2013年06月21日14:04 夏至、そしてスーパームーン
一年でもっとも昼の時間が長くなる夏至の日は、
ここから今後三ヶ月の流れを読み解くことができます。
2013年は世界各地で時代の転機となるような1年ですが、
わたしたちの日本は根底から新しく生まれ変わることが予想され、
それはこの夏にピークを迎えます。
夏至の2週間後に公示される予定の参院選、この選挙から3年、
蠍座土星期に起こると予想される徹底的な日本の改革……
経済、教育、防衛、労働、福祉、外交、憲法改正……占星術は
「雛形理論」ですから、天の星の動きが大きな社会と共鳴し、
大きな社会の動きがまた個人にも共鳴していきます。
国が徹底的に変わろうとするときには、わたしたちも
しなやかにその変化に合わせていくことが運勢の波にのるための、
過ごしやすさのコツなのかも知れません。
夏至図を作ると、夏の三ヶ月間はとにかく集中して
自分の才能を磨き上げていきたい時期といえそうです。
自分の光を内側に留めておくことは、自分のためにも
世界のためにもならないのでしょう。
自分らしさを惜しみなく出していったときに、
そんなあなたと共鳴する仲間が引き寄せられてやってきます。
水のグランドトラインは誰にでも、心やすらかに思いを
語り合い、共感してくれる仲間たちを与えてくれるでしょう。
自分の質を明らかにすればするほど、あなたと共鳴する星が
力強く輝き、同じ母船に乗って共に旅する者たちが集まって
くるときです。
そうして仲間を得たなら、
ゴールドラッシュへの航海のはじまりです。
人とかかわり、おたがいに研鑽しながら、自分の価値と
才能を磨き、自分の内なる光の種を発掘し、
表へ取り出していく時間です。
たがいに知識を吸収しあい、すばやく情報を集め、
知ったそばから試していき、どんどん実行する……
徹底的に自分を養成していくこと、その光で全体に
貢献していくこと、そうして満足のいく結果を得ること
までがひとつのプロセスであり、この三ヶ月のあいだに
起こることだといえるでしょう。
自分自身の光の価値を惜しみなく使うほどに、
共鳴する仲間が増えて、自分の居場所が広がっていき、
それが全体へ貢献する一滴のしずくとなります。
06月23日20:32の満月は楕円の軌道を描いている月が
もっとも地球に近づくスーパームーンで、
山羊座で起こります。
山羊座の月近くには冥王星があり、これはあなたの心のなかの
深いところに置いてきた感情を浮き彫りにするでしょう。
見たくない、感じたくないからと遠ざけて、扉を閉めて、
鍵をかけておいたはずの感情が、そのまま放っておいて、
なくなることは決してありません。
その感情が自分にとって心地よいものであれ、居心地
悪いものであれ、しっかりと感じきることが、夏至の
第一ステップとなるでしょう。
満月や星の大きな動きのたびに心が揺れたり、
体調が不調になったり、ネガティブに感じられるような
ことが多く起こったりするときは、肉体と心のケアが
足りていない可能性があります。
大地としっかりとつながって土地のエネルギーの恩恵を受ける、
しなやかで健やかな身体と。
誰よりも真っ先に自分の心に耳を傾け、いついかなるときでも、
世界中のみんなが敵にまわったとしても、自分だけは自分の
味方でいるという覚悟と。
それがあれば、天の星たちはどのような配置であっても、
あなたを活気づけるようにしか働きません。
わたしたちの身体は食べるもので作られていて、
食べたもので身体や思考も変化しますから、
自分の日常に対して意図を持つといいかも知れません。
自分の身体と心と仲良くつきあうことは、
星を活かすための大前提といえるでしょう。
わたしたちの身体を構成している細胞や遺伝子のなかには、
いまここに肉体を受け継がせてきた、たくさんの過去の
先人たちの記憶と思いも含まれています。
夏至のあと、まもなく蟹座に木星が入ると、
わたしたちは先人の思いを自分の身体に重ねて、
世の中に貢献していく時間がやってくるでしょう。