こんにちは!
このシリーズではインテリアスタイル(テイスト)について解説しています。
インテリアスタイルとはインテリア全体の雰囲気のことですね。
(色遣いや家具のなどの素材や形状の違い)
「モダンインテリア」や「北欧インテリア」などは耳なじみがありますよね。
今回ご紹介するのは「インダストリアルスタイル」です。
インダストリアルとは「工業的」という意味です。倉庫や工場を彷彿とさせる、無骨で素っ気ない印象を受けるスタイルですね。「カッコイイ部屋」を目指すのであれば、選択肢の一つに入れたいスタイルです。
渋さという要素も個人的には感じます。
「いぶし銀」なんて言葉もありますが、いぶし銀のような金属の素材感を取り入れるスタイルは、とても渋くて深みのある空間を生み出してくれます。
【インダストリアルスタイルがおすすめな人】
・かっこいいインテリアにしたい
・倉庫のような雰囲気が好き
・鉄などの金属素材が好き
・奇麗すぎる素材感が苦手
・彩度の低い落ち着いた空間が好き
・ヴィンテージ感のあるアイテムが好き
・ブラック/ダークブラウン/シルバーなどの色が好き
【インダストリアルスタイルの特徴】
・倉庫的
・工場的
・未完成な要素
・レンガ
・コンクリート
・むき出しのダクト
・工場のような高い天井
・金属
・硬い印象
などが特徴として挙げられます。
写真を見ていきましょう♪
【例1】
配色はキッチンをブラックで統一して、カウンターとテーブルを彩度の低いブラウン系にしています。
ブラケットライトや奥のシェルフ、床をシルバー系にしていて、インダストリアルスタイルのお手本のような配色ですね。
椅子やテーブルの脚、キッチンの棚や照明も黒い金物を使っていて、しっかりと統一感をもたせています。
窓側の一部がレンガ調になっているのも素敵なアクセントになっていますよね。
やはりインダストリアルスタイルにはキレイ目なレンガよりも、くたびれた感じのレンガがよく似合います。
もっと無骨にしたい方は、床を荒れたコンクリート風にするのもおすすめです
※手軽に変えたいなら、東リの「CF4555」や「FS3002」などがオススメですよ☆
【例2】
出典:roomclip.jp
こちらはキレイ目にまとめています。奥のシェルフがカッコイイ♪
古びたマテリアルが少ないですが、配色が上手なのでインダストリアル感は出ています。
小物の配色も統一されていて素敵ですし、整えすぎていないところもインダストリアルっぽさが出ていてカッコイイですね
厳密にインダストリアルスタイルかというと違うかもしれませんが、あまりスタイルに囚われすぎるのも良くありませんので、こういったインテリアは個人的に好きですね。
イームズシェルチェアが違和感なく溶け込んでいるのも素敵です。
もっと倉庫感を出したい方は、白壁をコンクリート風にしてもいいですね
【例3】
住んでみたい(笑)かっこいいですよねぇ。
こちらもキレイ目なインダストリアルテイスト。配色が完璧。
ダクトのシルバーですらカッコよく見えてしまいます。イームズシェルチェアがまたもや登場。
ミッドセンチュリーの家具ですが、このスタイルにも違和感なく溶け込みますね。
とても参考になるコーディネートです☆
よりインダストリアル感を出すのであれば、正面の壁をレンガ風にしたり、床をモルタル風やコンクリート風にするのがいいですね。
※コンクリート風は先ほどの東リ、レンガ風壁紙ならサンゲツの「T30847」や「TH30845」などがオススメ。壁紙なので本物のレンガのような素材感は薄いので注意が必要です。
本物のレンガが欲しい方は、「STYLE STONE」や「Cera Core(セラコア)」などで探してみるのもいいですね。動画で施工の仕方も紹介してくれていますので、DIYにチャレンジしたい方にも親切です。
【例4】
出典:pinterest.com
画質よろしくないですが、かっこよかったので乗せさせてください。
インダストリアルテイストの特徴をほぼ網羅しています。
モルタルやレンガのくたびれた感じ、むき出しの配管、高い天井、配色、とても調和のとれた空間になっています。
ここまで高い天井の住宅は多くはありませんが、それでも一つ一つの要素は参考になると思ってご紹介しました。
もう少し温かみが欲しい方は木材の要素を足しても良さそうですね。例1のテーブルみたいなのでもよく合いそうです。他には以下のようなファニチャーが似合いますよ。
こういう感じの家具がオススメですよ。
いかがでしたでしょうか?
今回は「インダストリアルスタイル」についてお伝えしました。「カッコイイインテリアにしたい」という方は参考になるのではないでしょうか?
この記事が少しでもお役に立てばとても嬉しいです。
最後までご覧頂き有難うございます。
世界的に大変な年になった2020年ももうすぐ終わりますね。
2021年はすべての人にとって明るい年であることを願います。