船出の前に | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

昨日の夜から宮崎に来ていて、今日はワイオピピさん主宰の、オーラ・ソーマ・ティーチャー北條真理ちゃんと一緒に【夏至のスペシャルワーク☆インナーチャイルドと家族の座】というワークショップでした(^^)/

夏至、スーパームーン、そして明日の木星の蟹座イングレスという、ハートが最前面にやって来ている最中に、生まれ育った原家族と、自分の家系に焦点をあてて、それぞれに語り、体感するというワークでした。

水のサインに星が集まるのにふさわしい雨降りで、しっとりと味わい深く、心の深淵をそっと覗きこむような一日で。

おかあさん。

あるいは、おとうさん。

もうとっくに過ぎ去ったはずの遠い過去の記憶が、なぜいま、このときのわたしの心に介在するのだろう。

わたしの心にある、怒り。

あるいは、かなしみ。

または、手放しによく似た諦念。

それは本当にわたしから生じたものなのだろうか。

わたしが受け継いだものなのだろうか。

わたしたちは、こうして欲しい、と望んだものを、望んでいるカタチで受け取れるほうが稀な経験で、大抵は観念上、同じものを求めながら、手にするカタチが違うから、「違う、わたしが欲しいのは、これではない」と見誤るのではないかと思います。

だけれども、それはわたしの望んだカタチではなかったけれども、たぶんそれはそこに介在しているのだとも、思うのです。

なぜなら、わたしがそれを望んでいること、そのものが、すでにそれを受け継いでいる証でもあるから。

だからわたしたちは、それが「ない」と言う以前に、賢く、注意深く、眺めなければならないのかも知れないと、思うのです。

自分の視点だけでなく、家族のいずれかと対峙して、向こうの視点から眺めてみた今日のワークでは、その一端がすこしだけ、見えたかも知れません。

今年の夏は自分の持っている宝箱を開けて、惜しみなく使わなくてはいけない季節だからこそ。

感情を堰き止めている心のダムを開門して、自分も、親も、そのまた親の分まで、躊躇わずにドバドバ流して、新しい船出を迎えたい、木星移動の前夜です。

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