こんばんは。

ママと子どもにやさしい片づけ・Drawer Style。
キッズオーガナイザーの中村佳子です。

 

--------------------------------------------------------------

明日開催の 四国・高松 子どもの”できる”が広がる片づけ講座 。

ドタ参加もOKとのことです!

急に予定が空いた方もぜひぜひお待ちしております!!

--------------------------------------------------------------

 

 

今日はお隣の地域の中学校で

お母さん向けの片づけ講座を担当しました。

 

家庭科室にて30名ほどで大盛況!

 

 

半分地元な感じなので

友だちがいたり、高校ぶりの後輩がいたり

中1のときの担任の先生が教頭先生だったり(笑)

 

教頭先生は、私の顔見た瞬間、

「うわっ、久しぶり!メ――――――ン!」と(笑)

 

私、剣道部だったのですが

そんなことも、そして。名前もしっかり憶えていて

もう20年以上も前なのに、先生ってやっぱりすごいなー。

 

----------------------------------------------------------------

 

と、今日は学校繋がりというか

昨日ふとした会話から

「そういう子育て話、ブログに書いてみたらいいのにー」

と言ってもらったので書いてみます。

でもね、子育てネタって長くなるんです(苦笑)…今日長いです。

 

わが家にはこのブログにもよく出てくるように

小6と小2の男子がいます。

 

 

 

 

週末は毎日サッカーを習いに行き

なんなら平日も毎日サッカーで遊ぶ…みたいな

体力有り余る男子たちで

カテゴリー”やんちゃ”に在籍。

次男は”ちゃっかり”にも在籍。

 

 

 

 

 

となるとね…

さかのぼり、幼稚園から思い返すと

やった・やられた、色々とあるのです。

 

 

遊んでたらお友だちの鼻に手が思いっきり当たり鼻血…。

コマ回しの授業で張り切りすぎてお友だちの顔に当たる…しかも、目の近く…。

リーダーになりたい同士が同じクラスになり

キャラ被りのおかげで1年中何かとケンカ…。

「(遊びに)入れたげない」と言ったとか言わないとか…。

後日、当事者入れ替わりで言ったとか言ってないとか…。

 

 

こんなもんじゃないけれど

ブログに書いて差し障りのないのがこんな感じで(笑)

 

電話で済んだり、学校に行ったり、

行ったら先生3人待ってはったわ…なんてこともありました(苦笑)

 

 

基本、子どもの喧嘩には「出て行かない」と決めていますが

やっぱり呼び出されると行かないわけにはで。

子どもには「0:100」やと思ったらママにいつでも言って

少しでもお互い様な部分があるなら

もう1回自分で解決、頑張ってみてと言っています。

 

 

 

もう学校から電話が掛かってくるとまずはヤな予感。

 

「あ~、またなんかやったか~?」と思いながら話はじめ

今回はやられた方だとわかると

「やられた方ならお互い様なんで大丈夫ですっ(笑)」な感じで

話も半分みたいに正直なります。

 

 

 

しょーもない喧嘩の場合は適当ですが

これはもう入って整理した方がいいかなという場合、

親の任務としては”現状確認”が必須だと思っています!

というか、”現状確認”だけでいいと思っています。

 

 

いくら相手が相当のご立腹だろうが、

一度持ち帰って子どもの話を一から聞くことの重要性。

その場で子どもを呼び出して謝らしてチャンチャンで終わりたいところを

持ち帰る勇気を持つというのは

”やんちゃ”男子の母だからこそついたスキルのような気もします(笑)

スキルが付いたとでも言わないとやってられないーーー。

 

 

 

で、この”現状確認”が本当難しくて骨が折れる作業で。

 

 

小さなときは

泣いてて話が進まない…

ほんまにうろ覚え…

 

小学生になると

なんとかして逃げ出したい…

怒られたくないからしゃべらない…

みたいになります。

 

 

 

 

で、何回も事件が起きるたびに

きつく怒ってみたり、やさしく諭してみたり

甘いお菓子を食べながら聞いてみるとか

何かの雑誌で読んだようなことを試しながら

 

今は割と1つの方法で解決できるようになりました。

もう小6やけどね~…たどり着くまで長かった(苦笑)

 

 

 

それは”原因は1つではない!”と肝に銘じておくこと!

 

片づけも一緒なんですが

何かの起こったときの原因がたった1つに特定されるって

まぁ、ないのです。

 

色々複雑に絡みあってることを1つ1つほどいた結果

解決されていきます。

なので、いろんな角度から見てみる事が大事。

 

 

 

 

ということで、

1つの出来事を4つに分けて聞いて

”現状把握”していきますーー。

 

 

 

1.今でている話(先生から聞いてきた話)

 あっている(間違っていない)ことは何?

→ここの部分については(自覚もあるので)謝らないとだめだよね。と

 

2.今でている話(先生から聞いてきた話)

 「それは違う!間違っている!」と反論・訂正したいことは何?

→これはきちんと先生や相手に説明しないといけない部分だね。

言いたくないけど(笑)結構話を盛られてるパターンありますー。

結果、大したことちゃうやん!誰や話大きくしたん?!危ない危ないみたいな。

親子関係の面ではここ大事!

 

3.これからどうしたらいいと思う?

→解決策は子どもが自分で考えたものじゃないと

 提示されたものだと納得してないのでやらないこと多々あり(苦笑)

 

4.そもそもなんでそんなことしたの?

 相手の何が嫌でそんなことしたの?

→おまけ程度の質問だと思ってたけど、

この質問で急展開した事件があったので必須項目に。

 

 

この4点を整理するだけで

割と平和に全容を把握・解決に進みます。

先生に「一度ご家庭で話を…」と言われたときも後日報告しやすい。

 

 

 

 

結果だけを見て

「そんなことしたらあかんやん!謝りなさいっ!!」

なんて頭ごなしに言っても

 

子どもも腑に落ちない部分があると

「ごーめーんなさーいーー(って言っとけばいいんやろ)」的な感じになるか

「ママは何にもわかってない!!(号泣)」なことになるので

全く意味がない。

 

 

 

でも、整理してわけると

例えば、「俺は悪くない!!謝りたくなんてない!!」と言っていたとしても

 

「まぁ、確かに①の部分は謝らなあかんかも。」となります。

 

で、こちらも

『そやな。①の部分は謝らなあかんな。

でも、②の部分は納得してないんやったら

とりあえず、謝らんでいい。

1回ちゃんと説明してみよ。』

となります。

 

例えば、

「きつく言ったのは悪いと思う(から謝る)。けど、絶対に手は出していない!」みたいな。

なんでもかんでも『いいから謝りなさい!』からの「ごめんなさい」と

「きつくいったことはごめんなさい。」は意味も心底思ってるかも全然違います。

 

 

 

 

思春期男子には特に効果テキメンで。

「いっつもどーでもいいことでキーキー怒ってるママも

今日はなんかめっちゃ俺に寄り添ってくれてるー」

と思っているかは知りませんが(笑)

 

学校から電話かかってきて事件が起きてるのに

めっちゃ素直に話す長男と

良好な親子関係を今まさに築いてるような

貴重で不思議な意味のある時間になります。

 

 

冷静に話すってほんと大事!

きれいごとでなくて

胸ぐら掴んで「%#$%$%%’’&(&----!!」とかを

一通りやってみての率直な感想。

 

 

 

で、3は”まとめ”的な感じで。

子どもってわかっていても切り替えるのが難しい時もあるので

どうするかって行動を自分で考えるという部分。

 

 

そして、4つ目。

 

こちらの頭に血が上ってるときは(笑)

この4つ目を

「なんでそんなことするのーーー!?」と

1番最初に持ってきがち。

 

 

でも、いきなり聞いても

ほんとの気持ちはなかなか出てこなくって

1・2でじっくり話を聞いたその関係性の上で

聞くと本音がぽろっと聞けたりします。

 

 

以前、長男に事件が起きた時にそうやって最後に聞いたら

「Aくんのおかあさんが…おとうさんが…」ばっかりで

Aくんの名前が一切出てこないときがありました。

 

もちろん学校からはAくん本人との関係性の問題での連絡。

 

でも、ひも解いていくと

長男が戦っていたのはAくんじゃなくてその両親。

 

 

もうね。

「えーーーーーーー!」ですよ。予想外すぎて。

 

となると、Aくんにつらくあたっていたことはお門違いで

長男も悪いとわかっているのでそれはすぐに謝る。

でも、原因となってるその両親とのことは

誰も気づいてないからもっかい話そう!

と一気にするする解決するのです。

 

 

子どもの頭の中って

大人が思っている以上に色々感じて考えてしていることに

気づかされます。

 

 

と、魔法の4つの質問みたいになりそうですが

あくまでもこれはわが家の場合なので

お役に立てれば幸いです程度に。

 

ただ、この4つの質問をスムーズに進めるために

最初に子どもに言っておかないといけないことがあります。

ある意味、自分自身(親)のためでもあるけど。

 

ちょっと長くなりすぎたので

次回につづきますー。

 

 

今日みたいな子育てネタも盛り込んでいる初著書を出版しました!

『男の子が ひとりでできる「片づけ」』(KADOKAWA)

(Amazonレビュー:ご感想をUPしていただけるとうれしいです!)

 

■書籍詳細はこちらから■

■本日発売!『男の子がひとりでできる「片づけ」』(KADOKAWA)を出版しました!■

■《本日発売・目次公開》モノだけ片づけてもバタバタはなくならない!だから”暮らし”を片づける■

■2020年学習指導要領改訂やAIの発達で必要になる”考える力”を片づけで身に付ける■

 

 

 

 

 


 

 

フォロワー3,000人突破しました!フォローして頂けるとうれしいです!

 

 

⇓「読んだよ!」のポチッとをしていただけるととてもうれしいです


にほんブログ村

 

 

≪お困りの方はぜひご相談ください≫

■”PTA・幼稚園での講座、今年も変わらずご依頼お待ちいたします”宣言(笑)■

学校以外のイベントなどのセミナーも大歓迎です!

お問い合わせ・ご依頼、ありがとうございます!!

≪講座・イベントのご案内≫

■ライフオーガナイザ-認定講座■

 

■その他■

□11/8㈭ 四国・高松 子どもの”できる”が広がる片づけ講座 

□11/11㈰ 神戸三宮 あいうえおかたづけ 親子講座(小学生親子向け)

□11/17㈯ 福井県 共家事促進イベント「さぁ!共家事を始めよう∼夫婦でつくる心地よい暮らし

        家族の”できる”が広がる片づけ講座

 

□11/18㈰ 神戸市北区 幼稚園 講演

□11/19㈪ 大阪グランフロント パナソニックセンター大阪「くらしの大学」

      「“考える”力も育める!子どもが一人で出来る片づけ講座」

□11/27㈫ 広島 男の子がひとりでできる「片づけ」出版記念セミナー