このような仕事をさせて頂いている
備え持ったスキルがないと
やはり出来ないわけで
 
そのスキルを授かっている
ということは
当初は戸惑いと葛藤の方が
大きかった
 
やはり普通というか
ネクタイして
ビシッときめて
バリバリ英語使って
そのような生活に
憧れていたので
 
すべてが八方塞がりになり
この道に進むと
腹をくくるまでは
やはり時間もかかった
葛藤もあった
 
このようなスキルに対して
嫉妬を抱いている、
そのようなひともいる
ということは
知っている
 
当事者から言わせて貰うと
羨ましいとか
そんなもんじゃないから
 
厳しいことの方が
圧倒的に多いから
 
映画やドラマや
小説の主人公は
脚色されているから
かっこよくみえたり
するだろうけど
 
実際は、というと
そんなもんじゃないから
 
山のなか
森のなか
草ボーボーのなかに
はいっていって
 
フツーに汚れるし
汗かいて臭くもなる
 
動物たちの
うんこや排尿された
その上を歩くしね
 
受け応えして
依頼者に伝えていく
 
こうしなさいと
伝えられる作業を
黙々とこなしていく
 
1日12時間から13時間、
かなりの集中力も
求められる
 
喋り続けているから
口も乾く
 
うがみから帰宅したら
ぐったりもする
 
この仕事をさせて頂く、
その段階に持っていく為に
 
自身のうまりんのうがみで
莫大な数の御嶽や拝所を
廻らなければいけない
 
ただ霊感だのあればいい、
そんなもんじゃないから
 
琉球歴史もアカデミックに
取り組んでいかないと
複雑で難易度が高い
うがみは
取り組んでいくことは
出来ない
 
先祖代々受け継がれてしまった
負の継承、
その影響による
依頼者さんたちへの
心・精神面のサポートも
求められる
 
その知識も学ばないと
取り組んでいくのは
難しくもなる
厳しくもなる
 
多方面から
取り組んでいかないと
こなしてはいけない
 
やることが多い
 
霊感だのサイキック能力だの
ミーハー乗りでは
絶対にやれない
 
まじでね
 
依頼者さんたちが
落ち着きを取り戻し
健全な状態に戻っていく
 
その姿を
みさせて貰う度に
 
この仕事に
関わらせて貰って
よかった
 
心からそう感じ思う
 
その過程は1つ1つ
飛び越えることは
絶対に出来ないので
 
正直きついなぁとも
感じ思ったりする、
こともある
 
生身の人間だからね
 
でもやっぱりね
 
依頼者さんたちが
落ち着きを取り戻し
健全な状態に戻っていき
 
笑顔になる瞬間が
増えていく姿を
みさせて貰う
 
そのちかくに居させて
貰うことは
 
僕にとっては
なによりも
最高のギフトだから
 
それだから
続けられてきたし
 
これからも
続けていけるんだと
思っている
 
 
この道に進むと決意して

御嶽・拝所・竜宮神・カー
グスク・王族・按司の方々のお墓に
この道に進む為の
挨拶と許可を貰いに行く

自身のうがみで
廻りながらも

ほんとうに
自分のようなもんが
出来るんだろうか

ほぼ半信半疑というか
そのような思いを
抱えながらの
スタートだった

廻りながらも
やっぱり荷が重い、
とか

廻った後は
このような仕事は
引き受けないで

アルバイトをしながら
ひっそりと
暮らしていこう、
とか

仮に相談は引き受けても
うがみは断ろう、
とか

そのような思いが
大部分だった

最初のうがみが
放置状態の拝所、
その復活だった

物凄く緊張した

いきなりかよ、
そう感じ思った

その依頼者さんは
何人かのユタさんに
相談しに
行っていたようで

駆け出したばかりの僕には
依頼しないだろうなと、
そう思っていたし

もし、来たとしても
やっぱり荷が重いので
断ろうと思っていた

そんななか
僕にお願いしたいと、
その依頼者さんから
連絡がきた

ビビった

正直、断ろうかと
思ったけど

指導霊をはじめ

自身のうまりんのうがみで
廻って繋いだ
祭壇の方から

引き受けるよう
指示が来たので

ビビりながら
引き受けたのを
現在でも
はっきりと憶えている

うがみは勝手に
執り行うものではなく

御嶽や拝所等にて、
こうしなさいと
向こうから
伝えてくることを
指示通りそのまま
執り行っていく

勝手にはできない
もしそのようなことをしたら
命捕りになる

現在も依頼者さんからの
うがみのときは
緊張する

回数をこなしてきたけれども
やっぱり緊張はする

そのような緊張感は
大切だと
僕は思っている

そのような緊張感を
持てなくなったら
もうやらない方がいいと
僕は思っている

依頼者さんたちの人生をも
左右させてしまうのが
うがみはもちろんのこと
この仕事をさせて頂く上で
最も畏れ、多いところだから

来週辺りには
梅雨明けだろうと
言われている

また忙しくなっていく

1つ1つ 真摯に
取り組んでいく

改めて強く
そう感じ思っている
 
 
アメリカの大学までいったのに
頭おかしい
 
僕がユタだと知ると
 
あっち行けと、
手振りもされてきた
 
アカデミックに
取り組んでいこう
 
誤解や捻じ曲げられた
ユタというフィールド認知を
徹底的に変えていこう
 
その度に
強く感じ思ってきた
 
あれから5年
まだ、始まったばかりだ
 
 
 
 
 

 

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僕の人生のあらすじ 

主よ、あなたはわたしを究め

わたしを知っておられる。

 

座るのも立つのも知り

遠くから私の計らいを

悟っておられる。

 

歩くのも伏すのも見分け

私の道にことごとく

通じておられる。

 

わたしの舌がまだ

ひと言も語らぬさきに

 

主よ、あなたは

すべてを知っておられる。

 

前からも後ろからも

わたしを囲み

 

御手を

わたしの上に

置いてくださる。

 

その驚くべき知識は

わたしを超え

 

あまりにも高くて

到達できない。

 

詩編139

 

 

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