地上の星が輝く時間 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2013年06月26日 10:41 木星蟹座イングレス


12年かけて太陽のまわりをひとめぐりする木星が、まもなく蟹座に入宮して、1年ほどここに滞在する予定です。

この木星が蟹座に入った瞬間のチャートを作ると、これから来年の7月まで、わたしたちの社会で起こることの一端や、自分が社会で活躍するためのヒントを見出すことができます。

木星は拡大、発展の星で、意図を網の目のように張り巡らし、さまざまなものをどんどん受容していきます。

7月4日生まれのアメリカは蟹座で、これから1年、その影響力が広がることは想像に難くありません。

木星の入宮チャートを作ると、木星と重なる太陽の対向に冥王星があります。

これは人生において、どうしようもなく脇に置いてきた問題や確執や扱い難いものを解決するチャンス。

自分の内にある、世代的な連鎖ともつながっている深い悲しみや苦しみや怒りや慟哭を取り上げて瓦解する、トランスフォーメーションのときでもあります。

感情の塊が氷解するにつれて、個人の能力、野心、創造性は高まり、限界を超えて頂点に達することができるでしょう。

これは個人を超えて、世の中に対する影響力を持つようなタイミングでもあります。

天に煌めく星に憧れてきたわたしたちが、地上で輝く名も無い星となるときです。

本気で尽力することで、みずからの限界を超えた新しい創造の世界が開けます。

自分を色濃く出していくほどに、それに共鳴する仲間が集まって、何事もよりスムーズに楽しく豊かに広がっていくでしょう。

魂が歓びに満ちて充実するほどに輝かしい栄光がやって来ます。

しかしもし、わたしたちが、みずから輝くことを忘れてしまえば、これから訪れる強大なチカラの前に、やすやすと個人は粉砕されてしまうかも知れません。

とても大きな太刀打ちできないような平成の黒船が、どーん!とわたしたちの上に降りかかる夏。

そのチカラの前に屈するか、海賊となって自由の海へ飛び出すか。

マジョリティとマイノリティ。

巨大な本流を進むか、吹けば飛んで消えてしまいそうな支流を行くか。

天に向かってハートをひらき、宇宙の意識と共に、楽園をめざす海賊になるという進路を選ぶには遅すぎるかも知れない2013年の夏。

魂のささやきに耳を傾けて、海路を見失わないように、気をつけて航行してください。

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