しても、世界に対しても。

自分の中心から真実を見極め、光と影の両極を
統合し、新しい世界を創造する夏のはじまりです
星