釜蓋朔日(かまぶたついたち)というそうですね。
地獄の釜の蓋がひらく日といいますか
彼岸と此岸のあいだの扉がひらかれる日
といいますか。
お盆の前からひらく直通路。
この言葉を知ったのは最近なのですが
以前から毎年7月1日を過ぎると
「ああ、地獄の釜の蓋が開いているなあ」
という感覚がありました。
わたしの住んでいる横浜では、お盆は7月なので
釜蓋朔日は7月1日ということになります。
毎年7月は、ちょうど太陽蟹座期でもあり
わたし個人と、累々と続いてきたその系譜
あるいは集合体の存在を色濃く感じます。
あれ、バウンダリーって、どうやって引くんだっけ?
というぐらい、わたしにとって、自分と他者と
集合との境界が曖昧になる時期でもあります。
前回の日記で書いたように
嵐の浄化週間を過ごしておりました。
http://ameblo.jp/light-side/entry-10954264172.html
といっても、それはわたしの内側での出来事。
表面的には至って平常に日々を過ごす
その内側で起こる、ハートのなかの物語。
満月を過ぎた三連休明けぐらいに
「あ、なんか抜けてきたな」という感覚が
やってきました。

自分の内なる影と向き合う旅というのは
たびたびやるのですが
今回は個人の影+家系のパターン+野辺送り
という感じで盛りだくさんでした。
あらゆる負の感情を体感するのでキツイけれど
どのような感情であっても
それをがっつりとハートで感じきると
昇華されていくのを感じます。
「感じたくない」と堰き止めてしまった時間を
ハートのなかで再生するのですね。
今年は本当に特別な年で
わたしたち個人と集合体の持つパターンを
クリーニングするような力強いエネルギーが
たびたび銀河からやってきているのを感じます

わたしたちはそのクリーニングの渦を通り抜け
不要なものをどんどん手放していき
身軽になることで輝いていくのでしょう。
死に呑まれる恐怖と
生きることへの怖れを
同時に感じさせられることの多い年ですが
「感じないようにしよう」と蓋をするのではなく
しっかりとハートで感じきって
そのうえで晴れやかに過ごしていこうと思います。