少し前のことになりますが、
令和元年6月16日。
急遽思いもよらぬ大役を務めさせていただきました。
完全に裏方として動いていました。
が、
師匠katsuの突然の体調不良。
イレギュラーが立て続けに発生。
そして、
まさかの自分が講演することが決定。
最初聞いたときは、
『えっ？』となりましたが、
やると決まったことはやる。
それだけです。
ですが、
講演なんてしたこともなく、
100名の前で話したこともなく、
「恥をかく」のは目に見えていました。
白駒妃登美さんと師匠katsuさんの講演を楽しみにいらしてくれたお客様。
急遽変更されたプログラムにも関わらず、
大変有難いことにほとんどキャンセルは出ませんでしたが、
恐らく、
「弟子３人の講演を聴きたい」
と思って参加してくださった方は
ほぼいらっしゃらなかったと思います。
しかしながら、
師匠katsuの代役として登壇する以上、
unearth core（株）の代表として登壇する以上、
塾生代表として登壇する以上、
僕らを信頼してくれている方たちがいる以上、
目の前にお客様がいる以上、
信頼してくれる方々が「恥ずかしい」と思うような講演はしたくないし、そんな姿も見せたくない。
いや、
出来ない。
見せられない。
それが
『何かを人に伝える役割を持った人間の責任』だと思っておりますので、
せっかく頂いたこの機会、
これも天命と思って有難く
これまでの学びの実践の場にさせていただこう と、
師匠katsuに学んできたこの3年間を 実践する良い機会だ と思ったのです。
弟子とは言え、師匠katsuの弟子。
先に
「恥をかく」のは目に見えてました。
と書きましたが、
当たり前の通り、
これまで師匠から学び身に付けて来たことに
たったの一つも恥はないのです。
それに
僕らが話すことは、
「知って来たこと」ではない。
『やって来たこと』だから。
自分自身で、みんなで確かめて来たことだから。
そこは絶対的な確信があるのです。
とはいえ、
登壇する直前まで
『本当に大丈夫なのか…？』
『ちゃんと話せるのか…？』と思っていたのも事実。
でも、結局。
『僕らが出来ることしか出来ないから』
『いつも通りいきましょう！』
と自然とそうなった。
緊張はしていたけれど、
これまで師匠katsuさんから学び、
培って来たことには
絶対的な確信があるから
それが大きな支えになった。
支え というか、
『だってそうだもん』
という以外になかった。
実際、講演が始まったらどうなるか分からない。
だけれど、
『何とかなる』ということは確かだった。
なぜなら、
恥をかくことになってもいい。
否定されてもいい。
理解されなくてもいい。
そう思っていたから。
だからといって
「そうなってもいい」ということではなく、
それだけ
自分たちがやって来たことに、
自分たちが信じて来たことに、
自分たちが感じて来たことに、
自分たちが学んで来たことに、
『嘘偽りがない』と断言出来るからだ。
何をどう言われても、思われてもいい。
自分たちの姿が真実だから。
何でも来やがれ
である。
『人生を躍動させる歩み方』
僕らは師匠katsuさんに出逢って、
劇的に人生が変わった。
３人とも、katsuさんの学びで自分も人生も
信じられないくらいに変わった。
僕はkatsuさんに出逢ってなければ、
恐らく自殺していただろうと思う。
または死んだように生きていただろうと思う。
それくらい自分と世界を誤って捉えた人生を生きていた。
僕以外にも、
弟子、katsu塾生や男塾生に限らず、
katsuさんに出逢って
『人生が大きく変わった』
『命を救われた』って人は多いと思う。
僕はkatsuさんに出逢う前も様々なところで、
様々な人から、
様々なものを学んで来たけれど、
katsuさんは紛れもなく本物だった。
知識じゃない。
学びに本気で取り組み、
やって来たから分かるのだし、
やって来たから断言出来るのだ。
katsuさんの周りに人が集まるのはそのため。
本当に、その人もその人の人生も劇的に良くなっちゃうんだから。
魔法の力でも、スピリチュアルな能力でも何でもなくて、
言うなれば、『人』『人柄』『人間力』『人格』でしょうね。
katsuさんは自分以上に自分のことを信じて伝え続けているから、
僕もkatsuさんを信じる と決めた。
信じ貫いてやってきた。
その上で、
『人生を躍動させる歩み方』として、
今回お伝えしたのは３つ。
①自分を知る
②常識を疑る
③恩の力
これは最低限必要なことで、
僕自身も常日頃、向き合い、磨き、高めていること。
いつもやっていることを、
いつも感じていることを、
いつも通り。
言葉にしてお伝えする。
だから自然と言葉が出た。
いつの間にか自然といつも通りだった。
壇上から参加者の皆さんの顔を見ていましたが、
若輩者の話にも関わらず、
真剣に耳を傾けてくださりとても有難く思いながら
お話しさせていただきました。
特に塾生の皆さんは
僕らの成長している過程をいつも見てくださっているせいか、
特段温かい眼差しを感じ、
とてもとても有難く思いました。
講演が終わった後、
「いつも通りの3人で安心して聴いていられた。」
「立派でしたよ。」
というお声も掛けてくださり、
一先ずホッとしました。
今回の講演会の実行委員のメンバー。
中井ななさん
田中まさるさん
松尾憲子さん
岡部有希さん
益山真衣さん
岩村優子さん
祐佳さん
島崎里保さん
松本りょうこさん
倉富康恵さん
長井瑠唯さん
本河優子さん
磯野好絵さん
中庭麻美さん
古賀達彦さん
米丸亜希さん
ジョージ
坂内秀洋
様々なイレギュラーに柔軟に対応し、
一つの大きな目的に全員が一丸となり
それぞれがそれぞれに持った資質を活かしながら働く姿は
僕の目にはとてもカッコよく見えました。
決して仕事をやらされているのではなく、
一人一人が自分の仕事として取り組むこの組織は
現代にはなかなか無いものだと心から感じますし、
こんな人間たちを、組織を育てた師匠katsuさんは
本当に偉大な人物だと改めて感じました。
【人を育てる】ということ。
これは「伝える」「教える」だけではなく、
一人一人と本気で真剣に向き合い、
その本人が感化されるほどの『伝わる』ものがなければ成し得ないことと思います。
「なぜkatsuさんの周りにはそんなに人が集まるの？」
「なぜkatsuさんの周りの人はそんなにkatsuさんを慕うの？」
そんな声をたまに耳にします。
恐らく、
katsuさんをよく知らない方にとっては
異様にも映るほど、僕らはkatsuさんを信頼しています。
ですがそれは、
何よりもkatsuさん自身が僕らを信じて
本気で真剣に命を懸けて向き合ってくれていることを
僕らは知っているからです。
いや、知ったからです。
感じたからです。
感じているからです。
自分の魂に伝わってくるからです。
そして、
「信じる」と決めた自分を信じているからです。
これは、
「何を伝えてるから」とか「何を教えてるから」とか
「こんな方法だから」とか「こういう仕組みだから」とか
そんな浅はかな次元のことではなく、
人として尊敬し、憧れ、信頼しているからに他なりません。
理屈や理論ではないのです。
『信じている』のです。
そしてそれは、
『katsuさんがそういう人だから』
その一言に尽きます。
katsuさんはこう仰っていました。
今の時代、本気で真剣に生きたい人は必ずいる。
本気で真剣に生きたくても諦めてしまった人もいる。
諦めを持って生きていることが当たり前になってしまっている今の時代に
unearth coreは、
本気で真剣に生きる人たちが集まり、本気で真剣に生きれる場所なんだよ。
人間の希望の場所になるんだよ。
と。
今回、僭越ながら講演をさせていただきましたが、
何か一つでもご自身の人生に活きる学びをお伝え出来たのなら大変嬉しく思います。
講演会の副題にもあるように、
『一生は一個人が築く時代の礎である』
一人一人が今の時代に、そして未来の礎となる
大きく大切な役割があることを
自分事として受け止める機会になってくだされば幸いです。
僕自身もまだまだ未熟者ですが、
より良い未来の礎となるよう、
これからも日々時代の礎の一人として精進して参ります。
最後に、
今回の講演会を快く引き受けてくださり、
日本の歴史、日本の偉人の素晴らしい生き様を
参加者の皆様にお伝えくださった白駒妃登美さん、マネジャーの飯田さん、
この講演会を実現させるべく、
告知やお声掛けなどお力添えをしてくださった皆様、
講演会にご参加してくださった皆様、
塾生や学びの仲間たち、
これまでの歴史を築き上げてきてくれた全ての方々、
全てのご縁の上に今回の講演会を無事に開催、
実現することが出来ました。
厚く御礼申し上げます。
誠に有難うございました。
師匠katsuのおかげで今の自分があります。
今回は残念ながら登壇が叶いませんでしたが、
また改めてそのような機会を築いていきたいと思います。
皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます。
unearth core（株）
坂内 秀洋
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