ライフウィズフラワーズ
志村美妻(みつま)です。
山梨・甲府と、新宿でフラワー教室をして17年が経ちました。6名様からスタートした教室も、今では、年間延べ1000人以上の生徒さんが来てくださるようになりました。
前職の塾講師の経験と、生花店勤務の経験、全てを活かして、LWF自宅教室経営スクールを立ち上げました。
本日から5日間、自宅教室経営のための教科書Part2を配信していきます。
Part2⑥〜⑩では、教室を立ち上げたけど、なかなか生徒さんが集まらない・収益に繋がらないと悩む先生へ。次のステップに進みたいと考える先生へ、ヒントとなることを配信していきますね！
⑥その教室は趣味？それとも仕事？
まずはご自分の気持ちを確かめて、再スタートを！
⑦現代の習い事の先生に必要な、3つのバランス
お花が好きだから、教えることが好きだから、だけではダメな時代
⑧教室を始めて3年。生徒さんが集まらないのはなぜ？
生徒さんに喜ばれ、必要とされているレッスンをしていますか？
⑨教室を開業して10年、20年の先生が困っている理由
20年前と今とでは全く違う世の中。変わる勇気と楽しんで学ぶ気持ちを！
⑩新時代の先生が身につけたいビジネスセンス
あなたに足りないものをチェックしてみよう！
今日は、「その教室は趣味？それとも仕事？まずはご自分の気持ちを確かめて再スタートを！」です。
自宅教室の先生は、そもそもご自分がそれを習っているとか、好きとかいう趣味からスタートしている方が多いですね。
趣味として習ううち、上手になって、お友達から教えてほしいと言われてレッスンをスタートしたり、あるいは、当初は小さかったお子さんが手が離れ、空いた時間を使って少しお金を稼いでみようかしら…と教室を始めた先生が多いと思います。
スタートは、そんな感じでもいいと思うんです。
でも、しばらく経つと、おそらく、それでは生徒さんを集めていくのが大変になります。
「わかってくれる人だけが来てくださればいい」という、“先生の趣味の延長”としてしてやっていく教室なら、そのままでいいと思います。
空いている時間に、生徒さんが1人でも2人でも来てくださって、一緒に物作りを楽しむことが目的、という教室も素敵ですから。
しかしながら、もし、先生が、
「きちんと生徒さんに集まっていただきたい」
「きちんとした収入をいただいたい」
と考えていらっしゃるのならば、やはり、ここで再スタートを切るべきです。
20年ほど前なら、
先生 ≦ 生徒さん
でしたが、今は、先生が本当に多くなりました。
少し前の、女性の企業ブームもあり、女性がお家で仕事をすることが、とてもしやすくなったことが背景にあります。
お花で言えば、ちょうどその頃、プリザーブドフラワーが登場しましたね。
生花だと扱いや仕入れがとても大変。スペースもそれなりに必要となりますが、プリザーブドフラワーなら、在庫を持つことも気にならないし、仕入れも簡単です。
比較的容易に、どなたでも自宅教室ができるようになったのです。
先生の中には、実はレッスンをすればするほど赤字という方もいらっしゃいます。
レッスンの食材は、“そんなにたくさん使わないから”と、いつもご家庭の食材と一緒に買い物していた…という、人気お料理教室の先生が、きちんと計算したら、毎月8万円の赤字経営だった！という話もあります。
そういう私も、数年前は、教室でお出ししていたお茶代をきちんと計算していなくて。
「ちょっとおもてなしする」つもりだったのですが、だんだん、生徒さんが増えたり、美味しいものを買うようになったり…で、ある年に経費として計算したら、本当に驚いたという経験があります(^^;;
先生たちは、生徒さんに喜んでもらうことが大好き。サービス精神も旺盛。自分が少しくらい損しても仕方ないかな、と考えてしまう方が多いのです。
さて、改めてお聞きしますね。
先生のお教室は、
「先生の趣味としてしている教室」ですか？
それとも、
「仕事としてきちんと収入をいただきたい」と考える教室ですか？
後者であるなら、ここで再スタートを切ってくださいね。
仕事として捉えて、夢中になって教室経営に向き合うって、本当に素敵なことです。
得た利益で、さらに魅力的な教室に育てることができ、より、たくさんの人と幸せな時間を共有できるのですから…！
明日からは、具体的にどう考えたらいいのか、私の経験と学んだことを元にお伝えしていきたいと思います。
皆さまのお教室の発展を、全力で応援しています！
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